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141号 2013年9月24日

太陽はどこにあっても、まぶしい

■おはようございます。紀藤です。

この連休を利用して、
岩手にボランティアに参加させて頂きました。

震災から2年半、ボランティアの人の数も減っているそうです。
そんな中、釜石の鵜住居という地域で、

「復興フェスティバル in 鵜住居」
という初のイベントが行われるということで、
そのお手伝いに伺いました。

今日は、そのイベントを通じて、
考えさせられたことを一つ、共有いたします。


■ちなみに今回のイベントでは、
多くのチームがボランティアとして参加しました。

約50名くらいでしょうか。

初めて釜石に来た、という人もいれば、
長い間住み込んでいる地域の人、
釜石のボランティアに何度も来て信頼関係もできている人、
などなど、色んな人で
フェスティバルを創り上げていくのですが、
このイベントで感じたことが、

「どんな状況でも、
 立場がどんなであっても、
 影響力を発揮する人、しない人がいる」

ということです。


■言い訳をしようと思えば、

「他の人は、既に1か月前からいるし、
 自分は今日来たばっかりだから、あまり関われなくて当然…」

なんて思って、
特に自分から話しかけようとしない、
基本的に待ちの姿勢になる、
などなど、言えることはいくらでもあります。

しかし、消極的な理由にとりこまれ、
自らの発信力を弱めてしまうと、

・自分から発信しない

・人の輪が広がらない

・話しかけづらい、頼みづらいオーラがでる

・ますます受け身になる

というコミュニケーションにおいての
負の螺旋階段をくだることになるかもしれません。


■逆に、
状況に関わらず、
自分からどんどん輪を広げる人は、
周りの状況に振り回されません。

自分がどうあるべきか、何をすべきなのか、
どうすれば役に立ち、価値ある時間を提供できるのか自ら考え、
積極的に動いていきます。

そうすると、全く逆で、

・自分から発信する

・人の輪が広がっていく

・周りの人に興味を持たれる

・頼みごともされやすくなり、輪も広がる

という好循環を生み出すことができるのでしょう。


■「7つの習慣」では

「第一の習慣 主体的である」

という習慣が紹介されています。

この習慣は、全ての習慣を支え、
7つの習慣の中でも、最も大切な習慣とされています。

自分自身の行動の責任を引き受け、
その場の状況や雰囲気に左右されず、
価値観に基づいて「自ら」周りに働きかけること。

それが自分と周りを変えるために、
一番大切な習慣である、とお伝えしているのです。


■本当に影響力のある人とは、
状況、立場だけでなく、
その人の自身の存在によって、
周りを自然と変えられる人ではないでしょうか。

太陽はどこにあっても、その場所自体が眩しくて、明るいもの。

「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」

そんな気持ちで、常に主体的に、
自らが輝き、影響力を発揮でるように行動していきたいものですね。


■今日のお話は、

・どんな状況でも影響力を発揮する人がいる。

・それは立場などは関係なく、その人の「自ら動く」というスタンスである。

・自ら動き、発信することで、周りの人に影響を与え、
 結果的にその人自身の影響力も高まっていく。
 
・このことを「7つの習慣」において「第一の習慣 主体的である」と説明している。

という内容でした。


今日も皆様にとって良い一日になりますように。

【本日の名言】 自分にできること、あるいは
思い描いていることは
全て実行に移すことだ。
大胆であれば、非凡な能力と
不思議な力を発揮できる。

                  ゲーテ

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