「人と会う習慣」が、人生にイノベーションを起こす
(今日のお話 1761文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、2件のアポイント。
並びに新人研修「ディスカバリー」の研修立ち会いでした。
また、夜は、昨年一緒に
日本の歴史や世界の情勢などを真剣に学び合った
「サムライ塾」の仲間と食事。
彼は、経営者なのですが、
「新しいビジネスに全てをかける!」
と大変な熱量で語ってくれました。
そして私も、大いに刺激を受けた次第。
もっとリスクを追って挑戦しないとなぁ、
と心底思いました。
(Mさん、ありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
昨日夕食をしながら、
ふと思うことがありました。
それは、私の知り合いの優秀な方は、
共通して、ある習慣、をもっていると感じるのです。
それは、
「人と会う習慣」
です。
今日は、その
「人と会う習慣」について思うこと、
ならびに聞いたことを、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■「イノベーションは、社内からは生まれない。」
先日、コンサルティング会社で
コンサルタントとして働く友人が教えてくれた言葉です。
基本的に、
”自分の知識”と言うものは限られたものです。
そして、
”社内の文化から生まれる発想”も、
同様に限られたものであることが多い。
良い悪いではなく、
「同じ価値観、同じ発想の下」では
イノベーティブなアイデアは生まれない、
それが、多くの企業を見てきた結果判った、
事実のようです。
■だからこそ、
組織でも個人でも、
”イノベーティブなことを考えたり、
新しいアイデアを生み出したりするためには、
「外の文化」に触れることが必須である”
ということになるわけです。
そしてその話を、
知ってか知らずか、
私の知り合いで「この人すごい人だな」と
思わず唸らされる方は、会社員、経営者、個人事業主問わず、
先述の、この習慣を持っているのです。
それが、
「人と会う習慣」
です。
優秀な彼ら、彼女らは、
全然、違う業界、違う分野、
違う仕事をしている人とよく会っています。
この人面白そうだな、と思ったら
気軽にランチ、または夕食に誘っているようです。
朝一の勉強会や、週末のコミュニティー(トライアスロンなど)
にも時間の許す限り飛び込んでいる様子。
基本的に、ランチ、夕方は、
誰かと一緒に食べ、情報交換などしています。
そんなことを、時間の許す限り
「毎日」、繰り返す習慣を持っている。
そんな方が、非常に多いと感じるのです。
■その卓越したビジネスマンの1人に、
直接聞いたことがあります。
その人は、教育ビジネスを持つ経営者でもあり、
上場企業の役員等のコンサルティングなどもしている方。
その方にこう尋ねてみました。
「なぜ、ランチも、夕食も、
毎日いろんな人と会うのですか?」
すると、その方はこう答えました。
「人と会うとき、
暗い顔でいるわけにはいかないですよね。
元気で、前向きで、明るくいようと、
私は自然と思ってしまいます。
だから、自分のモチベーションの
「ペースメーカー」として、人と会う習慣をつけている。
それに、全然知らない人と話すことで、
ビジネスのアイデアや、新しい知識が生まれ、
それ自体が勉強になりますよね。」
そんなお話でした。
■自分が持っている情報など、
たかだか知れています。
1日にいろんなことをやっているようでも
実はやっている行動というのは、
結局、”自分のいつもの行動パターン”だったり、
いろんなアイデアや、方法を考えるにしても、
結局、”自分のいつもの思考パターン”の繰り返し、
堂々巡りだったりする。
よほど、頭のいい人なら別ですが、
多くの人にとって、自分1人の頭で考えられることなど、
やはりたかだか知れている、と思うのです。
だから、
「人と会う習慣」
が重要なのです。
人と会って話すと、視野が広がります。
色んな生き方、働き方、
仕事の基準を知ることができます。
特に異業種、異職種だったり、
年代の違う人だったら、
その効果は更に絶大です。
ということで、
更に自らを躍進させていくためには、
ぜひ、時間の許す限り「人と会う」ということ、
お勧めしたいと思います。
具体的には、
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一週間に数回は、
”いつもの仲間”以外の人と、
ランチ、または夕食に行く
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ことがおすすめです。
自らの視野の拡大のために、とても効果的です。
「7つの習慣」では、
”第7の習慣 刃を研ぐ”と言いますが、
人間関係を向上させることは人生を望むものにする上で、
とても役に立つものです。