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1094号 2017年2月11日

”いざ”というときのことは、”いざ”が起こる前に考える

(今日のお話 1608字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日金曜日ですが、2件のアポイント。
ならびに夜は、お客様(厳密に言うと違うのですが、、)
と新宿にて懇親会。

新宿の街中で殆ど言ったことがなかった、
隠れ名店居酒屋や、新宿ゴールデン街の国籍豊かなバー(?)にて
かなりはしゃぎ、お酒を飲みすぎてしまった華金(華の金曜日)。

久しぶりに”2日酔い”なるものを経験した1日でした(汗)。

(とはいえ、非常に楽しかったです。
 Sさん、ありがとうございました!)


また、本日、土曜日は、
法事のため、妻の実家の茨城に行ってきました。


ちなみに、こういう行事の時に思うのが、

「万が一のとき」

という話をしばしば考えます。

親の病気のことだったり、
介護のことだったり、
事故のことだったり。

ということで、今日は、

「”いざ”というときのことは、”いざ”が起こる前に考える」

というタイトルで、
思うところをご共有させて頂きたいと思います。

それでは、どうぞ。

■先日友人が、facebookにて、
こんな記事を紹介していました。


『都会で暮らし、遠方の親を看取るということ。父の死と、母の後悔。』
(ハフィントンポストの記事より引用)


今、高齢化社会、などと言われる中、
「介護問題」「どのように老いを迎えるか」ということは、
日本全体にとって、非常に重要なテーマになっていると感じます。

だからこそ、この記事は、ぜひ読んで頂きたいです。
(ご両親が健在な方は、特に)


たとえ今、

親に健康に全く問題がなくとも、
また我が身内には突然の不幸など起こらないだろう、
と思ったとしていても、

「万が一」のことは、
本当に不意に訪れる、

そんなことを考えせられる話なのです。


■私の場合、私の父も母も、
妻の父も母も幸いなことに健在なのですが、
この記事を読んでから、

「いつ、突然その時が起こるかわからない。
 その時の準備を、今からしておくべき。
 否、しておきたい」

と思うようになりました。


そして、偶然にも
本日、妻の実家に帰った時も、

「これからの家をどうしたらよいのだろうか?」
「何かあった時のことを、健康で色々できる今のうちに、
 少しずつ始めておこう」

という家族会議を、
私と妻、義姉の家族、義理の父母を含め、
膝を突き合わせて行ったのでした。

そして、まだ具体的な話は進んではいませんが、
こういったことを話せたことが、
本当に価値あることだな、と思ったのです。


■私は、幸いなことに身内の突然の不幸という経験を、
今のところ身をもって体験していないので、
その大変さは、正直なところ、あまりわかりません。


しかし、
親の不幸に立ち会われた人、
”万が一”に出会った人は皆、

「あの時、こうしていればよかった」

という後悔を、
少なからず口にしている人が多い、
そのように感じるのです。


・自分(または親族)が亡くなったときに、
 誰に知らせるのか?

・自分(または親族)健康が損なわれた時、
 どのような選択肢を行うのか?(施設or実家で過ごす)

・自分(または親族)に万が一のことがあったとき、
 土地はどうするか、遺産はどうするか?



これらのことは、明るい話ではないからこそ、
話すのも重たくなりがちな話かもしれませんし、

そのときがこないと何とも言えないから、
「万が一が起こってから考えよう」となりがちな話かもしれない。


でも、わかっていることは、

『”いざ”というときのことを
 ”いざ”というときに話すのでは遅い』

ということは、
あらゆる経験者が口を揃えていう、
経験則であり、警鐘であることを、強く感じます。


■もちろん、それは、

親と子の関係だけではなく、
失業や離婚、災害など起こりうる他の”万が一”についても、
同じようなことが言えるかもしれません。


でも、もしそうなったときのことを
全く考えないよりも、

「もしそうなったら、こうしよう」
「最悪の場合かもしれないけど、そのときはこの選択肢を持とう」

と最低限、抑えておきたいことは整理し、
そして意志を残したり、
皆の意識を合わせておくことで、
得られることも多いはず。


それは、言葉にするのであれば、

”「いつか起こってしまったらどうしよう」という
 見えない不安感、精神の負担間を軽減する一助になる”

ということと言えるかもしれません。


■明るく楽しく、
素晴らしい未来を思い描くことは大事。

でも、同時に、
理想的な未来から遠ざかるようなアクシデントに
万が一遭遇した場合も考えることも、
やっぱり大事です。

たくさんの選ぶべき道と、
想像できない環境の変化、
そして幾つもの分岐点を持つ人生という旅路において、

枝分かれするどんな状況においても、

「常にその時の最善の一手」を打てること、
そしてそのために、準備をしておくことが、

とても大切なのでしょう。


「7つの習慣」でも、
『第3の習慣 最優先事項を優先する』
という習慣において、

”緊急ではないが、重要なこと”

を日頃どれだけ考えられているかが、
効果性の高い人生につながると伝えています。


同じように、

【”いざ”というときのことは、”いざ”が起こる前に考える】

ということ。

これも、一つの原則かもしれない、

そんなことを土曜日の法事に参加し、
思い馳せた次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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