100点を狙って行動するのではなく、20点でいいからとりあえずやってみる
(今日のお話 1653文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は三件のアポイント。
並びに、3年前からお付き合いさせていただいている
某保険会社様の女性社員向けに、
「ビジョナリーウーマン」研修の実施立会いでした。
M社の皆様、全国からお集まりいただき、
ありがとうございました!
皆様の、お役にたつことを心よりお祈り申し上げます。
*
さて、早速ですが。本日の話です。
実は、昨日の研修の最後に、
講師がこんなお話を、受講生の方に伝えていました。
「今日、色々と感じたことがあるかと思います。
ぜひ、来週から、いや今週から、
思ったことをすぐに行動してくださいね。」
受講者の皆さんリアクションは、
まあ、まちまちでしたが(苦笑)、
「このことは、本当に重要なことであるな」
と後ろで聴きながら、
しみじみ考えておりました。
ということで、今日は、
「行動すること」の大切さについて、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
タイトルは、
「100点を狙って行動するのではなく、
20点でいいから、とりあえずやってみる」。
それでは、どうぞ。
■唐突ですが、
私の1番の趣味は、テニスです。
そして先日、
テニススクールで一緒になったあるメンバーが
練習について、こんな話をいっていました。
「なかなか練習する時間がないけれども、
ちょっとでも上手くなりたいと思っています。
だから、最近、素振り10回をするように決めました。
何で10回にしたかっていうと、
50回とか100回と決めると気持ちが萎えてしまうので、
10回にしています。
10回やってみると、結構やる気になって、
もうちょっとやろうかな、となり、
結局20回、30回、50回とできて
いい練習になっているんですよ。」
■この話を聞いたとき、
”これこそが、人が継続的に成長するための、
大きなヒントである”
と、何気に思ったのでした。
思うのですが、基本、人とは、
プレッシャーがかかることや、
大変な事は後回しにしたくなる生き物。
いくら研修や、また、
人からいいハナシを聞いて、
「新しいことをやろう!」と決めたからといって
最初から、重たい目標を設定していたら、
続くどころか、始めることすらできない。
だから、何か新しいことを始めようとするときは、
”できるだけ負荷が軽い”
ことが重要なのです。
すなわち、
【100点の行動を目指すのではなく、
弱小の20点の行動でいいから、
とにかく第一歩を踏み出す】
これを基本スタンスにすることこそが、
大事である、と感じるのです。
■実は、私のこのメルマガもそうでした。
今でこそ、ある程度の分量と、
内容についても、駄文ながらも、
ある程度のクオリティーを保てるようになった
(ように思っていますが汗)
最初の頃のメルマガは、
本当に、ひどいものでした。
ありきたりの研修コンテンツについて、
面白みもない話を、つらつらと書き連ねていただけ。
あまりにつまらなすぎたのか、
何の前触れもなく、お送りしていた方に、
「送るな」
とだけ返信いただいたこともありました(汗)
が、
”20点でもいいから、続けることに意味があるのだろう”
と思っていたがゆえに、
いいメルマガがかけなくても、
「残念ながら、自分はこんなもんだ」
という、良い意味であきらめを持ち、
ただ粛々と、ひたすら続けることを選びました。
ですが、20点クラスでも、
ひたすら薄紙を積み重ねると、
少しずつ力が上がるのです。
そしてそれが、今に至っているように感じます。
■メルマガを始めて、本日で第1226号となりますが
今でも、ネタが浮かばず、
「また同じようなこと言ってるな」
「20点とは言わずとも、30点ぐらいだな」
と思うこと、よくあります。
でも、
10回中1回だけやって100点をやるよりも、
とにかく粛々と30点をやり続けたほうが、
最終的に得られる点数は多い、
そう思います。
大した行動でなくてもいい。
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100点の行動じゃなくても、
20点の行動だとしても、とりあえずやる
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こと、これが大事なのです。
苦なくできるレベルから始めて
ひたすら繰り返す。
これこそが、
人が成長する法則であると思うし、
成長のための大切な思考習慣である、
そんなことを改めて思った次第です。