痛いけど、学ぶ。痛いけど、変えていく。
(今日のお話 1935文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、営業研修ヘルピングクライアンツサクシードの研修2日目でした。
保険業界にて、営業としてプロフェッショナルで
長いご経験を積まれできた方々が参加者でしたが、
真剣に参加頂いており、私自身非常に刺激をいただきました。
(皆様、事前の宿題も含め
お忙しい中本当にありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
最近、自分の中で
今までやったことがないような
チャレンジングな仕事をする機会が増えています。
(プライベートも含め〉
そうすると、気合を入れてやっているつもりでも
思うようにいかないところがあることも事実。
しかし、がゆえに、
”自らの伸びしろ”が広がっているとも感じます。
今日は、そんなお話も踏まえて、
「痛いけど、学ぶ。
痛いけど、変えていく」
というテーマで、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■2ヶ月前から通っている「組織コンサル養成塾」。
先ほど、第5回目の授業が終わりました。
(そして、こんな時間になってしまいました)
そこで、中堅社員の成長について、
そのメカニズムを学んだのですが、
その中で紹介されたキーワードがとても印象的でした。
それが、本日のタイトルの、
「痛いけど、学ぶ。痛いけど、変えていく」
という言葉だったのでした。
■ほとんどの方に、
ご経験があると思いますが、
”人が成長する時”と言うのは、
・新しいことにチャレンジしたとき
(そして、失敗したとき。ダメージを負ったとき)
であることが多いものです、
一生懸命やったけれども、思うようにいかない。
真剣にやったけれども、期待した結果が全然出なかった。
時間をかけ、緻密にやったけれども50点しか取れなかった。
こういった時、
期待と現実のギャップに、
「痛み」を感じます。
痛いのは、辛いです。
だから、その
「痛み」が大きければ大きいほど
自分で向き合い、受け止めることを避けたくなる。
だから、つい
「とは言っても、仕方なかった」
と誰かのせい、何かのせいにして、
痛みを緩和しようとする。
「時間がなかった」
「予想外のことが起こった」
「人的リソースが足りなかった」
「状況が良くなかった」
そうやって
「自分以外の誰かのせい」にすることで、
”痛み”を、和らげようとし、
慰めてくれそうな人を
無意識的に見つけ、相談し、
「仕方なかったよね」
と言ってもらえるのを期待する。
こんなことが、
往々にしておこりがちなのが、
中堅社員であり、人である、
そんなお話でした。
(恥ずかしながら、
私にも思い当たるところがありました)
■そして、数多の組織をコンサルティングし、
V字回復を実現してきた「組織コンサル養成講座」の塾長は、
こう言います。
「失敗は痛いもの。
しかし、痛いけど、
自分の非を認め、謙虚に学ばないと成長できない。
痛くても、自分の間違いを受け止め、
変えていかなければ、
いずれ価値がなくなってしまう。
だから、
『痛いけど学ぶ。痛いけど、変えていく。』
これが、中堅社員だけじゃなく、
あらゆる人にとって、大事なんです。」
と。
本当に強い人とは、自らの弱さを認め
「プライド」を捨てることができる人。
否、正しく言えば
理想の自分に近づくために、
「今の自分」を否定できる人こそが、
『真のプライド』を持つ人である、
加えて、そんな話をしていました。
■繰り返しになりますが、
人にとって、本能的に「痛み」は嫌なものです。
でも、「痛み」こそが、
「学びの源泉」でもあるという価値観を持ち、
常に自分を壊し、成長し続けていくこと。
”変わり続けること”が
求められているような現代だからこそ、
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「痛いけど、学ぶ。痛いけど、変えていく。」
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というスタンスが
非常に重要なのであろう、
そう思った次第です。