腰痛の根本治療から考える「7つの習慣」活用法
■おはようございます。紀藤です。
私事ですが、最近「腰」を痛めており、
整骨院へ通う日々が続いております。
というのも、最近テニスにはまっており、
休日や、夜など、時間を見つけては
頻繁に行くようになりました。
しかしながら、テニスの動きとは
予想以上に腰に負担がかかるようで、
気付いたら、常に腰が重たい状態になっており、
終いには、痛くて何もしてなくともズキズキ痛む・・・
そんなツライ状態になってしまいました。
■整骨院に行くと、
色々痛みの原因を教えてくれたのですが、
結局一番の理由は、
「股関節が固いこと」でした。
電気治療や、マッサージをして
一時的に痛みを緩和することはできるけど、
結局「股関節の筋肉」を柔らかくしなければ、
また痛くなってしまうからね、
そんなアドバイスを頂き、
「これからは毎日ストレッチをするように」
と念を押されました。
■よくよく考えると、今回、
腰が痛くなったそもそもの理由も
ストレッチを怠ってテニスをしたことでした。
「早くテニスしたいし、5分位いいだろう」
「ちょっと面倒くさいからいいや」
このような気持ちがあったことは、
正直否めません。
しかしながら、そのような
予防に対しての軽んじた見方が、
結局は大きな負債となり、
私の腰にのしかかってきたわけです。
■そしてこのような、「予防」の大切さは、
「7つの習慣」でも”成果を上げ続ける原則”として伝えられています。
それは、
【第三の習慣 重要事項を優先する】における、
「時間管理のマトリクス」というもので紹介されています。
「時間管理のマトリクス」とは、
・「重要なこと」「重要でないこと」という縦軸と
・「緊急なこと」「緊急でないこと」という横軸で構成される、
4象限のモデル図です。
そして、私達が成果を出し続けるためには、
【第二領域】 (= 「重要なこと」×「緊急でないこと」)
に時間を割くことがポイントである、といいます。
【第二領域】の代表的な活動とは、
「予防」、「準備」、「計画」、「人間関係作り」、「自分自身の能力開発」 など。
私の腰痛の話でいえば、
整骨院の先生が話をしてくれた、
「毎日のストレッチ」などは、
まさしく「予防」そのものでしょう。
■そしてこのようなことは、
腰痛だけでなく、あらゆることに言えるでしょう。
将来のための学習をおこたり、怠惰に勤めていたとしたら・・・
半月後のプレゼンのための、準備を後回しにし続けたとしたら・・・
今が健康だからと、暴飲暴食を毎日し続けたとしたら・・・
結果は、何となくわかるのではないでしょうか。
■予防や準備、能力開発(勉強)などは、
忙しい中、やってもやらなくても、
すぐに何かが起こるわけではありません。
しかしながら、
【第二領域の活動】をするかしないかは、
私の腰痛の火種が水面下で着実に育っていったように
確実に蓄積されているもの。
それは、岩を打つ水滴のごとく、
じわりじわりと私達の内部に影響を与え、
そしてある日突然、結果として表出するものなのかもしれません。
■であるならば、
すぐに結果に表れないとしても
・予防を怠らない
・自分にための能力開発
・適度なレクリエーション
・人間関係作り
などなどを心がけ、
私の腰痛のような悪い例にならないように(汗)、
日々のストレッチ、すなわち【第二領域】を心がけることが、
大切なのでしょうね。
皆さまにとっての【第二領域】、
どんなものがありますか?