メールマガジン バックナンバー

194号 2013年12月10日

「やる気」だけに頼らない、習慣化の仕組みを作ろう 

■おはようございます。紀藤です。

ここ数日、めっきり寒くなりましたね。
冬を感じます。
鍋が食べたい今日この頃。

■さて、先日は
「習慣化」のための
大切なポイントの一つが、

【小さなことから始める】

ことである、とお伝えいたしました。

本日も「習慣化」のコツについて、
引き続きお話をしたいと思います。


■先日の話の内容は、

・成果を出し続けるためには、物事を継続(習慣化)すること大切
・継続するためには、大きなことだと断念しやすい
・だから小さな、些細なことから少しずつ始めましょう

というお話をいたしました。

改めてお伝えしますが、何においても
「継続が大切」と誰もがわかってはいるものの、
「継続が最も難しい」という壁に阻まれ、
やっては断念し、
やっては断念し、
そしてやっぱりできない自分に罪悪感を覚え、
やること自体をあきらめてしまう。

こんなサイクルが起こりがちではないかと思います。
(私もよくやっておりました…汗)

だから、「習慣化」は難しい。


■そこで、そんな難しい状況を打破する
一つの行動として今日ご紹介したいことが、

【ログ(記録)をつけること】

をお勧めしたいと思います。

これは、色々な勉強法、ダイエット法などの本でも
紹介されているやり方で、かつ
私が実際にやって効果があると強く思う習慣の一つです。
(以前流行った『ドラゴン桜』でも紹介されていました)

ここでいう「ログ」とは、
「自分が継続する」と決意したことを
(例えば、読書、掃除、ダイエット、資格の勉強などを)

・日記
・ブログ
・手帳

などなどに、書き記し、

【自分の行動の軌跡を残す】

ことを意味します。


■これにより、どんな効果が得られるか。

それは、

【継続していくことをゲーム感覚にできる】

ことが挙げられます。

ロールプレイングゲームの「レベル上げ」のように、
何かを継続して、
その数値が少しずつ上がっていくことは、
自分が確かに前に進んでいる、という感覚を得させてくれます。

すると、まだ結果は見えなくとも、
その「軌跡自体」が自信になりえます。

「自分はこれだけ積み重ねてきたんだ」
そんな感覚になりやすくなるわけです。

ちなみに、私も気付けばメールマガジンが194号目となりますが、
毎日書いていると、この数字が増えていく自体が
不思議なことに一つの楽しみになっております。


■『7つの習慣』の冒頭においては、

習慣化するために必要なのは、3つあると言います。

1つ目が、知識。
2つ目が、スキル。
3つ目が、やる気。

今回の「ログを付ける」というのは、
一つのスキルにあたります。

先日ご紹介した「小さなことから始めましょう」というのも同様。

もちろん「ログを付ける」という行動自体は、
賛否両論あるでしょうし、
合う人、合わない人がいると思います。

ですが、
ただ闇雲に「やる気」に頼って、継続しようとするよりも、
色々な「スキル」を試し、掛け合わせ、
創意工夫をしていくことで、
結果的に「習慣化」の近道になるはず。

これは、
個人の生活でも、企業のトレーニングでも
同じことが言えると思います。

ぜひ使えるものは使って、
効果的に習慣化し、結果を残していきたいものですね。


■今日のお話は、

・先日の話「習慣化のためには、小さなことから始めることがポイント」。
 なぜなら、最初から大きなことをすると断念しやすくなるから。
 
・同様に「ログを付ける」というのも、習慣化の武器になる。
 自分の歩いてきた軌跡を可視化することで、
 継続すること自体がゲームのように思えたり、また自信になったりする。

・習慣化のためには3つの要素が必要と言われる。
 1、知識  2、スキル  3、やる気
 
・何かを継続しようとしたのであれば、自分の「やる気」だけに頼るのではなく、
 色々な「スキル」も試し、組み合わせることで
 習慣化を成功させ、得たい結果を得る近道になるのではないか。

という内容でした。


今日も皆様にとってよい一日になりますように。

【本日の名言】 成功の秘訣は、
何よりもまず、準備すること。

              ヘンリー・フォード

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