効果絶大の「イライラ解消法」
■おはようございます。紀藤です。
河口湖から帰省。
「7つの習慣Outdoor」の最終版を仕上げています。
研修に参加頂いた皆様、
朝4時半起きにも関わらず、
本当にありがとうございました。
良い研修、良い結果とは、
色々な視点、意見の相乗効果の結果として完成するのだと、
肌で痛感しています。
ぜひ盛り上げていきましょう!
■さて、本日は
「イライラしたときの特効薬」
というテーマでお伝えしたいと思います。
■私自身は、正直なところ、
そんなにイライラすることはありません。
特に、
「イラッとして爆発しそう」
ということは、滅多にない。
しかし、たまーに、
”ものすごく腹が立って腹が立って仕方がない”、
という時もまれにあります。
そんな時、一縷の不安を感じます。
「普段、怒り慣れていない人が、
怒りを爆発させると制御不能になる」
そんな話を思い出し、
怒りに身を任せてしまった場合の自分、
それを制御できなくなった自分を想像すると、
非常におそろしくなるわけです。
■そんな予兆が見えた時、
「怒りで暴走した自分」にならないように、
私がやっている、
そして100%効果があると断言できる、
<イライラ解消法>
があります。
それは、
【感情を思いのまま、書いて、書いて、書いて、書きまくること】
です。
これはいくつかの本でも紹介されていた、
有名な手法ですので、
恐らく効果も認められているのでしょう。
そのルールとしては、
1、書いた紙は、破棄することが前提。
2、だから、聖人君子になる必要もなく、
「あまりにひどい負の感情」も全部書く。
3、書いてスッキリしたら、破り捨てる。
とのこと。
実際にやってみるとわかるのですが、
始めにイライラーっとしていた自分の感情を、
どんどん吐き出していくと、不思議と気持ちが整理されていきます。
そして、100%胸のつかえがなくなる、
とまではいかないにしても、
イライラに支配されていた時よりは数倍、
確実に自分のことを冷静にみて、
前向きになっている自分を感じられるのです。
ちなみにこの手法は、
「イライラした時」
「モヤモヤした時」
「何となく悩ましい時」
などなど、”負の感情に支配されそうなあらゆるとき”に使えます。
ぜひ、イライラした時は、お試しください。
■ではなぜ、
「書くこと → イライラ解消」
になるのでしょうか。
このヒントとなる考え方に、
「7つの習慣」でいう、
【刺激と反応】
という概念があります。
この言葉が表すのは、
人は、
”「刺激」があったときに、
【一時停止】して
「反応」を選択できる能力がある”
という考え方です。
もし「イラッ」としても、
私たちは、【一時停止】して、そんな自分を
客観的に見る能力が備わっています。
イラっとした自分を
客観的に見ることができて、
イラッとした自分の気持ち、イラっとした理由を見つめて、
自分自身でその原因が分かると、
不思議とスッキリするものです。
だから、「書いて吐き出す」という行為は、
【自分自身を客観的に見て、気持ちを整理することができる
= イライラに【一時停止】をすることができる】
効果があるのでしょう。
■感情は私達にとって大切なもの。
ですが使い方によっては薬にも毒にもなります。
だからこそ、
「感情をコントロールできる方法が私達には備わっている」
という、事実を忘れないように、良い意味で、
自分の手綱を、自分自身で操れるようになりたいものですね。
■今日のお話は、
・イラっとしたときに効果的な
「イライラ解消法」がある。
・それは感情を思いのままに、
書いて、書いて、書きまくるということ。
・そうすることで、自分を客観的に見て、
気持ちを整理することができる。
すると、不思議とマイナスの感情が解消されていることに気が付く。
・「7つの習慣」では、人は、
「刺激と反応の間にスペース」を持っているという。
感情のまま流されるのではなく、そんな自分を冷静にみる、
想像力を働かせる、そういったことにより、一時停止できる。
・感情は大切だけれども、薬にも毒にもなる。
だからこそ、自分で制御できると知り、
その方法を知っておくことが大切なのではないだろうか。
という内容でした。
今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。