「すみません症候群」がもたらすもの
■おはようございます。紀藤です。
先日は、社内での営業トレーニング。
半年ほど前から皆で行っています。
その中で、私は「あるクセ」がある、
もっと言ってしまえば「ある症状」にかかっているなあ、
と気づかされました。
無理やり今、
ネーミングしてみますと、
【スミマセン症候群】
とでも、呼べるものでしょうか。
■人には「口癖」が誰しも、
多かれ少なかれあると思います。
私の場合ですと、ある条件下において、
(ちょっとでも「悪いな」と感じてしまったとき)、
「いやー、すみませんねえ」
「すみません、ちょっと難しいのですが」
「こちかこそ、すみません」
と「スミマセン」を、
必要以上に、反射的に連発してしまう事に気が付きました。
この「〇〇症候群」は、
人によっては「すみません」の代わりに、
・「よくわかんないけど〇〇」
・「疲れた」
・「たぶん〇〇だと思うんだけど」
・「ウザい」
また、
・「恐縮です」
・「ありがとうございます」
などなど、
人によってネガティブ、ポジティブなど含め、
色んなパターンの「口癖」があるのでしょう。
■このような「口癖」は普段意識しません。
しかしながら『言霊』というように、
「言葉には力がある」、と言われています。
言葉は、その人の考えに影響を与え、
言葉は、その人の行動に影響を与える、
「7つの習慣」においても
「主体的な言葉を使うこと」が意識を変える、
と言いますし、同様のことを述べる本、人物も、
探してみればいくらでも見つかるほどです。
■このような影響力を考えると、
自分が持っている、何となく言ってしまう
「スミマセン症候群」
があることによって、
意識しても意識せずとも、
何度も何度も何度も何度も、
口に出し続けたとしたら、
「常に自信なさげな人物」になってしまったり、
「常に頭が低すぎる人物」になったりするのかもしれません。
であるならば、
「ありがとう症候群」
のように、プラスのスパイラルを生み出す口癖に
書き換えた方が、よっぽど「お得」なのではないか、
とも思う次第です。