7つの習慣は、とりあえず出来なくてもいい
■おはようございます。紀藤です。
暖かくなったと思ったら、また肌寒くなり、
なんだかよくわからない感覚。
桜は葉桜になり、少しずつ季節は変わっているんだなと思う今日この頃。
4月という1つの節目に
自分自身をより良い方向に変える方法を、最近特に考えます。
今日は少し広いお話になりますが、
「7つの習慣」を学ぶ意義について、本日はお伝えしたいと思います。
■色々な方とお話をさせて頂いていて、
「7つの習慣は素晴らしいんですけどねー。
実際やるとなると、なかなか難しいですよね汗」
というご意見をよく頂きます。
そして、書籍を読んで、
「なるほど!じゃあ、やってみよう」
と思っても、実際に行動に移すのはなかなか難しい、
そして、もし行動に移せても、途中で挫折してしまう・・・
というお話もしばしば耳にします。
■これについては、
言ってしまえば元も子もないのですが、
習慣化はとても難しい、まさしくその通りだと思います。
そんなに簡単に習慣にはなれば苦労はないので、
「知っていると出来る」との間には、大きな壁があると思います 。
知っていても、出来なければ、
自分の周りの環境が変わることはありません。
しかし、同時に
「知らないと知っている」の間にも、
大きな、大きな隔たりがあると思うのです。
■7つの習慣を学ぶ意義は、まさしくこの点あるのではないでしょうか。
すなわち、
万人に共通する成功する方法(仕事で私生活で望む結果を出し続ける方法)があることを
知っているか否か、ということです。
7つの習慣は、過去200年の成功者の特徴をまとめており、
それを実現できれば、仕事であれ、私生活であれ、必ず人生は向上すると言えるもの。
しかし、その存在を知らなければ、
そもそもそこへ向かおうとすら思わない。
ですから、成功のための適切なフレームを、
まずは知識としていれておくことが大切だと思うのです。
家を建てるときに、設計図を作ってからでなければ、
実際に家を建てることができないように、
なりたい姿と、そのプロセスを頭に描けなければ、
現実に実現する可能性は少ないでしょう。
※これを7つの習慣では、
「知的創造は物的創造に先立つ」という、普遍の原則として表しています。
■7つの習慣は習慣にしてこそ本当の価値が出るもの。
ですが、最初のステップはすぐに全部出来なくとも、
まずは学び、知ることから始めてもよいのかもしれませんね。
「自分の知らない世界がある」と知ることが、
次のステージに行くための最初の一歩になるのではないでしょうか。
少しずつ、良い方向に進んでいきたいものです。
今日も皆様にとって良い一日でありますように。