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1132号 2017年3月21日

わかりやすいは、覚えやすい

(今日のお話 1556字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は、ひとりでフルマラソン。

42キロの距離を荒川沿いにて、
レースでもないのに走ったため
今朝はものすごーく身体が疲れております。

東京都北区と、浦和を往復しました。


とはいえ、今日は週の始め。
気合を入れて頑張りたいと思います!

(と、言い聞かせております苦笑)



さて、本日のお話です。

3月も下旬に入ってきており、
私も日々加速して研修の立会いや、
営業などを頻繁に行っています。

今日は、その中で感じる

”良い研修の定義”

について、私の思うところを、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。


テーマは、

「わかりやすいは、覚えやすい」。

それではどうぞ。

■これはどんな研修でも、

また研修以外の勉強でも、
読みかけの小説でもなんでもそうですが、

「人はとてもよく忘れる」

ということが、
絶対的に起こってきます。


賢い人でも、

”研修中に100のことをを聞いて、
(復習もせずに)100を覚えていられるか?”

と言われれれば、
まあ、よくて3~4割くらいのような気がします。


いわんや、一般的な、
それこそ私のような人物であれば、

「100を聞いて、覚えているのはよくて20%くらい」

ということも、
珍しくないと思うのです。


つまり、何を学ぶにしても、

”忘れる前提”

に立った上で、


『記憶に残りやすい、覚えやすい』


という工夫をすることが、
特に研修という限られた時間で学ぶためには、
大変に重要になってくると思うのです。


■話は変わりますが、

こと”覚えやすい”といと、
例えばよい「映画」などが良い例です。


細かいところは覚えていられなくても、

「なんか、こんなストーリーだった気がする」
「あのシーンは、ものすごく覚えてる!」

みたいに、記憶に染み付くような感覚。


それらのことが、

”記憶の定着”(=覚えやすい)

に役立っていると思うわけです。


■そんなことを考えると、

研修とかトレーニングをするときも、

もしも、

「偉い先生が、”箇条書き”で
 大事なコトをツラツラいうだけ」

という研修があるとしたら、

おそらくそれは先述の、

「人は忘れる生き物」
「記憶に残りやすい」

という前提をスルーしてしまい、
殆どのことを忘れさせてしまっている、

という可能性も、なきにしもあらず、
だと感じます。


すると、せっかく集まった
半日なり1日なり2日の研修が、

「なんか小難しいコトを聞いた」

という感想だけで終わったとしたら、
それこそ(人を)集めただけ無駄になってしまった、

とさえ、言えてしまうのではないだろうか、

そんな風にも思うのです。


■繰り返しますが、
「人は忘れる」生き物です。


だから、こと”研修””トレーニング”なりを
考えるときは、


・ストーリー構成の美しさ

・インパクトがあるワーク

・映像コンテンツ(イメージが膨らむもの)

・例え話などビジュアルで想像し易い表現があるか否か



などが、忘れづらくし、
記憶の定着を助け、
そして「成果につながりやすい」研修になるのであろう、

【わかりやすいは、覚えやすい】。

そう思う次第です。


■ちなみに、最後にご案内。

私達の研修も、
上記の「ストーリー」「映像」「豊富なワーク」などに、
こだわりに拘りまくっています。

もし研修テーマとして考えられているものがあれば、
ぜひ無料説明会など、見て頂ければ、
間違いなく参考になるかと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 難問は分割せよ。

ルネ・デカルト”

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