パクる力
■おはようございます。紀藤です。
昨晩はお花見ランニング。
桜を見ながら、というオプションが付くだけで、
こうもプレミア感が出るんですね。
そういえば1年前、韓国まで出向き、
「慶州さくらマラソン」という
世界一の桜を見ながら走るフルマラソンに
参加したことを思い出しました。
・・・まあ、大会本番では
桜は見事に全部散っており、
ただのフルマラソンになったのですが(涙)
今となっては、いい想い出です。
■さて、本日は私がお送りしている、
メールマガジンについて、
少し私の考えをお伝えしたく思います。
メルマガについて、
色々ご意見を頂きますが、
よく言われることが、
「よくネタが尽きないですね」
というのと、
もう一つは、
「書き溜めているのか?
それとも朝書いているのか?」
という質問。
後者は「毎朝書いています」というのが答えで、
(ほんとです)
前者に関しては、
「いやあ、何とかやっています」
とお答えしていて、実際そうなのですが、
自分の中で、
”メルマガはずっと書き続けられる”
という確信めいたものがあることに、
ふと気が付きました。
(寝坊する、または事故や大病にあわなければ、ですが)
■それはなぜだろうか。
少し考えたときに、
いくつか理由はあるのですが、
その「書き続けられる」一つの理由に、
【パクることを前提としている】
からである、と思ったのです。
(あまり堂々という事ではないですが…汗)
■ただ、自分一人が持っている知識など
たかだか知れている、と思います。
一人で思いつく話もたかだか知れているし、
一生懸命頭を捻ったとしても、
出てくる”感動的な話”なんてそうそうありません。
だから、人に聞きます。
「何か面白い本ありませんか?」
「”何か”面白いことありませんか?」
そして、紹介してもらった本などあれば、
すぐにAmazonで調べます。
レビューが高かったり、
ピンとくる何かがあったりすれば(&値段が高くなければ ※重要)
すぐにその場で注文。
■結果的に山のような
「積読本」ができるのですが、
「何か新しいこと知りたいなあ」
と思った時、
積読本からふと手に取ってみると、
多くの場合、アイデアが浮かびます。
不思議なもので、恐らく、
「人」でも、「本」でも、
何にでも、出会うべき縁やタイミングがあるようです。
■私は知らないことばかりですが、
「”まだ知らないネタ”が、無数にある」
ということは確信しています。
そして、その話をパクって、
自分の言葉に置き換えて発信することができます。
だから
「ネタはつきない」
と確信めいて言えるのではないか、
と思ったのです。
■私自身、まだまだひよっこですので、
残念ながら、”オリジナルの素晴らしい意見”は
なかなかお伝えできません。
しかしながら、
あらゆる『道』と呼ばれるものに
「守破離」
という言葉があるように、
まずは
「守」=人を真似る(人の技・知識をパクる)
ことから始めることが、
あらゆることへの「成長の近道」だと
思えてやみません。
人様の思考や知識、アイデアを、
「自分」というフィルターを通して伝えるだけでも
それは自分自身を高める活動になります。
■「7つの習慣」では
自分自身を大きく成長させるために、
【第七の習慣 刃を研ぐ】
という習慣を伝えていますが、
今回の話の、
「パクる(自分のものにする)」
ということは、まさしく
自分の「知性」に磨きをかけることであり、
自分の大きな武器になるのではないか、
と思うのです。
そして、このような成長のプロセスを、
自分の生活に組み込めるような「仕組み」ができれば、
オートメーション的に継続した成長ができるのかもしれません。
メルマガはその一例です。
「パクる習慣」、おすすめですので、
もしよろしければやってみて下さい。
■今日のお話は、
・「メルマガのネタがつきないのか」としばしば聞かれる。
しかし「ネタはつきることはない」と強く思う。
・それは、「パクること」が前提だから。
・「自分の知らない知識」は山のようにあり、
そこら中に転がっている。
それを自分の言葉にして伝えることができれば、
ネタはつきることがない。
・かつ「誰かの知識」を自分というフィルターを通して
伝えることは、自分自身の知識を磨くことにもなる。
・「7つの習慣」で「刃を研ぐ」というように、
自身の能力を磨くことは、成長し続けるために大切。
・「パクッて、伝える」というのはその一つの手段でもある。
そして無限に尽きない「誰かの知識」を伝え続けることで、
自分自身を磨くサイクルが出来る。
・このことを習慣にできれば、オートメーション的に
自分自身を成長させることができるのではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。