普通すぎるけれど、とても効果的な「速読術」
(今日のお話 1785文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日木曜日は、朝からランニング。
その後、図書館に行きひたすら読書。
『それでも日本人は、戦争を選んだ』(著:加藤陽子)
という、
日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、第二次世界大戦にいたる
各国の思惑と、なぜ日本が戦争を選んだのかについて書かれた本について、
黙々と読み進めておりました。
改めて、勉強不足で、
知らないことばかりだなあ、
と、反省の念と共に、少しだけ教養を高めた1日でした。
*
さて、本日のお話です。
読書を進めながら、
ふと思い出すことがありました。
それは、1年ほど前に参加した、
「速読術の講座」にて学んだお話です。
本日は、
「普通すぎるけれど、とても効果的な「速読術」」
というテーマで、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■1年ほど前に参加した速読術の教室。
友達から紹介され、
「これは、かなりオススメ!」
と言われたので、
2日で○万円もしましたが、
(ご想像にお任せします汗)
思い切って、参加をしてみました。
しかし、教室が始まるやいなや、
冒頭に言われたことが衝撃的でした。
「速読ってね、練習が必要なの。
だから、この2日で劇的に速く読める、
と言う事は期待しないでね」
と。
!
「この講座が終われば、速読できる」
との期待を大きく裏切られる冒頭の挨拶。
速読のするための「ウルトラC」的な技はない、
と言い切られてしまったのでした。
■ちなみに、速読の先生によると、
最も早く読める「速読家」というのは、
・雑誌のインタビュワー
・本の編集者
・出版に関連する評論家
・小説の書評を書く人
・小説家、研究者
などなど、
「膨大な量の本を、短期間に読まなければいけない人」
である、との事でした。
すなわち人は、必要に迫られるから、
いろんな工夫をして読めるようになる、
というシンプルな話が原則的にあるとのこと。
(まぁ、そりゃそうですよね)
■しかしながら、そのような、
「本を早く対応に読まなければいけない人」
が、共通して行っている、
”本の読み方の工夫”
というものがある、
とも言うのです。
そして、そこで聞いた話を、
昨日、今日と本を読んでいて、
「大事だけれどもやっていないな」
と、ふと思ったのでした。
さて、では、その
「本を早く読むための工夫」とは何か?
それは、
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<「簡単な速読術」のポイント>
1、姿勢を正して読む。
2、静かなところで(集中できるところで)読む
3、リラックスして読む
======================
ということでした。
「いやいや、当たり前じゃないか」
ダラダラ寝そべりながら読んだり、
音楽を聞き”ながら”読んだり、
ボーっとした頭で読んだり、
結構やってしまいがちでは?
と思ったのでした。
■どうやら、脳科学的にいうと、
「右脳を活性化させて読む」
ことがポイントであるよう。
自分がその世界に没頭できている時、
スポーツ選手で言えば、
「ゾーン」と言う状態に近い状態、
そこに”読書をしながら”
意図的に近づけることができれば、
「本の世界に没頭し、気付けば2時間経っていた、
そして、かなり読み進められていた
理解も深くできている」
ことも目指せるそうです。
うるさいカフェで、
いくら集中しようと思っても全く読み進められません。
それより、静かで、
皆が集中している図書館など、
良い環境で読むと確かに、良質な読書体験ができたりするもの。
■昨今では
『マインドフルネス』
などと言われ、
一つ一つの行為に集中することの大切さ、
リラックスすることの価値、
生産性を高めるための脳の使い方、
など注目されていますが、
「本を読む」、
という1つの行為をとっても、
”最も効果的に読める状態とは、
自分にとってどんな状態なのか?”
これらを意識しながら行う事は、
この情報過多の世の中において、
有意義なことであると思います。
ということで、
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<「簡単な速読術」のポイント>
1、姿勢を正して読む。
2、静かなところで(集中できるところで)読む
3、リラックスして読む
======================
こと、地味ですが、お勧めいたします。
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