ちょっとだけ先を進む人へ教えを乞い、見えない世界を先取りする
(今日のお話 1714文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、3件のアポイント。
並びに、仕事終わりに、
8月末のトライアスロンに向けて、
購入を検討していたバイク(自転車)を、
ようやく購入いたしました。
インターネットで買ったため
まだ、これから届くのですが、
我ながら「なかなかいい買い物をした」と思いました。
今日は、そのバイクの購入のプロセスの中で
ふと感じたことについて、
思うこと、並びに学びを皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
「ちょっとだけ先を進む人へ教えを乞い、見えない世界を先取りする」。
それでは、どうぞ。
■「トライアスロンに出場する!」
と思いつきで言い、
申し込んでみたものの、
現段階でほとんど準備出来ておりません。
あと2ヶ月にも関わらず、
まだ、自転車は私が持っている
街乗り用の普通の自転車だけですし、
海で泳いだこともなければ、
ウェットスーツも持っていない、
そんな状況でございます。
大丈夫だろうか?
と、自分で自分に
ツッコミを入れつつも、
トライアスロンで使う「自転車」が
私からすると、目玉が飛び出るほど高く、
おいそれと決めることができない、
そして右往左往悩んでおりました。
(普通に買っても20万円位、
いいモノだと軽く100万円を超えるなど、
もはや、車です。)
■そして購入するにあたり、
インターネットや、店員さんに聞いてみて、勉強します。
例えば、
・カーボンとアルミの違い
・コンポーネント(ギアなどの自転車中心部分の違い)
・ブランドごとの特徴
・エアロバイクと、ロードバイク、トライアスロンバイクの違い
などなど。
しかし、あらゆる領域について言えることなのですが、
『自分で調べられることには限度がある』
もの。
いくら自分で想像してみても、
実際、やってみないことにはわかりません。
(当たり前ですが)
ある一定領域まで行くと、
一般論を言うインターネットの情報や
何かそれぞれが意図を持つ店員さんなどに聞いても、
堂々巡りで、時間だけが経ってしまうわけです。
■そんな時に、いろいろ考えて
私のモヤモヤを一発で解決してくれたのが、
『ちょっとだけ先を進んでいる人のアドバイス』
でした。
ここでポイントなのは、
「ちょっとだけ」
というところ。
スゴすぎる人の意見は、
自分より遠くて、イメージができないのです。
でも、「トライアスロン何回か出たよ」
という人の意見のほうが、イメージがしやすい。
例えば、
「自分は、トライアスロンバイクよりロードバイク派。
なぜならその後、ロードレースにも出たくなったから
自分が紀藤さんの立場だったら、ロードバイクかな」
「ギアは11速を選んだほうがいいかも。
トレンドがそうなっているから、これから、装備を買いたくなったとき、
絶版になっている可能性があるかもしれない」
「結局、自分がのった時にかっこいいと思えるか、
テンションが上がるかどうか、が大事なポイント」
などなど。
そんな
『ちょっとだけ先を進む人のアドバイス』
これが、私の想像力を広げ、
「見えない世界を先取りする」材料になった、
そして良い意思決定ができた、
そう感じさせてくれたのでした。
■そして、この一連のプロセスから、
思うことがありました。
先ほどもお伝えした通り
人は、体験してないことは、わかりません。
しかし、毎回失敗したり、
堂々巡りをしたり、時間をかけるのも、
少しもったいない。
だからこそ、あらゆる分野において
それがトライアスロンのバイクの選び方であれ、
仕事のコツであれ、
趣味のテニスの上達の方法であれ、
【「言えない世界を見る」ために、
ちょっとだけ先を進む人に、教えを乞う】
こと、とても大事なのではないか、
そのように思ったのです。
やはり「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」なのです。
そして、同様に、
自分の周りに、少し自分の後ろを歩む人がいたら。
「私の知識なんて大したことない」ではなく、
むしろ、積極的に教えてあげたいもの。
”大したことがない”レベルだからこそ、
後を進む人にはわかりやすかったりすることも、
あると思うのです。
誰もが、生徒であり、そして先生です。
そして人は人の関わりの中で生きていくので、
そんなふうにして、「学びの相乗効果」を、
組織でも、プライベートでも大切にしながら
自分の世界を広げていきたいものですね。