「負けないで」、と何回も言われるから、負けない気持ちになる
(今日のお話 1563文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
金曜日は、2件のアポイント。
並びに、社内業務などでした。
さて、本日5月27日。
スマートフォンのニュースアプリで、
こんなニュースが届きました。
「5/27 ZARDの坂井和泉さんのメモリアルイベントが六本木にて開催」
というもの。
まったく、個人的な話なのですが
私は、学生時代、ZARDの曲が結構好きで
よく聞いておりました。
そして、本日5月27日は、
このZARDのボーカル坂井和泉さんの
10年目の命日ということでイベントが行われている、
そんなニュースでした。
今日は坂井さんのご冥福を改めてお祈りするとともに、
ZARDの名曲に絡めて、「言葉の大切さ」について、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
タイトルは、
”「負けないで」、と何回も言われるから、負けない気持ちになる”。
それでは、どうぞ。
■ウルトラマラソン100キロから
1週間が経ちました。
ようやく筋肉も完全回復し、
想い出も過去のものになりつつあります。
(今日で、ウルトラマラソンネタは終了したいと思います。)
100キロ走るのは、
今思い出しても、かなり辛いものがあり、
特に後半は、気力との勝負でした。
そしてそんな中、
心の支えとなってくれたのが、
「音楽」
でした。
■実際、レース前から、
後半は心が折れそうになる事がわかっていたので、
自分の心を支えるために、
”70キロ地点から、心を励ます曲リスト”
を作成していました。
例えば、
・tomorrow (岡本真夜)
・ランナー(爆風スランプ)
・終わりなき旅(ミスターチルドレン)
・それが大事(大事マンブラザーズ)
・どんなときも。(槙原紀之)
などなど。
できるだけストレートな、
心を励ましてくれるようなラインナップを用意しました。
しかし、蓋を明けてみれば、
結局聞いたのは、
『負けないで』(ZARD)
のみ。
これを、延々100回リピートして、
ゴールまで走り抜けました。
おそらく、ウルトラマラソンの完走に、
坂井泉水さんの『負けないで』が貢献した割合は、
かなりのものである、
今振り返ってもそう思います。
■マラソンの70キロ地点になると
体力の限界に近づいてくるため、
「心が丸裸になる」
感覚が生まれます。
ちょっとした刺激でも、
そのまま受け止めてしまう心境になる。
そんな時、
「♪負けないで もう少し 最後まで走りぬけて」
「♪負けないで ほらそこに ゴールは近づいている」
と、まっすぐに、透明感のある
坂井さんの歌声にのせて伝えられると、
心が動くのです。
本当に
「ゴールが近づいている!」
「ぜったい負けねぇ!」
と、心の底からエネルギー沸くのを
感じるのです。
そして、ちょっと目頭が熱くなるとともに、
実際に、身体が軽くなる。
本当に、走るスピードが、早くなるのです。
■すなわち、このことから思うこと。
それは、
”『言葉』とは、「感情」に影響を与え、「結果」にも影響与える”
ということ。
そう、強く思うのです。
【「負けないで」と何回も言われるから、「負けないぞ」と思うもの】
なのです。
それくらい、言葉とはパワフルで、
スゴいツールである、そのように思うのです。
ちなみに「7つの習慣」でも、
第一の習慣 主体的である において、
「主体的な言葉を使う」
ということが、
”自分の人生を、自分でコントロールする”ために、
”感情を、自分でコントロールする”ために、
とても重要な習慣である、と伝えています。
自分を、人を励ます言葉。
自分を、人を勇気づける言葉。
自分に、責任を持たせる言葉。
これらの「言葉」は、
自分の感情に影響を与え、
行動にも影響を与えます。
「〇〇だったら」「〇〇さえよければ」
と「タラレバ」いっていると、
行動も”他責”になり、運気が逃げていきます。
使う言葉は、子供だましのようですが、
極力、前向きでいきましょう。
「負けないで」「ゴールは近づいている」に加え、
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「〇〇しよう」「とにかくやってみよう」
主体的、前向きな言葉を使う
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こと、当たり前ながら、
お勧めさせていただきたいと思います。
本当に、侮れません。