「博多ラーメンと7つの習慣」とかけて「組織文化づくり」と解く
(今日のお話 1543文字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
本日は福岡に来ております。
そして、これからまた東京へ戻ります。
先ほどランチで食べた博多ラーメンが、
なんとも美味しかった!
*
さて、博多ラーメンと言えば、
「一風堂」というラーメン店、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
東京でも色々なところに出店していますね。
実は、この一風堂の運営元である
”力の源パートナーズ”の河原会長が、
7つの習慣をバイブルとされており、
こんな本を、1年ほど前に出版されました。
『7つの習慣と一風堂』河原 成美 (著)‚
本日は、この本のご紹介とともに
「組織カルチャーづくり」というテーマで
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。""
■人が集まって働く上で大事なのは、
「ルール」や「共通の価値観」
であると、常々思います。
・この会社が、何のために存在するか。
・どのようなことを大切にして、働くのか。
・お客様に対して、どのような姿勢で向かうのか。
これらのことについては、
「絶対」という答えがないものであり、
だからこそ、目線合わせが非常に難しいものです。
”お客様に家族のように接する”
がポリシーのお店もあれば、
”何よりもスピード&セルフサービス”
がポリシーのお店もある。
何が「価値」なのかも、
組織によって違うものです。
■そんな目線合わせのために、
一風堂では、「店舗運営の心得」と言う
”共通言語”があるそうです。
そして、その”共通言語”に従って、
店舗を運営することで、
お客様に価値あるサービスを提供することができる。
整理整頓、掃除、挨拶。
挨拶は笑顔で大きい声で。
使ったら元の場所へ戻す。
お客様を見送る時は扉を開けて差し上げる。
おしぼりは両手で渡す。
ものすごく、
当たり前と思われることを敢えて、
『言葉にして、共通言語にする』
ことをして初めて、
たくさんの人がいる中で、
目線合わせが可能になるものなのです。
■そして、
一風堂における「店舗運営の心得」の用に、
”成果を出す働き方にも、ルールがある”
と私たちは、考えています。
それこそが、「7つの習慣」であり、
これらのことを、組織において、
『言葉にして、共通言語にする』
ことで、優れた組織カルチャーを作ることができる、
そう思うのです。
だからこそ、先述の一風堂の河原会長も、
『7つの習慣と一風堂』河原 成美 (著)‚
を記し、そして「7つの習慣for飲食店」というプログラムを、
フランクリン・コヴィーと協働で作ったのです。
■多くの会社が、
・理念研修
・行動指針の徹底
・創業者の思いの継承
などを通じて、
目に見えないけれども確かに大切な
「働く上での心構え」
「働く上での姿勢」
などを明示しています。
しかし、”理念”というのは、
どうしても抽象度が高いものであるがゆえに、
なかなか浸透しないという声も、しばしば聞きます。
一風堂様の場合は、
飲食店の心得を伝える上で、
「7つの習慣ほど、使いやすいものはない」
ということで、
「7つの習慣」を軸にした研修を作られました。
「7つの習慣」は他にも、
・7つの習慣アウトドア
・7つの習慣forICTプロフェッショナル
・7つの習慣for飲食店
など、様々な広がりを持ち、
あらゆる業界、業種における、
働く姿勢、考え方に変容をもたらしています。
”あらゆる業界、あらゆる職種における
組織文化づくり、共通言語が作りに適しているのが、
「7つの習慣」である”
私はこういっても、
過言ではないと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!""