メールマガジン バックナンバー

1077号 2017年1月25日

とにもかくにも「計測のリズム」

(今日のお話 1285字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日グアムより戻ってきて、
その後、自宅に仕事、読書、
そして夜は久しぶりにテニススクールへ。


戻ってきて思ったことが、
「とにかく太った」ということ。

私は顔の骨格が、
超面長で、アゴが細いので、
あんまり太っても気づかれないのですが、
腹回りから太ももまで、
かなり増量して、スーツのスラックスが、
ぱつんぱつんになってしまいました。


さて、今日は、
「何故急激に太ったのか?」という反省を鑑みつつ、

”習慣を継続するためのシステム”

について、思うところを皆さまに、
ご共有させて頂きたいと思います。

タイトルは、

「とにもかくにも”計測のリズム”を保ち続ける」。

それでは、どうぞ。

■習慣化について、
私が先日読んで参考になった本、

『人生を変える習慣の作り方』

では、

”習慣化のためには
「測定の効果」を活用すること”

が、有効である”

という話が紹介されていました。


それは、人は感覚の生き物で、
基本的に都合のよい解釈をしがち。

しかし、具体的に
計測をすると、「スコア」の動きが見えてきます。

例えば、
ダイエット、運動、勉強などの習慣づくりの時も、


・どれだけ、何を食べたのか?

・運動を、何分、どれくらいやったのか?

・勉強は、何について何分やったのか?


というように、
ただ”計測”という行為をつけるだけで、
その日々の連続を見ると、

「変化率がわかる」

ということから、
人は続けやすくなる傾向があるそうです。


■実は、私もこれまで、
体調管理の一環として、

「自らの食事記録」

を、スマートフォンで作成して、
オンライン上のフォーマットに入力していました。


しかし、グアムに旅行にいったことで、
Wifiが自由に繋がらなくなったため、
その計測が途絶えたのです。


1日目、ガッツリ食べて食べて食べまくる。

きっと、日本であれば、
その後の”計測”によって、

「ああ、いかん。今日は食べすぎたから、
 運動しよう。または少し控えよう」

となったのかもしれません。


しかし、ガッツリ
食べて食べて食べまくっても、
”計測”をしないと、何となく、

「なかったこと」

のように感じられて、
2日目、3日目も更にアクセルを踏んで、
フライドポテトやらバーガーやらを
食べまくってしまったのでした。

そして、現在、
スーツがきつくなっております(汗)


■もちろん、旅行中の話なので、
たまにはいいかな、とも思いますが、

改めて、”習慣が壊れるのは一瞬”であり、
壊さないための「規律」を持ち続けることは、
本当に重要である、

そして、その要となる習慣は、


『計測により自分の行為を”見える化”すること』


ではなかろうか、
そんなことを感じたのです。


私達の研修プログラムにおいて、
「実行をいかにし続けるか?」という、

『実行のための4つの規律』

という研修でも、

「やると決めたことを、
 ”スコアボード”を作って、見える化すること」

というのが、物凄く重要な要素であると伝えています。


【とにもかくにも”計測のリズム”を保ち続ける】こと。


これは別に、
ダイエットとか、運動だけでなく、
行動を継続し、そして結果に繋げるために、
やっぱり必要なことなのだろうな、

そんなことを感じた有給休暇でした。

今日は短めに。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日が皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。

【本日の名言】 人間の心というものは、
活動が止まってしまうと雑草が生えるものだ。

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