「95%の背景」に真実が隠れている
■おはようございます。紀藤です。
先日、私たちのアメリカの本社にて、
3年に一度のキックオフ・コンベンションが行われました。
世界各国の社員が集まり、
ビジョンを共有したり、語り合ったりと
非常に盛り上がる場になったようです。
残念ながら、私は参加できなかったのですが…(涙)
とはいえ、色々とお話を聞き、
メラメラと燃え上がるものを感じました。
今日はそこから感じた、
「背景を知ることの大切さ」について
お伝えいたします。
■ご存知のように、
私は研修プログラムをご提案しています。
ちなみに、これは元々アメリカで開発されています。
そして世界各国の言語に翻訳して皆さまにお伝えしています。
ですが、
開発を手がけた彼、彼女らに私はあったことがありませんし、
名前は聞きますが、遠い存在のように思っていました。
ですが、今回のイベントを通して、
その存在を生きた人間として感じるとともに、
・どれほどの想いが込められているのか
・どれほど多くの人が関わっているのか
・どれほどの努力と歴史と時間が費やされているのか
などの多くの熱量を、
まざまざと感じさせられたわけです。
■もちろん普段考えていなかったわけではなく、
僭越ながら、私は商品に誇りをもっているつもりですし、
勉強もしていると思っておりました。
しかし実際は、
「まだまだ足りなかった、知らなかった」、
というのが現実だったのです。
■私達が扱う、
「商品」や「サービス」は
氷山の一角にすぎません。
その背景には、関わった人の想いや、
費やした時間、あらゆる努力など、
多くの見えないものがあります。
商品を説明すればたったの30分かもしれません。
ですが、「見えない想い」「努力」「こだわり」は
10000分の重みがあり、本当の価値はそこにある。
目に見えるものは5%ですが、
95%の目に見えない大切な背景がある。
私はそう感じました。
■これは商品、サービスだけに関わらず、
「上司のあの時のキツい一言」
とか
「幼い頃にくらった母のビンタ」
なども同じかもしれません。
自分が気付いていないだけで、
95%の見えない背景とか、本当の想いなどに触れたとき、
私たちのパラダイム(物の見方・考え方)はがらりと変わるかもしれません。
ただの言動、行動から、
自分への関心や、大きな愛情を感じるようになるのかもしません。
■であるならば、
見過ごしてしまいがちの想いやこだわりなど「95%の背景」、
を意識してみることでで、
自分たちの周りの人、商品、サービスの真の姿が見え、
誇りや自信もっと持てるようになるのでは、
そんなことを思ったのです。
■今日のお話は、
・商品やサービスなど、目に見えるものは、それが出来た労力の5%程度でしかない。
・目に見えるものが作られた背景には、95%分の努力、想いなどがある。
そして、それが付加価値となリ得る。
・見えない価値に気付くことで、自分たちの商品に誇りが持てたり、
自信が持てるきっかけになるのかもしれない。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。