~ 「習慣」に必要な3つの要素とは ~
■おはようございます。
本日は初夏のような暖かさになるようです。
過ごしやすい一日になるとよいですね。
■さて昨日ですが、
私達の会社に新しい仲間が加わり、歓迎会がありました。
「7つの習慣」の会社ではありますが、
実際にその全てを完璧にできるはずもなく(特に私)、
社員一同、それを指針としながら日進月歩を繰り返している日々です。
(なので、歓迎会でどんな話が出ているのかは伏せさせて頂きます。)
7つの習慣の興味深いところは、
筆者であるコヴィー博士自身も、
「自分で言っていることは正しい、
でもなかなか出来ない・・・」
という葛藤に嘆くエピソードがしばしば登場するところではないか、
と思っています。
人は「正しいこと」がわかっていても、
必ずしもそれ通りにできず、
でも、それを目指したいと思う自分がいる、
そんな葛藤の中に「人間らしさ」があるのかもしませんね。
■さて、今日は、なかなかできない葛藤のお話にもつながりますが、
「習慣化するためにはそもそも何が必要なのか」
というテーマでお伝えさせて頂きたいと思います。
7つの習慣で、
著者のコヴィー博士は「習慣」について
「習慣 = 知識、スキル、やる気」
の3つの要素が必要であると述べています。
・知識は、何をするか、なぜするか。
・スキルは、どうやってするか。
・やる気は、実行したい気持ち。
例えば、「健康を得たい」、と思っているとします。
まず、健康のための学習をすれば、
適度な運動が大切だ、と理解します。(知識の問題)
毎日自転車に乗ろう、と決めたとします。
しかしながら、うまく自転車に乗れなければ、
当然続けることはできません。(スキルの問題)
そして、知識もスキルも持っていても、
そもそもやろうと思う意思がない限り、
習慣になることはありません。(やる気の問題)
■今までの習慣が強い引力で私たちを引っ張り、
それを断ち切るために膨大なエネルギーが必要だから、
といわれています。
あの月へ行ったアポロ11号も、
地球の引力から逃れ、宇宙へ飛び出す数キロで使ったエネルギーは、
その後の70万キロの旅で使ったエネルギーをはるかに上回るものでした。
(私も何度も「布団」という強い引力にかられます。
そしてしばしば(よく)引力に負け、ぬくぬくとした世界に引き戻されます…自責の念)
これは私の個人的感想でもありますが、
7つの習慣の最も難しいところは、
「習慣」にするところではないかと思っています。
とはいえ、その知識があることで、
つまずいたときに立ち戻るべき「指針」となることに
価値があるのでしょう。
習慣化については、またお話したいと思いますが、
まずは「知識を得る」ことを初めの一歩にしてみると、
それに伴って「やる気」も出るかも、しれませんね。
今日も皆さまにとって良い一日になりますように。