『ウケる技術』
(今日のお話 1799字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
本日は読書3冊。
またテニスやランニングなどで、
ゆっくりした1日でした。
気づけばこんな時間になってしまいましたが(汗)、
早速ですが、本日のお話です。
*
日曜日は、私より、
皆さまにぜひご共有したい本を紹介する、
「今週の一冊」のコーナーです。
今週の一冊は、
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『ウケる技術』
(水野 敬也 (著)‚ 小林 昌平 (著)‚ 山本 周嗣 (著))
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です。
それでは、どうぞ。""
■「笑い」というのは、
コミュニケーションにおいて、
そして人間関係において、
とても大切な要素ですよね。
特に、小学生など、子供時代において、
「面白さ」が占める要素はとてつもないものがありました。
”モテる要素”を方程式にするのであれば
「足が速い人」×「面白い人」= モテる男子
と記すことができるでしょう。
それくらい、
「2つの神器」(=足の速さ&面白さ)とは
スクール・ヒエラルキーの、頂点に位置するための、
必要不可欠な武器だったのでした。
*
残念ながら、小学校・中学校の当時、
”足の速さ”では、みそっかすであった私は、
「笑い」というものに救いを求めました。
中学生のときにはクラスの投票で、
「面白い人ランキング 3位」
になったこともありましたが、笑いについて、
私の人生の最盛期は、それで終了。
何とも中途半端に終わっているわけでした。
■とにもかくにも、
そんな「笑い」の要素は、
幼き頃から、誰もが「感覚」としてもっている、
”人間の本質的かつ、本能的な、
とても大事なコミュニケーションのツール”
ではないかと思います。
皆さんも、面白い人嫌いじゃないですよね?
だからこそ、大人になった今でも、
否、大人になった今だからこそ!
人と相対する時に、
”ふっと場を柔らかくする「笑い」”を、
使いこなせることができるとしたら。
きっと、社会の荒波を越えていく
”逞しきパドル”のような、強い武器に成りうる(かもしれない)
と思うわけです。
■では、どうしたら
「ウケる」(=笑い)ことを意図的に作り出せるのでしょうか?
その答えが、この、
【ウケる技術』に書かれているのです。
さて、
『わかることは、わけること』、
という言葉があります。
そして、「ウケる技術」では
「なぜこの話はウケるのか?」
というメカニズムを過去の経験、
ウケた人達の膨大なデータの解析によって、
”12のウケるルール”
として、体系的、かつ汎用的に使えるようにしたのです。
まさしく「笑いのOS」といっても、
過言ではないでしょう。
”ケース(事例)”を持って、面白おかしく説明しています。
■詳しくは購入して読んで頂ければと思いますが、
一例を抜粋すると、こんなルール。
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ウケる技術1『思ってもいないことをオーバーに言う』
= 過剰なテンションで思ってもいないことを言う技術。
(悪い例)「大丈夫、ちゃんと電話するよ」
(良い例)「絶対電話するから!食費削っても電話代は払うから!」
(感情をオーバーにこめすぎる)
ウケる技術2『極端に下手に出る』
ex.女性を守るために地雷を調べる。
ウケる技術3『裏切り』
= 相手に次の行動を読ませておいて、逆を言う。
ex.「最近はやってるお店教えてあげるよ。
マクドナルドって知ってるかな?」
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みたいな感じ。
■もし
「面白く、楽しい人になりたい!」
と思ったことがある、
ぜひ一読の価値アリです。
ちなみに、弊社の私と同僚の間では、
私「いってらっしゃい!
今日の商談、期待できそう?」
同僚「うーん、あんまり期待はできなさそうだね。
まあ、2億くらいかな」
(ウケる技術/裏切り)
という会話が恒例になっています。
まあ、特にウケもしないのですが、
ちょっと場が和みます(笑)