太陽はどこにあっても、まぶしい
■おはようございます。紀藤です。
この連休を利用して、
岩手にボランティアに参加させて頂きました。
震災から2年半、ボランティアの人の数も減っているそうです。
そんな中、釜石の鵜住居という地域で、
「復興フェスティバル in 鵜住居」
という初のイベントが行われるということで、
そのお手伝いに伺いました。
今日は、そのイベントを通じて、
考えさせられたことを一つ、共有いたします。
■ちなみに今回のイベントでは、
多くのチームがボランティアとして参加しました。
約50名くらいでしょうか。
初めて釜石に来た、という人もいれば、
長い間住み込んでいる地域の人、
釜石のボランティアに何度も来て信頼関係もできている人、
などなど、色んな人で
フェスティバルを創り上げていくのですが、
このイベントで感じたことが、
「どんな状況でも、
立場がどんなであっても、
影響力を発揮する人、しない人がいる」
ということです。
■言い訳をしようと思えば、
「他の人は、既に1か月前からいるし、
自分は今日来たばっかりだから、あまり関われなくて当然…」
なんて思って、
特に自分から話しかけようとしない、
基本的に待ちの姿勢になる、
などなど、言えることはいくらでもあります。
しかし、消極的な理由にとりこまれ、
自らの発信力を弱めてしまうと、
・自分から発信しない
↓
・人の輪が広がらない
↓
・話しかけづらい、頼みづらいオーラがでる
↓
・ますます受け身になる
というコミュニケーションにおいての
負の螺旋階段をくだることになるかもしれません。
■逆に、
状況に関わらず、
自分からどんどん輪を広げる人は、
周りの状況に振り回されません。
自分がどうあるべきか、何をすべきなのか、
どうすれば役に立ち、価値ある時間を提供できるのか自ら考え、
積極的に動いていきます。
そうすると、全く逆で、
・自分から発信する
↓
・人の輪が広がっていく
↓
・周りの人に興味を持たれる
↓
・頼みごともされやすくなり、輪も広がる
という好循環を生み出すことができるのでしょう。
■「7つの習慣」では
「第一の習慣 主体的である」
という習慣が紹介されています。
この習慣は、全ての習慣を支え、
7つの習慣の中でも、最も大切な習慣とされています。
自分自身の行動の責任を引き受け、
その場の状況や雰囲気に左右されず、
価値観に基づいて「自ら」周りに働きかけること。
それが自分と周りを変えるために、
一番大切な習慣である、とお伝えしているのです。
■本当に影響力のある人とは、
状況、立場だけでなく、
その人の自身の存在によって、
周りを自然と変えられる人ではないでしょうか。
太陽はどこにあっても、その場所自体が眩しくて、明るいもの。
「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」
そんな気持ちで、常に主体的に、
自らが輝き、影響力を発揮でるように行動していきたいものですね。
■今日のお話は、
・どんな状況でも影響力を発揮する人がいる。
・それは立場などは関係なく、その人の「自ら動く」というスタンスである。
・自ら動き、発信することで、周りの人に影響を与え、
結果的にその人自身の影響力も高まっていく。
・このことを「7つの習慣」において「第一の習慣 主体的である」と説明している。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。