『2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」』
■こんばんは。紀藤です。
クリスマス・イブ、
そしてクリスマス、皆さまは、
何をしてお過ごしでしたでしょうか。
私はイブもクリスマスも、
朝7時からテニス(苦笑)
そして、昼からはクリスマスソングをかけながら、
妻と大掃除をして、その後、ケーキを食べておりました。
不思議なことにクリスマスソング・メドレーが流れているだけで、
大掃除も何だかハッピーな雰囲気になります。
これから大掃除の時期、
オススメでございます。
*
さて、本日ですが、先週より始めた、
「今週の一冊」のご紹介いたします。
「今週の一冊」は
『2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」』
でございます。
では、早速その概要を見てまいりましょう!
<この本のナイスなポイント>
■これからの未来、どうなるか気になりますよね。
きっと、気にならないという人の方が、少ないはず。
さて、この
『2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」』
という本、編集したのは、
”米国国家情報会議”
という組織と書かれています。
何を隠そうこの本、実は、
「一般大衆向けの読み物ではない」
と、その書籍の冒頭にバシッと書かれているのです。
では、誰のための読み物なのか?
それは、
「米国の大統領向け」
の読み物なのです。
■アメリカの国家戦略を策定する時、
世界中の大きな「メガトレンド」を知っておく必要があります。
インドがどうなる、とか、
中国がどうなる、とか、
テロの脅威がどう、とか、
資源問題がどう、とか、
これからの産業はどこが中心になる、とか、
起こりうる人類の脅威はどんなものが想定されるのか、とか、
それらの複雑な情報が絡み合った情報を、
有識者が分析し、そして、
アメリカの大統領、閣僚に渡すのです。
そして、今後の戦略を決める。
そのために、
4年に一度発行されているのが、
この報告なのです。
以前は、関係者にしか公開されていなかったのが、
一般公開されるようになり、そして日本語にも翻訳されました。
■私たちは、大きな流れの中に生きています。
会社がどう、とか
今の給料がどう、とか言っても、
一度リーマン・ショックや
バブルのときのような動きが生まれれば、
その奔流に流されざるを得なくなるし、
当然ながら、外交問題の
中国、北朝鮮などの問題だって、
何だか遠い話、リアリティがない、なんていっていたとしても、
実際にその問題がリアルに迫った瞬間に、
「他人事」から「現実」に代わり、
そして私達の生活に食い込んでくるもの。
時代の流れは、突然変わるのです。
と、そんなことを
考えさせてくる本です。
今いる日本だけでなく、
この地球というグローバルスケールで、
どんなことが起きているのか?
そしてどんなことが、これから起こりうるのか?
一般教養として、
そして世界に生きる一員として、
これから社会で活躍する人にとって、
ぜひ知っておくべき内容が満載です。
知識と情報は、私達の人生を変えます。
皆さまの人生の一助になれますように。