「本」と「セミナー」の違い
■おはようございます。
先日植えたばかりのバジルの種が
芽を出すのが楽しみな紀藤です。
さて、本日はいつもと
少し違うセミナーのご案内をひとつ。
フランクリン・コヴィー・ジャパンは
法人向けのセミナーだけでなく、
実は、個人向けのセミナーも実施をしております。
そして、来たる4月26日(土)に、
【インサイド・アウトのアプローチで
学ぶ営業心理学セミナー 入門編】
という内容で、セミナーを実施します。
■研修講師は、フランクリン・コヴィー・ジャパンの
営業研修「ヘルピング・クライアンツ・サクシード」の
ファシリテーターである田路講師。
彼は、
・大手企業において営業MVP&7半期連続の営業表彰を
含む11半期連続全指標達成(いずれも会社記録)したトップセールス
であり、
・日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー、
米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー
という肩書きも持つ、非常に多才な講師です。
そんな彼が、
”「世界共通の営業の原則」×「心理学」×「長年の営業経験」”
という彼の持つ多くのエッセンスを融合し、
オリジナルの内容に仕上げているのが今回の企画でございます。
よろしければぜひご検討下さい。
■さて、私自身、
お客様にトレーニングをご紹介していて、
しばしばご質問を頂くことがあります。
それは、
「本でも同じこと言っているから、
とりあえず、”本”、読んでおけばいいんじゃない?」
というご質問。
「本」には本のメリットがあるので、
これがNGというわけでは全くありません。
しかしながら、
”本”だけ読んでしっかり実践できている、
という人は、意外と少ないように感じます。
恐らく、その理由を考えると、
”素晴らしい理論”だけではイメージできない
のかもしれない、と思うのです。
人は感情の生き物ですので、
”出来るかもしれない”
”やったら変わりそう”
と強く感じることで、初めて、
「実践すること」に繋がります。
ですから、
もしかすると「本」というものは、
”頭”や”理論”を整理するためにはよいけれども、
感情を伴って学ぶことには、
少し不向きなのかもしれません。
■では、どうすれば”感情を伴った学び”にできるのか。
そのために必要なことが、
”多彩な経験(失敗例&成功例)を持つ人から学ぶこと”
ではないか、と思うのです。
「机上の空論」だけではなく、
実際にやってみた経験則をどれだけ持っているか。
そして”理論”だけでなく、
実際の生活で実践をしようとしたときに
何が起こりうるのか。
そして何を得て、
どんな人物になれそうなのか。
この部分を踏まえて、学べるかどうかが、
「本で理解する」
ことと
「研修・セミナーで体感する」
ことの大きな違いなのでしょう。
どちらがいいというわけではなく、
万人に当てはまる考えでもないと思います。
しかしながら、
それぞれの特性を考えて「学び」に利用することで、
より加速度的に成長できるかもしれない、
と思う次第です。
■今日のお話は、
・よく研修・セミナーと本との違いを尋ねられる。
・その違いは「理論」に「できそう」という温度感があるかどうか、
という点があげられる。
・「理論」に多彩な失敗例、成功例が加わり、
それを実際に聞いたり、感じられたりすることが、
「本」と「研修・セミナー」の大きな違いなのかもしれない。
・どちらがいい、というわけではないが、
それぞれ特性を考えて学びに生かすことが大切ではないだろうか。
という内容でした。
今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。