「点と点を結ぶ」というけれども、まずは「大きい点」を作ることの方が大事
(本日のお話 1775文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日も引き続き、新入社員研修の立ち会い。
朝霧にて約150人の皆様に、
新入社員研修「ディスカバリー」を実施いたしました。
大学院卒(修士&博士)が半数近くという、
優秀な皆様でしたが、
「組織人としてのプロフェッショナルマインド」
という「人間力のフレーム」のようなものは、
新鮮に捉えていただいたようです。
これからの日本を支えていく、
皆様に、心から期待しています!
*
さて、本日のお話です。
昨日の「ディスカバリー」研修の際に、
講師の話を聞きながら、
そうだよなあ、と至極納得する話がありました。
今日はそのお話について、
思うところを皆様にご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【「点と点を結ぶ」というけれども、まずは「大きい点」を作ることの方が大事】。
それでは、どうぞ。
■皆様は、スティーブ・ジョブスの
「スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞」
という動画をご覧なったことがありますでしょうか?
かなり有名な動画なので、
きっと、ご覧になられたことがあるかたも、
たくさんいらっしゃるかと思います。
※動画はコチラ(日本語字幕)
https://www.youtube.com/watch?v=XQB3H6I8t_4
■この中で、
『点と点を結ぶ』
というお話が出てきます。
内容としては、こんなお話です。
(以下、要約)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ジョブス氏は、大学に入学した後、
授業に興味が持てず、6ヶ月後に中退しました。
ただ、そのとき
「カリグラフィー」(手書きのアルファベット)
の授業には魅了され、色々な字体や文字の間隔など、
”カリグラフィーの奥義”を学びました。
これらのことを学んでも、
現実的に役立つことなど、当時はありませんでした。
しかし、十年後に最初のマッキントッシュのコンピュータを
設計していたときに、このカリグラフィーが、
突如として頭に蘇ってきたのです。
そしてマッキントッシュは世界で最初の、
美しいフォントを持つコンピュータになりました。
(中略)
大学当時の私がこのようなことを
予見していたのではありません。
しかし大きな変化の伏線になっていたのです。
点と点を最初から結ぶのはむずかしいことです。
後に振り返ったときに初めて、点と点を結んでいた線が見えるのです。
だから、いま一見無関係に見える点も
いずれは自分の人生の中で大きな線でつながれることを信じなくてはいけません。
自分の勘、運命、輪廻を信じ続ける、
そういう考えをもっていると人生に失望することはなく、
常に自分に力を与えてくれるようになります。
引用:「スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とても、いい話ですよね。
勇気づけられると共に、
皆様にも、これまで人生の中の経験で、
同じように
「点と点が結ばれる」
感覚を持たれた方も、
いらっしゃるのではないかと思います。
■そして、この動画の話を、
昨日の研修の際にもお伝えしたのですが、
その時、講師よりこんな話を伝えたのです。
それは、
【小さい点は結ばれない。大きい点が結ばれる】
という話でした。
皆様も、これまでの人生を
長い短い関係なく、振り返ってみると、
なんとなく感じると思うのですが、
思い出されるのは、自分にとって
”インパクトが大きい出来事”(=多大な努力をした、苦労した、夢中になった)
であったと思うのです。
自分が、心から努力をし、
飲めり込んだからこそ、「大きな点」になるのでしょう。
きっとジョブス氏も、
”「カリグラフィー」の授業に魅了され、
「カリグラフィーの奥義」を学んだ”
というレベルまでやったからこそ、
その”点”をつなぐことができたのではないか、
と思うのです。
■思うのですが、
何となく、平々凡々と生きていても、
それは”大きな点”にはならない、
なりづらいのではないか、と思います。
自分の中で、エネルギーを集中させ、
本気で取り組むこと。
そうしてこそ、その点が、
意味のあるものになり、
未来、振り返った時に、
ジョブス氏が言うような、
『点と点を結ぶ』
状態になるのではないか、、、
講師の話を聞いて、
そのように改めて思ったのでした。
だからこそ、
【「点と点を結ぶ」というけれども、まずは「大きい点」を作ることの方が大事】
である、と感じますし、
何はともあれ、日々一生懸命生ききること、
とても大切なのだろう、
そのように思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
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【本日の名言】
もし今日が人生最後の日だったら、
私は今日やることをやりたいだろうか?
スティーブ・ジョブス
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