週頭に「サルでもできるタスクリスト」を大量に書き連ねる事で、目標達成が近づく
(今日のお話 1356文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、2件のアポイント。
並びに、社内ミーティングなど。
また、夜は縁あって
『7つの習慣 小学校実践記』という書籍を書かれた、
教師の渡辺さんとお会いしていました。
人の縁の不思議さを感じるとともに、
改めて、学校教育の大切さを感じた次第です。
(渡邉さん、先日はありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
私は教育、人材育成の仕事をしていますが、
「望む成果を得る」ために、
絶対的に外せないことがあると思います。
ものすごーく、当たり前なのですが、
それは、
「とにかく実践すること」
です。
本日は、この「実践する」というテーマについて、
”人生と仕事のヒント”を、
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
「週の頭に、サルでもできるタスクリストを大量に書き連ねてみる」。
それでは、どうぞ。
■仕事や、プライベートで、
目標があるとします。
「こうなったらいいな」、
「こんなことを実現したいな」、
「今期の数字120%を達成する」
そんな目標。
手帳などに書いている人も、
いるかもしれませんし、人により様々です。
そういった”目標”を叶えるために、
色々なスキルや考え方があり、
それが研修となっています。
そして、大体、
研修等を終えたときには、
”新しい方法を知る”ので、
「こういった方法、頭になかった。
明日からやってみよう!」
「俺も、あれも、あんなことも、
全部できたら、これは成果が出そうだ!!」
みたいな前向きな
気持ちになるものです。
気分が、”あがる”ものです。
実際「7つの習慣」の研修でも、
終わった直後のアンケートには、
「まずはミッションステートメント、
書いてみようと思いました!」
「毎週、計画を立てることを
習慣にしたいと思います」
「まずは、妻に対して、
”傾聴のスキル”を実践したいと思います」
と、前向きなことを
たくさん書いていただきます。
このこと自体は、大変嬉しい。
■しかしながら、
「実態はどうか」
「どれほどの成果につながっているか」
と言えば、残念ながら、
”人によりまちまち”というのが現状のようです。
「毎日、忙しくてできない」
「やることが、たくさんあって
つい忘れてしまった」
「やろうと思うモチベーションが下がってしまった」
理由は諸処あるようですが、要は、
『新しいことはなかなかできない』(=現状維持に引っ張られる)
ということなのでしょう。
私は、研修を終えた後の、
いろんな人を見ても、
それが事実だと思うのです
■では、どうすれば、
決めたことを実行できるのか?
やった方が良いと思うことを、
実践できるのか?
そのための、
1つの効果的な工夫が、
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週の頭に、サルでもできるタスクリストを
大量に書き連ねる
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ことを、強くお勧めしたいのです。
■人は忘れる生き物です。
その中で、地味で、原始的な手法ですが、
『忘れないように、紙に書く』、
という事は、実に効果的です。
例えば、
”1週間のうちにやること”として、
手帳にでも書いておくと、日々開くたびに、
チラチラチラチラ、頭の片隅にちらつきます。
すると、なんだかんだで、
「あー、やらないとな」
と思います。
この効果を生かすのです。
やった方が良い事はたくさんあります。
そしてやったことが良い事は、
やればやるほど、成果につながります。
行動と成果の相関関係は
”アクションの量”がものを言うのです。
だから、
・やったことが良いこと
・やろうと思ったこと
は、「いつかやろう」と
ボンヤリ頭の中に入れるのではなく
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週の頭に、サルでもできるタスクリストを
大量に書き連ねる
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のです。
■”サルでもできるレベル”、
と言うのは、比喩です。
「本当に些細なこと」のことです。
例えば、
・妻の話に対して、一度でいいから「そうだね」とまず相槌を打つ。
(傾聴する)
・1週間の計画をするために、月曜日の朝に手帳を開く
・前から行きたいと思っていたセミナーについて、
関連するホームページを開いてみる
・「読もう」と思っていた本を、
”1ページ”だけ読んでみる。
・部屋の片付けを”5分だけ”してみる。
・運動をするために、”週に一回”でいいから
階段を使ってオフィスに向かう
など、そんな、
小さい、たわいもない目標で、
すなわち”サルでもできるタスク”でいい。
しかし、
こういったことをずらっと書き出すと、
やったほうがいいことは、
間違いなく、アクションにつながりやすくなります。
大量にたまったタスクは言うのは、
人間の本能として、潰していきたくなるものてす。
■「いつかやろう」では、人はやりません。
”出来なさそうだから”、
と何も書かず、一個もやらないより、
20個やったほうが良いことを書いて、
5個出来たほうが、結果には繋がります。
ということで、
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週頭に、サルでもできるタスクリストを
大量に書き連ねる
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こと、ぜひ試してみてください。
仕事でも、プライベートでも、
成果を出すためには、実践、行動あるのみです。