1日の中に、挑戦的な仕事の時間をつくる
(今日のお話 1635文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
またドラッカーから直接師事した、
経営コンサルタントのFさんとともにランチ。
ならびに夜は、現在通っている、
「英語塾」の懇親会などでした。
改めて、「人と会う」ことは多くの気づきを与えてくれ、
かつ仕事上での引き出しを拡げることにも関わってくると
強く思う今日この頃です。
また参加したい勉強会を見つけてしまいました。
*
さて、本日のお話です。
昨日、久しぶりに、
以前参加した「ドラッカー塾」のテキストを開き、
振り返っていました。
その中で、
ビジネスパーソンとしてとても大切なことは、
「1日の中で、挑戦的な仕事をする時間をつくることである」
と書かれていました。
今日はこの話について思うところを、
皆さまにご共有させて頂きたいと思います。
タイトルはそのまま、
「1日の中に、”挑戦的な仕事”をつくる」。
それでは、どうぞ。
■思うのですが、人は、
”今日より明日をより良くしていきたい”
と願っている生き物ではないか、と思います。
そして、基本的に、
現役で働くビジネスパーソンを
例に挙げて考えると、
「今日より明日を良くする」
ためには何か行動を変える必要がある、
と思うわけです。
なぜならば、
「過去と全く同じことをしていたら、
基本的に同じ結果しかでない」
から。
むしろ、スピードが早い今のビジネス現場で、
過去と同じことを繰り返し続けたのであれば、
今の時代、淘汰され、価値が下がっていくのでしょう。
(しかも、自分が気づかないうちに汗)
だからこそ、先ほどの
ドラッカー塾の話でもあるように、
「1日の中に、”挑戦的な仕事”の時間をつくる」
という考え方は、
当たり前だけれども、とても重要になるのでしょう。
■ちなみに「挑戦的な仕事」とは、
日常的なルーティンワークではなく、
”これをやっておけば、
素晴らしい影響をもたらす(と思われる)活動”
のことです。
例えば、
・新しいプロジェクトの提案をする
・会議の効率化のためのディスカッションをする
・仕事について、綿密な計画立てをする
・職場の人とコミュニケーションのために、ランチに行く
など。
すなわち、なんとなく頭の中で、
「別に急ぎではないけど、
時間が合ったら、やるべきだ」
と思っている活動のこと。
(これを「7つの習慣」では、『第ニ領域の活動』と呼びます)
■そして、もしこのような
「やったほうがよい重要な活動(でも急ぎではない)」を、
1日に、1つでも、2つでも、着実に積み重ねることがきたとしたら。
きっとそれは、
「逓増していく人生」に繋がる、
と思うわけです。
そして、それが
冒頭にもお伝えしたような、
「昨日より今日が良くなる。
今日より明日が良くなり続ける活動」
になるのです。
■しかしながら、こういった活動は、
”ただ意識する”だけでは、
なかなか実現されません。
日常には、”日常業務”という
竜巻が吹き荒れているため、
なんとなく「できたらいいな」「時間があったらやろう」
では実行されることはないのです。
95%、やったほうがいいことは、
「竜巻(=日常業務)」に吹き飛ばされて、
実行されずに終わります。
だからこそ、
「計画」を消えないボールペンで
手帳に書き込むくらいの”決め”が必要になります。
なんとなく書き込むだけでなく、
何時から何時まで、どこで、何をどこまでやるのか、
を緻密に考え、決める。
それくらいして、
ようやく実行ができるものなのです。
ということで、
本日お勧めしたい“人生と仕事を良くするヒント”として、
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1日の中に、”挑戦的な仕事”の時間をつくる。
かつ「何時から何時まで、どこで、何をどこまでやるのか」を
計画し、手帳に書き込む。
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こと、ぜひお試し頂ければと思います。
実際、やられている方もいらっしゃるかと思いますが、
意外とできていない、という人も多いようです。
「計画を綿密にする」と、
実行出来る可能性も高まるものです。