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1167号 2017年4月25日

週頭に「サルでもできるタスクリスト」を大量に書き連ねる事で、目標達成が近づく

(今日のお話 1356文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は、2件のアポイント。
並びに、社内ミーティングなど。

また、夜は縁あって
『7つの習慣 小学校実践記』という書籍を書かれた、
教師の渡辺さんとお会いしていました。

人の縁の不思議さを感じるとともに、
改めて、学校教育の大切さを感じた次第です。

(渡邉さん、先日はありがとうございました!)



さて、本日のお話です。

私は教育、人材育成の仕事をしていますが、
「望む成果を得る」ために、
絶対的に外せないことがあると思います。

ものすごーく、当たり前なのですが、
それは、

「とにかく実践すること」

です。


本日は、この「実践する」というテーマについて、
”人生と仕事のヒント”を、
皆さまにご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


「週の頭に、サルでもできるタスクリストを大量に書き連ねてみる」。


それでは、どうぞ。

■仕事や、プライベートで、
目標があるとします。


「こうなったらいいな」、
「こんなことを実現したいな」、
「今期の数字120%を達成する」

そんな目標。

手帳などに書いている人も、
いるかもしれませんし、人により様々です。


そういった”目標”を叶えるために、
色々なスキルや考え方があり、
それが研修となっています。


そして、大体、
研修等を終えたときには、
”新しい方法を知る”ので、


「こういった方法、頭になかった。
明日からやってみよう!」

「俺も、あれも、あんなことも、
全部できたら、これは成果が出そうだ!!」


みたいな前向きな
気持ちになるものです。

気分が、”あがる”ものです。


実際「7つの習慣」の研修でも、
終わった直後のアンケートには、


「まずはミッションステートメント、
 書いてみようと思いました!」

「毎週、計画を立てることを
 習慣にしたいと思います」

「まずは、妻に対して、
 ”傾聴のスキル”を実践したいと思います」


と、前向きなことを
たくさん書いていただきます。

このこと自体は、大変嬉しい。


■しかしながら、

「実態はどうか」
「どれほどの成果につながっているか」

と言えば、残念ながら、
”人によりまちまち”というのが現状のようです。


「毎日、忙しくてできない」

「やることが、たくさんあって
 つい忘れてしまった」

「やろうと思うモチベーションが下がってしまった」

理由は諸処あるようですが、要は、


『新しいことはなかなかできない』(=現状維持に引っ張られる)


ということなのでしょう。


私は、研修を終えた後の、
いろんな人を見ても、
それが事実だと思うのです


■では、どうすれば、
決めたことを実行できるのか?

やった方が良いと思うことを、
実践できるのか?


そのための、
1つの効果的な工夫が、

====================

週の頭に、サルでもできるタスクリストを
大量に書き連ねる

====================

ことを、強くお勧めしたいのです。


■人は忘れる生き物です。

その中で、地味で、原始的な手法ですが、

『忘れないように、紙に書く』、

という事は、実に効果的です。


例えば、
”1週間のうちにやること”として、
手帳にでも書いておくと、日々開くたびに、
チラチラチラチラ、頭の片隅にちらつきます。

すると、なんだかんだで、

「あー、やらないとな」

と思います。

この効果を生かすのです。


やった方が良い事はたくさんあります。

そしてやったことが良い事は、
やればやるほど、成果につながります。


行動と成果の相関関係は
”アクションの量”がものを言うのです。


だから、

・やったことが良いこと
・やろうと思ったこと

は、「いつかやろう」と
ボンヤリ頭の中に入れるのではなく


=====================

週の頭に、サルでもできるタスクリストを
大量に書き連ねる

=====================

のです。


■”サルでもできるレベル”、
と言うのは、比喩です。

「本当に些細なこと」のことです。


例えば、

・妻の話に対して、一度でいいから「そうだね」とまず相槌を打つ。
 (傾聴する)

・1週間の計画をするために、月曜日の朝に手帳を開く

・前から行きたいと思っていたセミナーについて、
 関連するホームページを開いてみる

・「読もう」と思っていた本を、
 ”1ページ”だけ読んでみる。

・部屋の片付けを”5分だけ”してみる。

・運動をするために、”週に一回”でいいから
 階段を使ってオフィスに向かう


など、そんな、

小さい、たわいもない目標で、
すなわち”サルでもできるタスク”でいい。


しかし、

こういったことをずらっと書き出すと、
やったほうがいいことは、
間違いなく、アクションにつながりやすくなります。


大量にたまったタスクは言うのは、
人間の本能として、潰していきたくなるものてす。


■「いつかやろう」では、人はやりません。

”出来なさそうだから”、
と何も書かず、一個もやらないより、

20個やったほうが良いことを書いて、
5個出来たほうが、結果には繋がります。


ということで、

=====================

週頭に、サルでもできるタスクリストを
大量に書き連ねる

=====================

こと、ぜひ試してみてください。


仕事でも、プライベートでも、
成果を出すためには、実践、行動あるのみです。

【本日の名言】 生きている間は何事も延期するな。
汝の一生は、実行また実行であれ。

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