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1502号 2018年3月26日

学ぶことの最大の障害は「◯◯◯こと」である

(本日のお話 1235文字/読了時間1分半)

■おはようございます。紀藤です。

昨日日曜日は朝一の飛行機に乗り、
山口から東京へ帰省。

その後、「MBTI」という、
有名な性格検査の講座を受けてきました。

心理学者のユングのタイプ論を元に開発され、
1962年から世界45ヶ国、200万人を超える受講者を
持つという、このテスト。

自己理解を深め、他者理解を深める、
一つのツールとして、大変興味深いものでした。



このテストを受けつつ、
あらゆることを学ぶ上で「大事なことだなあ」と、
改めて思ったことがありましたので、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。

タイトルは

【学ぶことの最大の障害は「◯◯◯こと」である】。

それでは、どうぞ。

■「MBTI」の性格検査ですが、
人をタイプに分類して考える検査です。
https://www.mbti.or.jp/what/what1.php

・ものの見方(感覚・直観)

・判断のしかた(思考・感情)

・興味関心の方向(外向・内向)

・外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)

この4指標でどちらかを見ることで、
「16タイプ」に分類する、というところから始まります。

それで人の違い、
自分の特徴などを知り、

キャリア形成や人付き合いなどで、
ベストな方法を考えようではないか、

そんな検査なのです。

■実際やってみて、
その内容も面白いものだったのですが、
何より興味深かったこと。

それが、

「検査結果を、自分で”考え直す”」

というプロセスがあるのです。

テストを受ける。

結果が出る。

その後、

”「これって本当か??」と
批判的に、疑いを持って考え直す”

のです。

ただ言われたから、そうだよね、
ではなくて、本当はどうなのか?を

テストをきっかけに見直して、
そこから深掘りをして、

自分の特徴を掴んでいく。

講師曰く、

「、、、このプロセスこそが、(自己理解のために)重要なんですよ」

とのことでした。

■思うのですが、
多くの「学び」「気づき」は、

”この答えは◯◯です”

”あなたは◯◯です”

と「教えた」時に、
生まれるものではないのです。

内面の衝撃と共に、
大きな気づきがあるのは、

『自分で考え、自分で気づいた時』

です。

ビジネスの名著で1000万部売れた、
『ザ・ゴール』という本があります。

この本でこんな名言があります。

【学ぶことの最大の障害は、答えを「教えること」である】

、、、

「答えを教える」と、
自分で答えを見つける機会を永久に奪ってしまう。

自分で論理的に考えて、答えを見つけ出すのが、
人が学ぶための唯一の方法ではないか、、、

そのように、ザ・ゴールの著者の、
ゴールドラット博士は述べていました。

■自分で考えること。

答えをそのまま受け入れるのではなく、

ただ答えをそうとするわけでもなく、

自分で試行錯誤をし、考え続けること。

そのプロセスこそが、
私達が「学ぶ」上で、忘れていはいけない、
大切なことなのだろうな、

そんな事を思った次第です。

今日も、自ら考え、自ら学んでまいりましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

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【本日の名言】

天才の特徴は、
凡人が敷いたレールに自分の思想をのせないことである。

スタンダール

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