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328号 2014年7月8日

笑顔などつくれるわけがない、ときにこそ 

■おはようございます。紀藤です。

「感動する話」「胸に刺さる詩」を
探すことにはまっている今日この頃。

いい話を見たり、聞いたりすると、
心が洗われたような感覚がします。

さて、10年程前に出版された本より、
シンプルで、胸にささる詩を見つけました。


苦しければ 苦しいだけ

辛ければ 辛いだけ

笑顔を ふやそう

笑顔などつくれるわけがない時に

笑顔をつくることに

人間の価値がある

希望 理想 夢をしっかりもって

楽観的になること

塞ぎ込んでいても

情況は少しも変わりはしない

無理をしてでも 偽ってでも

良い方向へと 望みをつないでいこう

苦しいからこそ 笑顔でいこう

辛いからこそ 笑顔でいこう

悲しいからこそ 笑顔でいこう

ありがとう と 笑顔でいこう

「商売繁盛ありがとう」清水英雄 著


■辛いときに、笑顔でいる。

苦しいときに笑顔でいる。

簡単ではないことです。

でも、ふさぎ込んでいても、状況が変わらないのであれば、
少しでも未来へと望みをつなげるように、
あえて笑顔でいよう、と。

このことを、著者の清水さんは
「そこにこそ、人間の価値がある」
と言いました。


■「7つの習慣」では、

【第一の習慣 主体的である】

において、
人間だけに与えられている能力として

≪刺激と反応の間にスペースを空けることができる≫

と述べています。

「主体的な人」は、“辛いこと、苦しいこと”があっても(=「刺激」)、
“敢えて笑顔でいる”、という「反応」を選ぶことができます。


■私たちの日常は、言うまでもなく、
「刺激」だらけです。

家族、同僚、友人関係、上司部下、顧客との間。
あらゆる関係において日々、色々なことが起こります。

「嫌な事を言われた」。
その度に、「腹が立つ」「怒る」とするのか、

「嫌な事を言われた」。
でも立ち止まって「敢えて笑顔で受け流す」とするのか、

この選択権は、相手でなく自分にあります。
そして、
それこそが人間がもつ価値の一つである、
ということ。

このことは胸にとどめておくと、
「刺激」だらけの世の中で、
一つの軸となるのかもしれません。

「苦しくても、笑顔でいる」

シンプルですが、大切にしたいキーワードだな、
としみじみ思う次第です。

【本日の名言】 私がこれまでに悩んだことのうち、
98%は取り越し苦労だった。

               マーク・トウェイン

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