「女にモテるヤツは、仕事もデキる論」 を紐解く
■おはようございます。紀藤です。
週末はある大手システム企業の管理職の方々を対象に、
「7つの習慣」のセミナーを行わせていただきました。
40~50代の方が中心で、
多くのビジネス経験を積まれた方々が参加者でしたが、
「7つの習慣」というひとつのフレームを通して考えることで、
「自分自身の経験を整理し、人に伝えやすくなった」
「リーダーシップに大切なことを経験と理論を紐づけることができた」
「部下や妻にもぜひ伝えたい」
などたくさんの嬉しいご感想を頂きました。
たくさんの経験を、一つのフレームを通してみることで、
仕事に大切な要素を
「整理しやすくなる」 = 「人に伝えやすくなる」
というのも研修の一つの特徴ですね。
皆さま、改めてありがとうございました!
■先日友人と
ある雑談で盛り上がりました。
それは、
「女にモテる奴は、仕事もデキる」
という話は、本当か?
なぜなのか?という内容です。
恐らく諸説あると思いますが、
たどり着いた仮説の一つで、
【人の「欲」を見抜くことが上手い】
ことではないか、という結論がでました。
もう少し細かくいうと、
<「相手が求めていること」に気付き、それを満たすことができる人>
ということです。
自分の欲求を満たしてくれる人は、
どんな場所でも求められます。
人は誰しも、
自分の欲求を満たしてくれる人、
自分を気持ちよくさせてくれる人、
に対しては悪い気はしないものですし、
多少の贔屓もしてしまうものでしょう。
結果、より多くの機会やチャンスが集まるように思います。
■仕事も恋愛の共通点は、
「自分と深く関わる人達がいること」、
そして
「それぞれ求めているものがある」
という2点だかと思います。
口に出さずとも、色々な利害の中で、
人には様々な「欲」があります。
「この仕事、誰かに任せたい。でも頼みづらい…」(同僚の「欲」)
「もう少しだけ、商品を安く買いたい」(お客さんの「欲」)
「俺の上手くいった仕事を評価してほしい」(部下の「欲」)
「もっと私の話を聞いてほしい」(妻の「欲」)
などなど。
経済などはまさしく人の「欲(=需要)」で回っている例ですし、
仕事や恋愛も、恐らく同様でしょう。
だからこそ、
「デキる人」&「モテる人」の要素は
<相手の欲求を気付き、満たすこと>
といえるのではないか。
そんな話になったわけです。
■実際に、仕事や恋愛問わず、
人間関係で成功するために必要なステップとして、
「7つの習慣」では
「第五の習慣 理解してから理解される」
という習慣が大切である、とお伝えしています。
これは先の例で言えば、
<相手の欲求に気付くこと>
と同義になります。
相手のことを理解すること、
すなわち相手の欲することを知ることが出来る人は、
相手が求める、適切な行動をすることができます。
「満足のいくサービスだった」
「一緒にいて楽しい」
「話のわかるヤツだ」
こんな「デキる人」「モテる人」
に贈られる数々のコメントも、
「相手を理解している」がゆえに、得られる言葉なのでしょう。
■仕事もプライベートも、
私達の周りには人がいます。
皆が何かを求めて生きていて、その欲求は人それぞれ。
その事実を忘れずに、
「相手の求めていることを理解すること」
を人と関わる上で心がけることで、
より協力しやすく、良い結果も生み出せるようになるのかもしれません。
特に「モテる」には程遠い私も(涙)、
改めて身に付けたい習慣だな、と書きながら思った次第です。
■今日のお話は、
・「モテる&デキる人」に共通していること。
<相手の欲求に気付き、満たすこと>である。
・最初に来るのが、「相手の欲求に気付けるかどうか」。
・仕事も恋愛も経済も、「欲」が原動力となっていると考えるならば
相手の「欲」が何なのかを知るアンテナが高い人は、
相手を満足させる行動もとりやすくなる。
・その結果、お客さん、社内関係者、彼女、などを満足させることができ、
「デキる」「モテる」と言われるようになるのではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。