「あれから何日」より「あと何日」のスタンスが、自らを高みへと連れてゆく
(今日のお話 1801文字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は一件のアポイント。
並びにミーティングなど。
日曜日は100キロマラソンがあり、
朝5時から夕方18時までひたすら走り続け、
家に着いたのが、日付が変わって深夜0時。
翌朝8時よりミーティングだったので、
さすがにヘロヘロの一日でした(汗)
今朝はたっぷり眠ったので、
少し回復しました。
睡眠は百薬の長ですね。
また昨日は、
『100キロウルトラマラソン体験記』
と記したメルマガに、
たくさんのコメントいただきました。
本当にありがとうございます。
自分の個人的なチャレンジでも、
何か感じていただけたのであれば、本当に嬉しいです。
(改めて、コメント頂いた皆さま、ありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
今回のチャレンジである
「野辺山ウルトラマラソン」に向けて、
私はとある”アプリ”をスマートフォンに入れたのですが、
昨日、そのアプリを見て、
ふと思うことがありました。
今日はそこから感じた気づきについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
”「あれから何日」より「あと何日」のスタンスが、
自らを更なる高みへと連れてゆく”。
それでは、どうぞ。
■2ヶ月前、とあるアプリを、
私のiPhoneにインストールしました。
それは、
『あと何日』
というアプリ。
それは、
”目標とするイベントの日付”
を入れると、毎日、指定した時間に
通知が来る、と言うものです。
(例えば、
「野辺山ウルトラマラソンまであと3日」
みたいなイメージです)
私は、それを3月20日に設定し
5月21日のレースまで、
日々をカウントしながら毎日を過ごしてきました。
そして、レースが終わった翌日。
ふと通知が来ました。
それは、例の「あと何日」アプリからです。
その通知は、
以前と変わっていました。
『野辺山ウルトラマラソン、”あれから”1日」
というものでした。
(つまり、
”あと”何日が、”あれから”何日
へと変わったということですね)
■たった2文字の変化ですが
はっとさせられるとともに、
大事にすべきでは、と思うことがありました。
それは、
『過去の成功は、常に後ろに置いておく』
というスタンスです。
確かに、何かを成し遂げた事は、
挑戦したことは素晴らしい。
それはそれで褒め讃えられるべきことだし
自分自身も、褒めてあげていいと思います。
私も、野辺山ウルトラマラソンのチャレンジは、
自分にとっても誉れですし、
大切にしたい思い出です。
でも、個人的に思うのは
「あの時はよかった」
「あの時が全盛期だった」
と言うことを、
終わってからも繰り返して、
口癖になってしまってはもったいない、
そう思うのです。
それは、常に道半ばである、
自分の可能性、
未来の可能性に対して
失礼なことをしているのではないか
とすら、思うわけです。
■私が好きな本の一説で、
こんな文章があります。
(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は世間を笑おう 。
なぜならば 、
世間のすべてのものは過ぎ去っていくから。
心が締め付けられるような悩みの中にいるときも 、
私は 「これもまた過ぎ去ってゆく 」と言って自分を慰める 。
私が成功して思い上がっているときは 、
自分に 「これもまた過ぎ去ってゆく 」と警告する 。
私が貧乏に苦しんでいるときも 、
「これもまた過ぎ去ってゆく 」と自分に言い聞かせる 。
私が重荷となるほどの富を得たときも 、
「これもまた過ぎ去ってゆく 」と自分に言い聞かせる 。
まさにその通りなのだ。
引用『世界最強の商人』オグ・マンディーノ (著)‚より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
物事は過ぎ去っていくものです。
終わった瞬間、
過去は、後ろにあるものです。
失敗であれ、成功であれ、
イベントもチャレンジも、
終わったものは、終わったものなのです。
だから、
「あの頑張った時”から”、もう何日か~」
とか、
「あの最高に幸せだった日々から、もう何年か~」
と、思い懐かしむ気持ちを超えて、
依存してしまったとしたら。
「あの頃は良かった」
「あの日は頑張った」
と、後ろばかり見て、
明日のことを考えることを忘れてしまっていたら。
それは、本当にもったいない、
と思うわけです。
■過去を振り返ることが悪いわけではないです。
でも、続いていく未来のほうが、
もっともっと重要だと思います。
だからこそ、
【「あれから何日」でなく「あと何日」】
というスタンスが大事だし、
それこそが
自らを更なる高みへと連れて行ってくれるのでは、
そう、強く思った次第です。""