1/1より3/100。バッターボックスに立ちまくった人が最後に勝つ
(今日のお話 2189字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のアポイント。
ならびに夜は、私がこれまでに
最も影響を受けた学びの場の一つである
「サムライ塾」のメンバーと懇親会。
ロンドンの留学から帰ってきた
同期の1人の”おかえり会”を六本木にて。
刺激をもらえる仲間の中で
揉まれることの価値を噛みしめた夜でした。
来期、運営のリーダーを務めることになったため、
もう、入れ込み気味なくらい、気合が入っています。
そのため、目が冴えて、
あまり寝られなかった1日でした。
子供みたいですね。
*
さて、本日のお話です。
今日は、あらゆることに対して、
成果を求めるのであれば必要なルールとして、
思うところがあります。
タイトルは、
「1/1より3/100。バッターボックスに立ちまくった人が最後に勝つ」
という内容で、思うところを
皆さまにご共有したいも思います。
それではどうぞ。
■思うのですが、
特に仕事において、
大なり小なり「成果を出すこと」を
”ヒットを出すこと”
と例えるのであれば、
私達が目指すところは、
「何発ヒットを打てたか?」
が、一つの、
重要な指標になるはず。
もちろん、
一発大ホームランを打てれば、
それはそれでいいですが、
基本的に、
”成果を出し続ける”
事ができてこそ本物。
だから、
”ヒットをより多く打つ”
ことが自分が立っている分野で、
プロとして生きるためには、
大切なことではないか、
と思うわけです。
■では、”ヒットをたくさん打つ”ために、
考えられることは、何があるか?
おそらく、以下の2つだと思います。
1. 打率をイチロー並に当てまくる
2. ともかく、バッターボックスに立って、振りまくる
この二点、すなわち、
「質の問題」か「量の問題」か、
という話に集約されるでしょう。
しかし、私が熱烈に、強烈に
「絶対、セッタイ、ぜーったい大事”」
と心から強く思うことは
主張したいのは、
1%を除いた99%の人は、
『2.とにもかくにも、
バッターボックスに立って振りまくること』
をまず、習慣として覚えなければいけない、
そのように心底思うのです。
あるセミナーでは、
自分の中で改革を起こすには
学んで学んで学びまくる「1トンの教育」が必要である、
と聞きました。
つまり、自分を変えるには、
『量が大事』
と言う話。
そして、マルコム・グラッドウェルの
『天才! 成功する人々の法則』という本では、
”天才を作るには1万時間、その分野に時間を使うことである”、
と言っていました。
つまり、突き抜けるには、
『量が大事』
という話。
また、1988年世界で初めての
”トリプルアクセルを”実現した伊藤みどりは、
それを獲得するため、1万回の尻餅をついた、
という逸話もあります。
つまり、何かを偉大な事をなしえるには
『量が大事』
という話。
また、私の話ですが‚
私が20代前半、彼女ができず、
モテない自分に悩み、ふと手にした著書
『モテる技術』(→ものすごくオススメ)では、
「とにかく数だ。モテる男は行動量が違う。
””1/1でなく、3/100の発想で、バットを振りまくって女性をゲットしている。
とにかく動きまくっているのだ」
「モテる男は3人の女性に囲まれていても、
実はその背景に、100人の女性に断られているのだ」
みたいなことが書かれておりました。
※参考:『モテる技術』
(デイビッド コープランド (著)‚ ロン ルイス)
当時の私は痛く感銘を受けました。
そして、勇気をもらいました。
結局、モテる(=素敵な人と出会うため)の原則とは、
『量が大事』
という話です。
(まあ、私の場合、結果モテませんでしたが、
何とか今の奥さんを掴まえました。余談でした。)
■当たり前の話ですが、
素人は、最初から高打率を目指すなんて、
虫が良すぎる話なのです。
イチローだって、伊藤みどりだって、
圧倒的な才能があっても、
”たくさんの失敗”、言い換えるのであれば、
「圧倒的なトライアンドエラーの機会」
を積み重ねてきたはず。
そもそもの
”バッターボックスに立つ数”も
とんでもない数だったはず。
とすると、残念ながら、
私を代表とした、
才能にさほど恵まれてない人は、
【”量”なくして、”質”なぞを求められない】
というのは、
「自明の理(ことわり)」ですら
ないかと思うわけです。
厳しいですが、
それが現実だと思うのです。
■もちろん、
ただやみくもに”失敗”するだけでなく、
そこに
・イメトレを加えてみたり、
・知識を増やして、
頭の中のトライアンドエラーを行なったり、
・模擬試合をする、練習をする
というような、
”バッティングセンターでの、バッターボックスに立つ”
ような、準備の時間も大事です。
ただ、それらの
「仮想バッターボックス」をふくめて、
とにかく「バッターボックスに立ち続けること」
をしなければ、質が高まることはない、
そのように思います。
■最近は、
より効率よく、より早く、早く答えを!!を、
みたいな風潮があるようですが、
もし自らが、
”より高い成果”を、
”頭一つ抜きん出た結果”を、
”一騎当千を実現する成長”を目指すのであれば、
「誰かが考えた効率よい打法」
を短期で身につけようという発想だけでは足りない、
そう思うわけです。
出会いも、アイデアも、
”量”あっての”質”。
びびって、チキンになっても、
傷つくのが怖くても、
とりあえず一歩を出す、手を出し続けること。
それが一番大事、だと思います。
やってみなきゃわからんものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日が皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。""