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1168号 2017年4月26日

人生の行く末は、”言葉遣い”で一瞬でわかる

(今日のお話 1956文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は5件のアポイント。

並びに、夜は来月に控えた
”ウルトラマラソン100キロレース”に向けて
15キロのランニングと筋トレ。

おかげで、ものすごく、
ぐっすり眠ることができました。

運動は、本当に大事です。



さて、本日のお話です。

最近、よくよく大事だなと思うことがあります。

それは「使う言葉に気をつける」ということ。


本日は、その言葉遣いに関して、
思うことを共有させていただくとともに、
”人生と仕事を変える”ヒントとして、


「その人の人生の行く末は、
 ”言葉遣い”で、一瞬でわかる」


というタイトルで、
思うところを共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。

■先日、私が師と仰ぐ人生の大先輩に、


「あまり、汚い言葉を使うな!」


と、私自身叱られる、
という出来事がありました。


それは、ふとした時の、
気を抜いた際の何気ない一言ではあったものの、

「相手を尊重しない態度の表れがでていた」

と指摘をされたのでした。

見る人からすれば、その”粗さ”はすぐわかる。

そして改めて
「言葉遣い」と言うのは、
本当に気をつけなければいけないな、
と後々、1人反省をしておりました。


■「言葉遣い」とは本当に大切。

実際「言葉遣い」に関して、
多くの名言、格言があるようです。

例えば、


”口は災いの元”

”言葉が世界を作る”

”あなたは話す事は、あなたの世界になる”

”不平不満は何があろうと口に出すな”


などなど。


「言葉に出すことを」
「口から出ること」というものは、
それだけ自分自身に与える影響が大きいということでしょう。


■しばしば、こんな人を見かけます。


何かあるたびに、


「ほんとに、あの人ムカつく」とか

「あの人が、もっとちゃんとやってくれれば」

「私は悪くないのに」

「なんで、〇〇さんはああいうことするかなぁ」

と、
”責任を外部に求める発言”を口にする人。


多くの場合、それは

””自分がどう変わるか””

ではなく、

””周りがどうなのか””

という自分以外の話が
主語になっています。


心の中の思考の表れが、
「自分は悪くない、相手が悪い」
という思考になっており、

すると、悲しきかな、
醸し出す雰囲気も、

”相手を責める、否定する傾向”

が一挙一動からにじみ出てくるのです。

そして、それはやがて
表情や態度にも現れてきます。



・眉間のシワがやたら深い、とか

・「はあ?」という口癖が見受けられる

・何か近寄りがたいオーラがでる(口撃されそうで)


という結果になる、
そんなふうに思うのです。


■すると、その
「他責軍」(と敢えて言ってしまいますが)の
人たちの行く末は、


・愚痴を言う人たちばかりが集まるとか、

・周りに責任を求める人たちが集まり、

「わかるー。ほんとアイツありえない」

とお互い共感し合って、
世界の見え方がますます固まっていき、
ますます他責の傾向が強くなっていく、

しかし、実は周りは被害を受けたくないので、
知らず知らずのうちに距離をとられている、


そんな未来が予想されます。


■そして、コトの発端はどこかと言えば、

やはり、


『言葉遣い』


が大きく関わっていると思うのです。


見る人が見れば、
何かある際に使う言葉1つで、
”その人の思考体系”がどうなっているのかが
一瞬で分かります。


すると、その人が
生きている世界観もわかるし、
向かう先もわかるものです。


ふとした時に、

「自分にも、できたことがなかろうか」

という人と、

「すべてあいつが悪い」

とする人では、
それぞれの人が進む航路には、
天と地ほどの開きがある、

そう思うわけです。


■「自分の人生を”自分”で舵取りをしているのか」

はたまた、

「自分の人生を”誰か”の手でコントロールされているのか」

ということは、
「言葉遣い」に現れます。


だから、

『言葉遣い』

というのは本当の、本当に大事なのです。

【人生の行く末は
 ”言葉遣い”で一瞬でわかる】

のです。


だから、使う言葉に気をつけましょう。

「7つの習慣」では、
”第1の習慣 主体的である”において、

『主体的な言葉を使う』

ということが、
効果的な人生を作る上で、
必須であるということをお伝えしています。


具体的には、何か合った際に、
このように言ってみましょう。


以下、是非試してみてください。

===============================

(反応的な言葉)     (主体的な言葉)

×できません       → ◯できます

×私のせいではありません → ◯申し訳ありません

×他に選択の余地はない  → ◯すべての選択肢を考えてみよう

×私にはできない     → ◯やり遂げてみせます

×私たちにできることはない→ ◯何か出来ることがあるはず

===============================

言葉は世界を形作ります。

上記の「◯」の言葉、
ぜひ、使ってみてください。

最初はなれなくとも、
これが普通になったら、
物凄く人生の航路が上向きになっているはずです。

【本日の名言】 仕事のできないことを、
設備、資金、人手、時間のせいにしてはならない。
それでは全てを世の中の所為にしてしまう。
よい仕事ができないのをそれらのせいにすれば、
後は堕落への急坂である。

ピーター・ドラッカー”

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