「4月29日は、何の祝日?」 を考えてみる
■おはようございます。紀藤です。
5月はたくさんの祝日がありますね。
普段できないこともできますし、
旅行をされる方、ご実家に帰られる方、
色々いらっしゃることかと思います。
昨日も皆様、祝日で
お休みの方が多かったかと思います。
私も、運動をしにスポーツクラブに行ったのですが、
そのとき不意に、
「今日って何の祝日か知ってる?」
と友人に聞かれました。
■そのとき、
残念ながら私は全くわかりませんでした。
(というよりも、「今日が何の休日なのか?」という疑問すら持っていなかった、
というのが正しいです・・・汗)
何だか恥ずかしい気持ちになり、
すぐにiphoneで調べてみると、
このようなことが書いてありました。
【4月29日 昭和の日】
<目的>
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日」
<制定について>
1989年(昭和64年)1月7日の昭和天皇崩御により、
同年以降の4月29日はそれまでの天皇誕生日としては存続できなくなり、
祝日法の天皇誕生日に係る項を改正する必要が生じた。
孝明天皇、明治天皇、大正天皇の場合は
崩御日が先帝祭として休日となる休日法が存続していたが、
昭和天皇の場合は現行の休日法により崩御日が休日とならないため、
当初から誕生日を活かして「昭和記念日」など
昭和に因んだ新祝日として存続させようというような意見が出ていた。
しかし、野党による反対からその案は見送られ、
同年以降の4月29日は「みどりの日」という名称の祝日に改められた。
その後、「昭和の日」の実現を目指す国会議員らにより、
2005年に再度「昭和の日」の実現が国会で成立した。
(同年以降の4月29日は「昭和の日」、従前の「みどりの日」は5月4日に移動した)
”出典:Wikipediaより”
■この説明を見てみると、
「4月29日が何の祝日なのか」ということに
意識を向けただけで、
・休日法というルールの存在
・みどりの日と昭和の日の関係
・祝日の制定と政治の関連
など、多くの知らなかった事実を知り、
極端に言ってしまえば、
歴史を知ることにも繋がったわけです。
私は、自らの
【知的好奇心】が満たされ、
何だか得をした気分になりました。
■「7つの習慣」では、
成果を出し続ける人の特徴として、
【第七の習慣 刃を研ぐ】
がある、と述べています。
これは、成果を出す人は普段から
自らの
「肉体」
「知性」
「精神」
「人間関係」
という4つの側面を鍛え続けている、
という習慣です。
先ほどの例で言えば、
残念ながら私は、
祝日の意味にすら深い興味を持たず、
「休日の名前すら知らなかった」
という状況でしたが(汗)、
「知性」が磨かれたわけです。
祝日だけでなく、
”普段のあらゆることに興味を持つこと”
は、私達の【知性】は自然と高めてくれる
習慣になり得るのかもしれません。
■今の時代は、非常に便利になりました。
ですから、普段見過ごしてしまいがちな当たり前
例えば、
・既存のルールに対する疑問
・会社の歴史に対する興味
・いつも通りすぎる地元のお店
などに疑問を持ち、調べたとしても
ものの1分で答えは見つかるでしょう。
であるならば、
”身の周りの当たり前に、意識を向けてみる”
ということを習慣にすることで、
新しい発見があり、
そして私達の発想、知性を広げてくれる習慣に
成り得るのかも知れませんね。
■今日のお話は、
・4月29日が何の日か、知らなかった私。
しかし、調べてみると、歴史やルールなど多くのことを知った。
・「7つの習慣」では”第七の習慣 刃を研ぐ”において、
成果を上げる人物は自らを磨き続ける、という。
・その中の一つが「知性」を磨く習慣。
・私たちは、つい当たり前のことに対して見落としてしまいがち。
・しかし意識的に「何故なのか?」を考えることで、
自らの見識の広さ、すなわち「知性」を
鍛える習慣を身につけることができるのではないだろうか。
という内容でした。
今日も皆様にとって素晴らしい一日になりますように。