「借り物の目標」は効果がない
(今日のお話 1154字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに夜は、プライベートな仲間と、
忘年会ではないのですが、酒を酌み交わし、
語っておりました。
情熱を持った仲間と話すと、
自分自身を振り返り、内省する機会になります。
本当にまだまだだな、と思う今日このごろ。
*
さて早速ですが、本日のお話です。
年末が近づいて参りました。
この季節になると、
「この1年はどうだったのか」
と何となく振り返りたくなるのは、
きっと私だけではないと感じます。
今日は『目標設定練習帳』(著:リチャード・H・モリタ)
という本から、自分を振り返る意味、そして、
「”借り物の目標”は効果がない」
という話について、紹介されていたお話を、
共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■「目標は大事」、とよく言われますね。
よく言われすぎて、
もう何も思わなくなるくらい当たり前な話です。
しかし、先述の『目標設定練習帳』によると、
世の成功者は”目標”の質が違う、と言うのです。
とりあえず、目標は大事だから
「英語を勉強する」
「年収1000万円目指す」
「起業する」
なんて言っても、
それが心からの目標でないかぎり、
実際のところ、あまり機能しないというのが現実のよう。
だって、本当の本当は
対してやりたいと思っていないから。
■逆に、何かを成し得た、
いわゆる”成功者”と言われる人にインタビューをしてみると、
その”目標設定”についてある特徴があったというのです。
まず、彼/彼女らは、
・自分の子供の頃から今に至るまでの話を、
物凄くよく覚えている
そして、
・そこから今の”目標”がつながっており、
自分オリジナルの、本当の本当の本当にやりたい目標がある
ということがわかったそうです。
■言い換えると、
自分なりの”目標”を見つけるためには、
・自分の歴史を知ること
が不可欠であり、
徹底的に「自己内省すること」によってのみ、
自分ならではの”オリジナルの目標”が見えてくる、
そしてそれを見つけたときにこそ、
「ゼッタイにやりたい!」
という思いが芽生え、そして、
やり遂げることができる、
そう考えることもできるわけです。
■皆さまの中にも、
「年末に1年の振り返りを」
という方もきっといらっしゃると思います。
振り返り方は人それぞれ。
しかしながら、もやもやしたり、
ぶつけるエネルギー、矛先がないと感じているのであれば、
このような『目標設定練習帳』如きツールを使いつつ、
”深い自己内省”を試してみてもよいかもしれませんね。
一つ言えることは、
『借り物の目標は効果がない』
ということ。
こういった切り替えの時期だからこそ、
””本当に何がしたいのか”を見つけるプロセスは、
取り組んでみるのもよいかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。