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275号 2014年4月21日

「JAXA」と「NASA」 聞きなれた言葉の違いを、実は知らない 

■おはようございます。紀藤です。

週末に、茨城県つくば市にある、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)に行ってきました。

普段は入れない研究センターが、
一般の人にも「特別公開」
ということでしたので、興味津々。

働いているエンジニアの人とも
お話して、興味深い話も聞きました。


■例えば、

・JAXAとNASAの違いとは?
・なぜ人工衛星はあんな形なのか?

などなど。

その答えを聞く中で、
「ふむふむ」と納得していたのですが、
ふと思ったのが、

【「JAXA」とか「NASA」とか、
 何度も何度もその名前を聞いてきたのも関わらず、
 ”何が違うのか”に、特に疑問を持たなかった】

ということに、小さな衝撃を覚えました。


■そして、同時に思ったのが、
このような、

【”なぜそうなのか”を知らないこと】

というのは、
思った以上にたくさんあるではないか、
ということです。

今回のケースは
「宇宙」ということで少し縁遠い話ですが、

・会社の昔からのルール
・国の決まっている仕組み
・マナーの意味

など、実は私達が「当たり前」と思い、
実行していることにおいて

「なぜそうなのか」

を知らずに、

”何となく決まっているから”

で行動していることが、
意外とあるのかもしれない、
とふと恐ろしくなったのです。


■色々なルールや仕組みも、
意図や理由がありできたものでありますが、
必ずしも今は必要なものでないのかもしれません。

その中で、進歩・改善をするためには、

【疑問を持つ】

ということが始めの一歩になるのでしょう。

情報に溢れた世の中ですから、
何となくスルーしてしまう事柄も多くなりがち。

だからこそ、意識的に、

”なぜそうなのか?”
”どこが違うのか?”

という
”当たり前”に疑問を持ってみることで、
新たな視点を得るきっかけになるのではないか、

と思った次第です。
(ちなみに、JAXAとNASAの違いは
NASA ・・・ 世界1位、従業員約2万人、有人飛行で強い
JAXA ・・・ 世界3位、従業員約1600人、宇宙開発(衛星)などで強い
とのことでした)


■今日のお話は、

・JAXAに訪れた。
 知らないことを知ることができた。
 
・と同時に、何度も聞いている単語(JAXAとNASA)
 があったとしても、特に意識をしないとその違いなどに
 全く意識を向けていない、という事実に気付いた。

・もしかすると、このようないつも聞きなれている
”当たり前のこと”において、
 ”特に疑問を持たずに、何となくやっていること”
 は意外と多いのではないか。
 
・進歩・改善のためには、
 時代にあった常にベストな方法を探し続けることが大切であるが、
 そのためには、今の”当たり前”に対して、
 ”なぜそうなのか”という疑問をぶつけることがポイントになるのでは。
 
という内容でした。

【本日の名言】 賢い人とは多くのことを知る人ではなく、
大事なことを知る人である。

              アイスキュロス 

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