教えることは、読むことの6倍
■おはようございます。紀藤です。
グローバルマインド養成研修が終了。
今日は愛知へ行ってきます。
さて、昨日は勉強のための読書について、
「穴の空いたバケツ状態」になりがちではないか。
そして、読めども、読めども忘れてしまったら、
結局読んでないのと同じでは・・・?
だから「本」を読むそもそもの目的を考えることが大切では、
というお話をしました。
本日もその続きをいたします。
■さて、皆様、
こんな話を聞いたことがありますか?
「記憶に残る割合」について
学びの方法ごとに比較してみると、
・聞く(10%) = セミナーをただ、聞く。
・見る(15%) = 本を読む。
・教える(90%)= 学んだことを、伝える。アウトプットする。
となるそうです。
「教えること」は、「聞く」の9倍!
「見る」の6倍にも及びます。
絶大な効果ですね。
■そもそも、
「何のために本を読むのか?」
という話に戻ると
もし勉強という意味の「読書」において、
そこで得た知識を自分の血肉としたいのであれば、
「ただ読むだけ(そして忘れる)」
というのは、非常にもったいない。
この部分は、否定は出来ないかと思います。
であるならば、
「忘れない読書」、すなわち「目的を達成するための効果的な行動」を
考える必要がありそうです。
これは色んな頭のいい人から聞いた例ですが、
・アマゾンでレビューを書く
・日記で書く
・本に感じたことを書き込む
・書評を記録用にA4一枚でまとめる
のように、学んだことを
「教える」「アウトプットする」行動とセットにする、
などが非常に効果的なようです。
(私の場合は、最近ブログに書評を書いています。
ちょっと面倒くさいですが、効きます)
■ちなみにこの話は、
「7つの習慣」のある習慣に関連しています。
”成功する人(=成果を上げ続ける人)”は、
【第二の習慣 目的を持って始める(終わりを思い描くことから始める)】
という習慣を大切にしている、と言います。
成功する人、成果を上げ続ける人は
「何故、何のためにこれをするのか?」
を、常に考えているということ。
常に、目的達成のための行動を考えることができます。
これも
「なぜ読書をするのか?」
「であるならば、どんな読み方がいいのか?」
という先ほどの話に通じるのかもしれません。
読書という一つの行動においても、
【目的を持って始める】
ことは、大切なキーワードではないでしょうか。
■今日のお話は、
・読書をしても忘れる。
忘れたら読んでいないのと同じ。
・もし本を「学ぶため」に読むのであれば、
穴の空いたバケツ状態では非効率的である。
・人の脳の働きとして、
聞く10%、読む15%、教える90%
という。
・すると、「教える」という方法を取り入れた読書法は
非常におすすめである。
・成果を出し続ける人は、常に「何が目的なのか?」を忘れない。
読書という一つの小さな行動でも、
「目的を忘れない」という行動が、成果に習慣になるのではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。