”いざ”というときのことは、”いざ”が起こる前に考える
(今日のお話 1608字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日ですが、2件のアポイント。
ならびに夜は、お客様(厳密に言うと違うのですが、、)
と新宿にて懇親会。
新宿の街中で殆ど言ったことがなかった、
隠れ名店居酒屋や、新宿ゴールデン街の国籍豊かなバー(?)にて
かなりはしゃぎ、お酒を飲みすぎてしまった華金(華の金曜日)。
久しぶりに”2日酔い”なるものを経験した1日でした(汗)。
(とはいえ、非常に楽しかったです。
Sさん、ありがとうございました!)
また、本日、土曜日は、
法事のため、妻の実家の茨城に行ってきました。
ちなみに、こういう行事の時に思うのが、
「万が一のとき」
という話をしばしば考えます。
親の病気のことだったり、
介護のことだったり、
事故のことだったり。
ということで、今日は、
「”いざ”というときのことは、”いざ”が起こる前に考える」
というタイトルで、
思うところをご共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■先日友人が、facebookにて、
こんな記事を紹介していました。
『都会で暮らし、遠方の親を看取るということ。父の死と、母の後悔。』
(ハフィントンポストの記事より引用)
今、高齢化社会、などと言われる中、
「介護問題」「どのように老いを迎えるか」ということは、
日本全体にとって、非常に重要なテーマになっていると感じます。
だからこそ、この記事は、ぜひ読んで頂きたいです。
(ご両親が健在な方は、特に)
たとえ今、
親に健康に全く問題がなくとも、
また我が身内には突然の不幸など起こらないだろう、
と思ったとしていても、
「万が一」のことは、
本当に不意に訪れる、
そんなことを考えせられる話なのです。
■私の場合、私の父も母も、
妻の父も母も幸いなことに健在なのですが、
この記事を読んでから、
「いつ、突然その時が起こるかわからない。
その時の準備を、今からしておくべき。
否、しておきたい」
と思うようになりました。
そして、偶然にも
本日、妻の実家に帰った時も、
「これからの家をどうしたらよいのだろうか?」
「何かあった時のことを、健康で色々できる今のうちに、
少しずつ始めておこう」
という家族会議を、
私と妻、義姉の家族、義理の父母を含め、
膝を突き合わせて行ったのでした。
そして、まだ具体的な話は進んではいませんが、
こういったことを話せたことが、
本当に価値あることだな、と思ったのです。
■私は、幸いなことに身内の突然の不幸という経験を、
今のところ身をもって体験していないので、
その大変さは、正直なところ、あまりわかりません。
しかし、
親の不幸に立ち会われた人、
”万が一”に出会った人は皆、
「あの時、こうしていればよかった」
という後悔を、
少なからず口にしている人が多い、
そのように感じるのです。
・自分(または親族)が亡くなったときに、
誰に知らせるのか?
・自分(または親族)健康が損なわれた時、
どのような選択肢を行うのか?(施設or実家で過ごす)
・自分(または親族)に万が一のことがあったとき、
土地はどうするか、遺産はどうするか?
これらのことは、明るい話ではないからこそ、
話すのも重たくなりがちな話かもしれませんし、
そのときがこないと何とも言えないから、
「万が一が起こってから考えよう」となりがちな話かもしれない。
でも、わかっていることは、
『”いざ”というときのことを
”いざ”というときに話すのでは遅い』
ということは、
あらゆる経験者が口を揃えていう、
経験則であり、警鐘であることを、強く感じます。
■もちろん、それは、
親と子の関係だけではなく、
失業や離婚、災害など起こりうる他の”万が一”についても、
同じようなことが言えるかもしれません。
でも、もしそうなったときのことを
全く考えないよりも、
「もしそうなったら、こうしよう」
「最悪の場合かもしれないけど、そのときはこの選択肢を持とう」
と最低限、抑えておきたいことは整理し、
そして意志を残したり、
皆の意識を合わせておくことで、
得られることも多いはず。
それは、言葉にするのであれば、
”「いつか起こってしまったらどうしよう」という
見えない不安感、精神の負担間を軽減する一助になる”
ということと言えるかもしれません。
■明るく楽しく、
素晴らしい未来を思い描くことは大事。
でも、同時に、
理想的な未来から遠ざかるようなアクシデントに
万が一遭遇した場合も考えることも、
やっぱり大事です。
たくさんの選ぶべき道と、
想像できない環境の変化、
そして幾つもの分岐点を持つ人生という旅路において、
枝分かれするどんな状況においても、
「常にその時の最善の一手」を打てること、
そしてそのために、準備をしておくことが、
とても大切なのでしょう。
「7つの習慣」でも、
『第3の習慣 最優先事項を優先する』
という習慣において、
”緊急ではないが、重要なこと”
を日頃どれだけ考えられているかが、
効果性の高い人生につながると伝えています。
同じように、
【”いざ”というときのことは、”いざ”が起こる前に考える】
ということ。
これも、一つの原則かもしれない、
そんなことを土曜日の法事に参加し、
思い馳せた次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。