「高速フリック入力」で生活の質を向上させる
■おはようございます。紀藤です。
最近、ソーシャルゲームの「パズドラ」をやっている人をたくさん見かけます。
電車に乗っていても、カラフルなボールを色々と
いじっているのが見えて、何となく気になるこの頃。
私はSNSのゲームはちょっとだけしかやったことがありません。
それが良いかどうかは賛否両論ありますが、
ハマると現実世界に戻ってこられなくなりそうで怖いので、
出来るだけ近づかないようにしています(汗)
■さて、そんな事を云っておきながら、
一時期敢えてあるiPhoneアプリのゲームに自ら、
意識的にハマりにいったことがありました。
そこで学んだことを一つ今日はお伝えしたいと思います。
ちなみにそのゲームは、
「タイピングHi」
というゲーム。
スマートフォンならではの「フリック入力」と呼ばれるものをいかに早くやるかで、
「チーター」とか「スーパースター」とか、「宇宙人No1」など、
様々な称号を獲得していくゲームです。
■よく言われることですが、コミュニケーションの手法はどんどん進化しており、
良く使う端末も、パソコンからタブレット端末、スマートフォンと変わってきています。
その中でも、最も私たちの時間を使っているものの一つが、
メール(=文字を入力すること)だな、とふと思いました。
朝起きて、友人からのメールをiPhoneで返信して、
会社に来てパソコンで上司からのメールをチェックして、返信をして、
外出中した後、商談が終わる度にiPadを開いてメールをチェックし返信して、
昼休みにiPhone、Facebookで書き込みをして、
帰りには家族からLINEでメッセージが来てiPhoneで返信して・・・
意識していませんが、メールを打っている時間は相当な量になるはず。
■そんな中、とある映像を見ました。
【YOU TUBE 高速フリック入力】
見て頂けるとわかるのですが、
iPhoneの「フリック入力」と言われる方法を、
驚異的なスピードで入力をしています。
「こんなことができるんだ(驚!)」と、
私の中でパラダイムシフトが起こりました。
■もしこの「フリック入力」をマスターすれば、
1日30分メールを作る時間が、20分になるかもしれない。
で、あるのであれば、このフリック入力を身に付けることは、
些細なことかもしれませんが、
私の生産性を大きく向上させるのではないか、と感じたわけです。
そして、しばらくの間、「タイピングHi」にハマることを日々の計画に入れました。
電車の中、待ち時間、家に帰ってから、
努力の結果、
都内でも有数の「フリッカー」(フリック入力が早い人)になったと感じています。
(だいたい、私がiPhoneでメールを打っているのを見ると驚かれます苦笑)
■この活動によって、私の生産性は、間違いなく向上しました。
『7つの習慣』の時間管理に関わる習慣、
「第三の習慣 重要事項を優先する」、において
「第二領域」という言葉が出てきます。
「第二領域」とは、「緊急ではないが、重要なこと」を表し、
例えば、人間関係づくりとか、能力開発、計画、価値観の明確化など、
仕事やプライベートの生産性や成果を高めてくれる活動です。
この部分を別名「効果性の領域」と呼びます。
■今回の「フリック入力の練習」も、一見陳腐なようですが、
大切な「第二領域」ではないか、と私は思うのです。
例えば、フリック入力ができた場合、できなかった場合を
仮に計算してみると、
×フリック入力できない
1日30分メール入力 × 365日 =10950分(183、5時間)
〇フリック入力できる
1日20分メール入力 × 365日 = 7300分(121時間)
つまり、「フリック入力」を身に付けるだけで、
【1年間で約60時間(約2.5日)(!)】の時間削減につながるわけです。
これからのスタンダードになる入力方法になり、
継続的に何年も使われるのであれば、その影響は計り知れません。
■ここで一番お伝えしたいことは、
このような生産性を高める活動は「フリック入力」だけでなく、
日々の様々なシーンで存在しているのではないでしょうか、
ということです。
例えば、
・電車を待っている待ち時間の活かし方
・洋服を洗濯する方法
・ミーティングの時間の使い方
・食器の洗い方
・整理整頓のルール作り
・ムダ毛の手入れ
などなど、普段は意識していないけれども、
毎日やっている行動で、少し工夫をすれば大きく時間を削減できる活動は
意外とたくさんあるのではないでしょうか。
そして、このような活動を日常から意識して、
日々1%ずつでもより良い習慣に書き換えていけば、
私達の生産性や成果は予測もできないほどに高まるのではないか、
と思うのです。
■今日のお話は、
・「フリック入力」というスマートフォンのメール入力方法がある。
それを駆使して、驚異的なスピードで文章を入力する人がいる。
・私たちが日々メールを作っている時間は相当なものになるはず。
・であるならば、それに関わる能力を開発することは、自らの効果性を高める「第二領域」と呼べる。
・「フリック入力」以外でも、日々当たり前のようにやっているが、
意識すればより良い方法が考え出せる活動が、たくさん存在しているはず。
・日常から、そんな活動を意識して、1%ずつでも改善を加えていけば、
結果私達の生産性は驚くほど高まり、成果も高めるのではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。