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1205号 2017年6月2日

自然と触れる、旅に出る。「転地効果」でストレスが解放される

(今日のお話 1443文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
並びに、外資系企業の研究開発の皆様に対して

「ストレスマネジメント研修 『アンサンブル』」

の実施でございました。


ちなみに、研修会場は、
”ある日本庭園”の中に佇む、趣漂う施設でした。

松の木、池、五重塔、青く光る芝。
都内にこんな鳥がいたのか、と思わせる雄大な鳥、

そんな環境下での

「ストレスマネジメント研修」

は、非常に気持ちも解放され、
その名にふさわしい、充実した時間になられたご様子でした。


むしろ研修内容以上に、

”日本庭園の醸し出すエネルギー”が

「ストレスを解放」したのではないか、
そんなことすら思えるほど。


改めて「環境」の大切さが、
心に染みた次第です。



今日は、そんなお話も含めて


「自然と触れる、旅に出る、外に出ると、ストレスが解放される」


というテーマで、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。

■大手旅行会社で働く知人が、
以前、こんな話を聞かせてくれました。


それは、

『旅行がもたらす”転地効果”』

という話。


「転地効果」とは、
その字のごとく、

”転地 = 場所を変えること”

によって、心理状況が変わり、
多くのメリットがもたらされる、

という効果のことです。


例えば、

・社員旅行で、みんなで海外に行くと、途端に仲良くなれる

とか、

・景色が美しい山に登ると、心が解放された気持ちになる

とか、

・キャンプ場で火を見ていると、
 普段話せないような恥ずかしいことも自然と話せてしまう


そんな不思議な効果を感じてしまう、
という話。

(皆様もご経験があるのではないかと思います)


言ってしまえば当たり前なのですが、
こう言葉にすると、

「確かにそうだよな。環境を変えるって大切だよな」

と思えてくるもの。

ですから、旅行会社の営業の方も、
この「転地効果」がもたらすメリットを、

”旅先での企業研修”を勧めるトーク

として、使うことも多いとかなんとか、
なんて話も聞きました。



■ちなみに「環境」がもたらす影響については、
こんなお話もあります。

”日本の頭脳”と称される
日本を代表する経営コンサルタントとして大前研一氏。

彼は「人が変わるためには、次の3つしかない」と言います。


1,付き合う人を変える

2,時間の使い方を変える

3,住む環境を変える


この3つである、と。


ここでも、やっぱり
「3. 住む環境変える」という、
環境の話が出てくるのです。

「住む環境を変える」というと
引っ越しということになりますが

そこまではいかずとも、

”「自分の身の回りにある景色」が変わると、
  自分の心境も変化していく”


この原則は、
間違いなくあるのだろう、と思うのです。


■普段、

山に登ったり
海で泳いだり、
川に入ったり、

自然と触れ合うような趣味を持っている人以外は、

なかなか日常の喧騒の中、
「外に出る」ということも、
少なくなっているのかもしれません。


しかし、

【「転地効果」は人の気持ちを変える】

ものです。


場所を変えると、
感覚が変わり、気持ちも変わってきます。

ストレスが多い世の中、
なんて言われますが、

日々、モチベーションを保ち続けるためにも
自分のリズムを整える習慣を見つけるためにも

ぜひ、


======================

自然と触れる、旅に出る、

「転地効果」で、ストレスが解放される。

日曜日は、外に出よう!

======================

ということ、お勧めさせて頂きたいと思います



ふとした偶然で、日本庭園内の研修が
かくも素晴らしいものだと感銘を受け、

そう思った次第です。

【本日の名言】 いつでも大空が、自然の果てしないものが私を引きつけ、
喜びをもってながめる機会を私に与えてくれる。

ポール・セザンヌ”

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