「子供サッカー」のような人生を送らないために
■おはようございます。紀藤です。
土曜日に「11才のための7つの習慣」というイベントがあり、
私も参加してきました。
小学4年生~小学6年生の子供たちが、
「7つの習慣」を学ぶというイベントで20名程あつまり、
非常に盛況に終わりました。
子供の純粋さ、発想力、そして可能性は、
改めてすごいな、と感じると同時に、
年齢、時代も関係ない「7つの習慣」の影響力を改めて感じた一日でした。
先日、「まんがでわかる7つの習慣」も発刊されましたので、
ぜひこちらもどうぞ。
■さて、最近読んだある本に、
「自分で選択を選べる時代だからこそ、
子供サッカーのような生き方はやめよう」
という考えを提案している本がありました。
面白い内容でしたので、
今日はそのお話について、お伝えしたいと思います。
■「子供サッカー」というと、
どのようなイメージを持たれるでしょうか。
そうです、いわゆる
「ボールに集まる」というサッカーですね。
これを仕事や人生に例えて考えると、
「これをやりなさい」「あなたの目標はこうだ」(=ボール)
という第三者の命令、指示、価値観に振り回され続ける、
と置き換えられます。
あれをやれ、と言われれば、あちらに飛んでいき、
これをやれ、と言われれば、こちらに飛んでいく。
そして自分の軸を持たずに無目的に走り続けて、
その挙句、体調を壊してしまった、そして退職へ・・・
などとなっては本末転倒です。
■子供サッカーから抜け出るためには、
次のステップを踏む必要があります。
1、「子供サッカー」をやめると自分で決める
2、そもそもの目的(試合に勝つ)を意識する
3、勝つための戦略、自分の動き方を選択する
これを持って、「子供サッカー」から
「戦略的な大人のサッカー」ができるようになります。
■これはそのまま私たちの人生にも当てはまります。
1、自分の人生は自分のものであると知り、決意する (=第一の習慣 主体的である)
2、自分の人生のゴール・目的を考える (=第二の習慣 終わりを思い描いてから始める)
3、自分の人生にとって大切なことを大切にする (=第三の習慣 重要事項を優先する)
この一連のマインドセットをすることで、
自分で自分の人生をコントロールしている、
という実感を得られるのでしょう。
(「7つの習慣」では、これを「私的成功」と呼びます)
逆に、もしこれを考えずに、
第三者の命令に従い続けたらどうなるでしょうか。
ナチス政権において、
ユダヤ人を数百万人の強制収容所を指揮した、
アドルフ・アイヒマンは、こう述べています。
「大変遺憾に思うが、自分は命令に従っただけである」
と。
■「周りに巻き込まれてばかりな気がする」
「自分は何がしたいんだろうか」
と悶々としているのであれば、もしかすると
「子供サッカー」(=第三者の判断、価値観に振り回されている)
をしているのかもしれません。
それに自分自身で決めた方が、
モチベーションも上がりますし、
結果的に生きやすくなるでしょう。
そのためにも、
第一の習慣 主体的である
第二の習慣 終わりを思い描いてから始める
第三の習慣 重要事項を優先する
を大切にして、
まずは自分自身の「私的成功」を目指したいものです。
■今日のお話は、
・誰かの価値観に身を委ねることは「子供サッカー」に似ている。
・本来の目的を見失い、ボールに飛びつくのでは、
結果的に勝利は得られない。
・自分の人生も、ボールに飛びつくのではなく(第一の習慣)、
自分の人生の目的を意識して(第二の習慣)、
戦略的に大切なことを大切にする(第三の習慣)、
以上の思考習慣が大切なのではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。