習慣化のポイントは、「細々と、ローギアで」
■おはようございます。紀藤です。
昨日もゲリラ豪雨、すごいですね。
いつも唐突に降られるので、常に傘を持ち歩かないと、
外回りが多い私は非常に不安になってしまいます。
というわけで、軽量でかつ丈夫な、
ちょっと高級な折り畳み傘を先日買ってみました。
アマゾンでも高い評価で、使い勝手も素晴らしい!
■さて、最近改めて感じるのが「習慣化の難しさ」。
一度「習慣化した」と思っても、
何かアクシデントがあると、
せっかく身になりかけていた習慣が、
また振り出しに戻ってしまうことがしばしばあります。
先日、私はまさしくその体験をしました。
1カ月ほど前マレーシアに2泊3日弾丸ツアーに行ってきたのですが、
その直後から体調が悪化。
熱が出て、咳が止まらず、それがきっかけで
せっかく半年間続けてきた、
「筋トレ」という習慣が、一時的にストップしてしまいました。
■怖いもので、一度止まってしまうと、
「習慣をやめてしまった」
という挫折感や、無力感にさいなまれて、
再度やることがものすごくおっくうになります。
体調が治ったのに、
「まだ、何だか咳込んでいる(気がする)」
「ちょっと、体がだるい(気がする)」
「明日早いから、今日は寝た方がよい(はずだ)」
と、頭を駆け巡り、言い訳のオンパレード。
(よくもまあ、こんなに思いつくものだと、我ながら感心してしまいました)
■そして、その誘惑に負けて
「筋トレ」を1週間ほど怠けてしまったことが起爆剤となり、
健康への意識が下がっていきます。
すると、
・間食をやたらとしてしまう
・ご飯を食べすぎてしまう
・デザートのアイスを何本も食べてしまう
という、健康管理におけるタブーを犯すことに。
その結果、体調を崩したわずか3週間の間に、
体重が増加。
私の愛用の「オムロン体組成計」での体内年齢が
わずか3週間で+5歳老けてしまいました。
やってきたことが、こうも簡単に振り出しに戻る。
習慣化の難しさを感じた出来事です。
■しかしながら、「習慣にする」というのは、
体調不良だけでなく、長期休暇・仕事の集中などで、
継続が困難になることは、よく起こることではないでしょうか。
そんな中、どうすれば習慣をスムーズに継続ができるのか。
そのポイントは、
【「細々と続けること」】
なのではないかと思うのです。
一度、止まってしまった電車は、
トップスピードになるためには時間がかかるように、
一旦ストップしてしまった習慣は再び復活するために、
相応の労力を要します。
であるならば、「新しい行動の習慣化」をしている最中は、
ある程度猶予期間を設けるのもよいのではないでしょうか。
■そもそも私にとっての「筋トレ」は、
「健康状態を維持する」「運動がし続けられる体である」ことが最大の目的でした。
にもかかわらず、筋トレは、真面目にやることにこだわりすぎるあまり
「腕立て・腹筋・スクワットを、上がらなくなるまでやる」
という高いハードルを設けて、習慣にしていました。
効果はあるものの、負荷もかなり高い習慣。
病み上がりで急にやることは、なかなか困難です。
であるならば、「筋トレ」というトップスピードの習慣でなく、
細々とした、ローギアの習慣であったとしても、
「継続する意識を捨てないこと」
が何より重要なのではないかと。
■このことに気付いてから、新しい習慣化の方法を考えました。
それは、
レベル1「朝、青汁を飲む」
↓
レベル2「筋トレを、まずは10回ずつ」
↓
レベル3「筋トレを、出来なくなるまでやる」
というように、3つのステップで、
リハビリ的な習慣を混ぜることを、
自分に許可したところ、非常に心地よく習慣化の復活が出来つつあります。
今のところ、ステップ2のあたりでウロウロしていますが、
いずれステップ3にいき、体年齢も若くなっていくのでしょう。
実際に、毎日続いている他の習慣は、
気軽にやっていることの方が、実は多かったりするものです。
■鋼のような意志を持っている方からすれば、
「邪道だ!」と言われるかもしれませんが、
人間は誘惑に駆られやすいもの、というのも事実のように思います。
まだ私自身で実験中の試みですが、
習慣化するための工夫などは、どんどん取り入れて、
最終的な求める結果につなげていきたいものです。
■今日のお話は、
・習慣化は、難しい。
・鋼の意志があればいいが、凡人(私など)の場合、体調不良などの
アクシデントで頓挫してしまいそうになる。
・だが、「習慣化」の本来の目的は、日々続けることで、
求める成果を生み出すことであるはず。
・であるならば、最優先事項を「続けること」とし、
細々と、ローギアでも前に進み続ける仕組みをつくることが大切なのではないか。
・そのために、3ステップを設けるなど、リカバリしやすい仕組みづくりなども
試してみる価値があるのでは。
という内容でした。
今日も皆様にとって、良い一日になりますように。