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1187号 2017年5月15日

「博多ラーメンと7つの習慣」とかけて「組織文化づくり」と解く

(今日のお話 1543文字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。

本日は福岡に来ております。
そして、これからまた東京へ戻ります。

先ほどランチで食べた博多ラーメンが、
なんとも美味しかった!



さて、博多ラーメンと言えば、
「一風堂」というラーメン店、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

東京でも色々なところに出店していますね。


実は、この一風堂の運営元である
”力の源パートナーズ”の河原会長が、
7つの習慣をバイブルとされており、
こんな本を、1年ほど前に出版されました。


『7つの習慣と一風堂』河原 成美 (著)‚


本日は、この本のご紹介とともに
「組織カルチャーづくり」というテーマで
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。""

■人が集まって働く上で大事なのは、

「ルール」や「共通の価値観」

であると、常々思います。


・この会社が、何のために存在するか。

・どのようなことを大切にして、働くのか。

・お客様に対して、どのような姿勢で向かうのか。


これらのことについては、
「絶対」という答えがないものであり、
だからこそ、目線合わせが非常に難しいものです。


”お客様に家族のように接する”
がポリシーのお店もあれば、

”何よりもスピード&セルフサービス”
がポリシーのお店もある。


何が「価値」なのかも、
組織によって違うものです。


■そんな目線合わせのために、
一風堂では、「店舗運営の心得」と言う
”共通言語”があるそうです。


そして、その”共通言語”に従って、
店舗を運営することで、
お客様に価値あるサービスを提供することができる。


整理整頓、掃除、挨拶。

挨拶は笑顔で大きい声で。
使ったら元の場所へ戻す。
お客様を見送る時は扉を開けて差し上げる。
おしぼりは両手で渡す。



ものすごく、
当たり前と思われることを敢えて、


『言葉にして、共通言語にする』


ことをして初めて、
たくさんの人がいる中で、
目線合わせが可能になるものなのです。


■そして、
一風堂における「店舗運営の心得」の用に、

”成果を出す働き方にも、ルールがある”

と私たちは、考えています。


それこそが、「7つの習慣」であり、
これらのことを、組織において、


『言葉にして、共通言語にする』


ことで、優れた組織カルチャーを作ることができる、
そう思うのです。


だからこそ、先述の一風堂の河原会長も、

『7つの習慣と一風堂』河原 成美 (著)‚


を記し、そして「7つの習慣for飲食店」というプログラムを、
フランクリン・コヴィーと協働で作ったのです。


■多くの会社が、

・理念研修
・行動指針の徹底
・創業者の思いの継承

などを通じて、
目に見えないけれども確かに大切な

「働く上での心構え」
「働く上での姿勢」

などを明示しています。


しかし、”理念”というのは、
どうしても抽象度が高いものであるがゆえに、
なかなか浸透しないという声も、しばしば聞きます。



一風堂様の場合は、
飲食店の心得を伝える上で、


「7つの習慣ほど、使いやすいものはない」


ということで、
「7つの習慣」を軸にした研修を作られました。


「7つの習慣」は他にも、

・7つの習慣アウトドア
・7つの習慣forICTプロフェッショナル
・7つの習慣for飲食店

など、様々な広がりを持ち、
あらゆる業界、業種における、
働く姿勢、考え方に変容をもたらしています。


”あらゆる業界、あらゆる職種における
 組織文化づくり、共通言語が作りに適しているのが、
 「7つの習慣」である”

私はこういっても、
過言ではないと思っています。


最後までお読み頂き、ありがとうございました!""

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