「ポジ語」でルンルンな気持ちになろう
■おはようございます。紀藤です。
めっきり寒くなり、秋めかしくなりました。
イチョウの独特な(くさい)匂いを嗅ぐと、
愛知の実家で銀杏ばかり食べていた父を思い出します。
■さて最近、ささやかな嬉しいことがありました。
それは、私が朝出社した時に、
「キトウさん、今日何だか顔色がいいね!」
と言われた、朝の一言でした。
「いやいや、秋は乾燥しますから、保湿液のおかげです(照)」
なんて返しながらも、
会社の仲間から貰った、さり気ない一声に、
実はとても嬉しい気持ちになっていました。
■皆さまは、「言霊」という言葉を
聞いたことがあると思います。
言葉には、「霊」すなわち、
想いや、力が宿っていると言われる話。
不思議なことに、
何気なく使う言葉でも、
自分の行動を制限したり、
相手に与える印象を変えたりするものです。
例えば先の例でいえば、
「顔色悪いけど、大丈夫?」
といわれたら、「あれ、そうなのかな…」と
自分は元気ないのかな、と疑ってしまいますが、逆に、
「今日はいつにもまして肌ツヤがイイね!」
と言われたら、同じように
「今日いい感じかも」と思ってしまうのが、
人の心理というものでしょう。
■そして、このことは自分に対しても同様です。
例えば、
・「もう無理だ・・・」、よりも、「まだまだこれから!」
の方が、前向きになりますし、
・「どうしようもならない」、よりも、「いや、大したことないでしょ」
の方が、安心できます。そして
・「あいつさえいなければ」、よりも、「自分ができたこともあったはず!」
の方が、人にも優しい気持ちになれます。
このように、
「ポジティブな言葉」(=ポジ語)を意識して使うことで、
自分の気持ちや行動も不思議と変わってくる、
これが「言葉の力」なのではないでしょうか。
中には、そんな、バカな・・・と
思われる方もいるかもしれませんが、
この効果は本当に絶大です。
(口に出してみると、気持ちの変化が感じられると思います)
これは「7つの習慣」の
「第一の習慣 主体性を発揮する」において、
主体的であるための大切なポイントとして
お伝えしている内容でもあり、セミナーでも使われているワークです。
■あるお世話になっている方は、
「お忙しい中、すみません」
という言葉は使わない、と言っていました。
「忙」という言葉には、「心を亡くす」という意味があり、
相手にそんな言葉を投げかけるのは違う、
そんな解釈を込めて、言葉を選択されているそうです。
アントニオ猪木は、
入院中の友人に
「元気ですかー!」と
大声で激励するそうです。
相手が元気であろうとなかろうと関係なく。
「大丈夫?」よりも「楽しそうだね!」
の方が、元気がでるし、
「同情」よりも「激励」の方が、
プラスのエネルギーを人にも自分にも与えられる。
毎日使う言葉だからこそ、
その効果を意識して使いたいものですね。
■今日のお話は、
・「言霊」といわれるように言葉には力がある。
・たかが言葉、されど言葉。
言葉が自分の行動を制限したり、相手に与える印象を変えたりする。
・だからこそ、日々自分が使う言葉は、
プラスの効果を発揮できるように気を付けたほうがよいのでは。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。