「バシャール」(地球外生命体)との対話
■おはようございます。紀藤です。
お盆休みの時期に入ってきましたね。
お休みをとられている方も多いのでしょうか。
心なしか、世間が休みモードに
入っているような気もしますが、
今日も楽しく、がんばっていきましょう。
■さて、今日はちょっと不思議なお話を一つ。
1987年頃に出版された
『バシャール』
という本があります。
あるお勧め本のまとめをしている雑誌か何かで、
「10年先にも残しておきたい本」というテーマで、
この本が紹介されていたのが、私が手に取ったきっかけです。
ドラッガーのマネジメント論や、
コトラーのマーケティング論の話が並ぶ中、
この「バシャール」は紹介されていました。
さて、ではこの本、何がテーマなのでしょう。
実は、
「地球外生命体(宇宙人)とのお話」
についてなのです(!)。
■ちなみに「バシャール」というのは、宇宙人の名前です。
1987年、ダリル・アンカという方が来日し、
その人を通じてバシャールと、当時の学者、音楽家、劇作家、女優などなど、
著名人を含む多くの人々が話をする、というセッションが開かれました。
その内容を記録したのが、
「バシャール」という全八巻にも及ぶ本。
(この話は当時、新聞などにも載って非常に話題になったそうです)
■内容を読んでみると、
「地球外生命体の存在」から始まり、
「別の宇宙」の存在、「輪廻転生」、
「ムー大陸の浮上」、「UFO」、「バイブレーション」、「神と人間」など
人によっては信じがたい話のオンパレード。
しかしながら信じる、信じないは別として、
87年の当時書かれたときから、
90年代後半から始まるインターネット革命や、
2000年に入ってからの世界の様相をズバリ言い当てているのは、
非常に不思議。
どちらにせよ、87年当時に比べて、
恐らく比較的受け入れやすいのではないかと思います。
(なぜならば、”働き方”に対する考えなど今となっては
当たり前のことについても”目指すべき姿”として書かれているから)
■このお話が本当かそうでないかは、
正直どちらでも構いません。
しかし、私が興味深く、
面白いと思ったことが、そんなバシャールに対して、
ある人が質問をしたときの回答です。
ある方がこんな質問をしていました。
質問者
「今、仕事があまりうまくいっていなくて…
どうするのがいいんでしょうか?」
物凄く現実的な質問です。
これに対して、バシャールは答えます。
バシャール
「今、自分に出来ることに集中することです。
行動を起こすことによって、変化が必ず出てきます」
とのこと。
なーんだ、至って普通のことじゃないか、とも思います。
しかしながら、私が思ったのは、
宇宙船の構造とか、星のエネルギーとか、
生まれる理由などを語る宇宙人が色々信じがたい事を言っている中、
結局、大切なことは、
『今できることを、すること』
という、誰もが耳にしたことがある原則的な話になるのだな、
というところに、妙な納得感を覚えてしまいました。
■「7つの習慣」でも、
これと似たことをお伝えしています。
それは、人生をより豊かにするためには、
自分のものとして生きるためには、
【”影響の輪”に集中することが大切である】
という言葉です。
まず、自分自身の人生を切り開く土台となる考えとは、
『”影響の輪”すなわち、「今できること」に集中すること』
であるということです。
■宇宙人がいてもいなくても、
どちらを信じるのも人それぞれ。
ですが、一つ言えることは、
結局、何かを求めようとするのであれば、
指をくわえて見ているだけでなく、
「自分ができること」
に意識を向けて行動することに他ならないのだろうな、
と改めて感じた次第です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日も素晴らしい1日になりますように。