「思考の生活習慣病」に気をつけよう
(今日のお話 1473文字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
先日金曜日は、3件のアポイント。
並びに夜は、妻と共に
「各々の目指す生き方」について、
新宿にて真面目な討議をしておりました。
夫婦間の会話が、最近急激に
暑苦しくなってきております(汗)
*
さて、早速ですが本日の話です。
先日、とある福祉施設を運営している代表の方と、
”人材育成”についてディスカッションする機会がありました
その際に、やはり大切なのは、
「考え方・姿勢・言葉遣い」
などであり、遅かれ早かれ、
それらのものは結果に必ず影響してくる、
そんなお話で盛り上がっておりました。
今日は、その話について、
「”思考の生活習慣病”に気をつけよう」
というテーマで、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■先述の福祉施設の代表は、
こんな話をされていました。
今の現場を見て
いわゆる「問題がある」とされる人について。
例えば、こんな言葉を使う人。
「私は悪くない、〇〇さんが悪い。」
「あんなひどいこと言うなんて、ありえない」
「自分の意見言うなんて、とてもじゃないけど無理。
そんなこと言ったら、どんなこと言われるかわからない」
「私はなくて、〇〇先輩が言ってくださいよ」
こういった言葉遣いをする人、
すなわち
”「他責」の言葉を使う人”
を言うのは、遅かれ早かれ
必ず仕事でトラブルや、
悪い影響や、己自身の不調などが起こってくる、
そんなお話でした。
■それは、ふとした瞬間の
何気ないたった一言かもしれない。
たまたま勢いで出た、言葉かもしれない。
しかし、上記のような言葉が、
無意識に出てしまう人というのは、
「思考が、自責でなく他責」
「思考が、くれくれちゃん」
(=〇〇してくれ、と、すぐ相手に求める人)
「思考が、でもしかちゃん」
(=でも〇〇だし、、とか、〇〇しかない、とネガティヴな部分をあげつらう人)
という癖が、思考の奥深くにある。
だから、そのような言葉が出てくる。
つまり、それは
「思考の生活習慣病」
ともいえるのでは?
というお話でした。
■すなわち、
・甘いものを食べ過ぎて血糖値高い
・全然運動せず油ものはばかり食べてぶくぶく太る
・食べるものはラーメン、チャーハン、餃子、牛丼(野菜なし)、おやつはピザ
のような、「生活習慣病」が
思考にも同じことが言える、ということ。
「生活習慣病」が、
血液をドロドロにし、
血糖値を高め、脂肪を増やし、
そして、結果
脳梗塞、がん、心筋梗塞
などの悲しき症状を引き起こすと言われるように
『思考の生活習慣病』も、
私たちの心身に、
必ずや、悪い影響与えるものです。
・くれくれちゃん
・でもしかちゃん
になっていれば、
上の中の足りない所にばかり目が向き、
自分は被害者だ、と言う気持ちも大きくなっていき、
日々がどんどん楽しくなくなっていく、
どんどん辛くなっていく。
こんな結果になり、
最終的には、顔付きが悪くなったり、
働くこと、生きることが苦痛になったり、
そんな、望ましくない結果を引き起こしてしまうのでしょう。
■だからこそ、私たちは、
食べるものや、
運動などに気を使い、
生活習慣病予防するのと同じように、
”「自らの思考の生活習慣」がどのようになっているか”、
ということにも、
もっともっと意識を向ける必要があると思うのです。
目に見えなくても、
じわりじわりと自分に影響与え、
それが自分の将来に、深く関わってきます。
だからこそ、生活習慣病を防ぐとともに、
より良い生活習慣を身につけ、
自らを上向きの螺旋階段に置いておきたい、
そのように思った次第です。