「日誌」&「日記」のコラボレーションが上昇気流となり、自らを劇的に成長させてくれる
(本日のお話 2157文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
また、夕方からは、
株式会社ルネッサンス・アイズの松尾社長とお会いし、
私の知らない人材育成業界について、
色々とお話を聞かせていただきました。
松尾社長は人材業界で会社を立ち上げられ、
30年近くも活躍されている方。
「人材育成業界は狭いから、
不誠実な事をやっている人は、
すぐに噂が広がって、退場させられるんだよ」
という言葉が、大変印象的でした。
結局、長期的にみて、
誠実かつ愚直にやることが大事なのだろう、
と思わされた次第です。
私も、愚直に取り組んでまいります。
*
さて、本日のお話です。
4月は、新入社員研修の季節。
私達が提供している研修で、
”新入社員研修『ディスカバリー』”
https://www.franklincovey.co.jp/training/s_discovery/
なる研修がありますが、
その研修を、改めて聞きながら、
「新入社員だけじゃなく、
あらゆる人にとって大事だよなあ」
と思うお話がありました。
本日はその内容について、
皆様にご紹介させていただくと共に、
思うところを、ご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【日誌」&「日記」のコラボレーションが、
上昇気流となり、自らを、劇的に成長させてくれる】
それでは、どうぞ。
■新入社員研修でお伝えする言葉で、
こんなメッセージがあります。
『最初の3年間で、
その後の30年間に影響する
良い習慣を身につけましょう』
というお話。
「習慣」とは非常に強烈です。
なぜなら、”意識せずに行う行動”だから。
常にし続けてしまうのが習慣だから、
インパクトが大きいのです。
もし、最初の3年間に、
身につけた当たり前の「習慣」が、
”良い習慣”であれば。
意識せずとも、成長し続けられ、
成果を出し続けられるでしょう。
上向きの螺旋階段を、時間の経過とともに、
駈け上がっていくことができる。
しかしながら、逆に、
もし身についてしまった習慣が、
・手を抜く
・やりきらない、
・雑で、時間にルーズ、
などになると、こには上昇ではなく、
”停滞”が待っています。
世の中は、どんどん前に進んでいきますから、
”停滞”、イコール、”衰退”を表します。
”衰退”、は”淘汰”となり、
場合によっては、惨めで望ましくない結果になるかもしれません。。。
*
だからこそ、そんな、
「土台」を作る上で、特に新入社員にとっては、
『最初の3年間の習慣が、ものすごく重要である』
とお伝えしているのです。
■では、「良い習慣」は
どの様に身につけたらよいのか?
また、特にどんな「良い習慣」を
身につけるべきなのでしょうか。
その中で、特に大切にすべし、
とお勧めしている「良い習慣」があるのです。
それが、
『日誌と日記をつけること』
なのです。
*
ちなみに、「日誌」と「日記」。
これは、どんな違いでしょうか。
この違いを辞書(大辞林)で調べてみると、
このように書かれています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「日誌」
・毎日の出来事などの記録
「日記」
・日々の出来事や感想などを記録
~~~~~~~~~~~~~~~~~
とのこと。
つまり、どちらも出来事の記録。
ただ「日記」は自分の”感想”が入る、
という意味のようです。
*
少し話題が変わるのですが、
成功者のバイブルとも言われる『7つの習慣』において、
「第7の習慣 刃を研ぐ」
で、このような事を言います。
”人は、以下の「4つの側面」を磨くことが重要である。
・知性(知識、スキルを身に付ける)
・肉体(身体、健康)
・精神(心のメンテナンス)
・社会・情緒(人間関係)
これらを磨くことによって、己の再生最新をし、
より豊かな人生を送ることができる”
というような話。
そして、その文脈で考えた時に、
そして「自らを磨く」上で、
『「日誌」と「日記」が非常に、効果的である』
ということ、このことをお伝えしたいのです。
■「日誌」は、”日々の出来事”の記録です。
・今日、何があったのか。
・新しい何を学び、何に気づいたのか。
・どのようなことが上手くいき、
どのようなことが上手くいかなかったのか。
・どのようなことをすれば、より良くなるのか
、、、
などを”記録”し、
PDCAを回す習慣をつけること。
それは『7つの習慣』でいう、
「知性」(知識・スキル・学ぶこと)を磨く活動になります。
一方、「日記」。
主に、出来事と共に、”自分の感情”を整理します。
・どんなことが嬉しかったか。
・どんなことが辛かったか。
・感じたことは、何か。
など、思うところを書き記します。
すると、不思議なもので、
ごちゃごちゃした感情が整理され、
スッキリする感覚がする効果があるのです。
「日記」そのものが、
心のメンテナンスの作用があるのです。
■日々小さい活動かもしれません。
しかしながら、人の成長とは、結局、
・自分のモチベーションを高く持ち続けながら
・いかに高回転で挑戦し、PDCAを回すことができるか
にかかっています。
そして、そのペースメーカーになりえるものが
「日誌」&「日記」である、と言えるのです。
*
ちなみに、私が書いているこのメルマガも、
5年前からスタートし、スタート時は平日日刊、
そして一昨年からは365日毎日更新で続けておりますが、
いわば、
「(公開の)日誌&日記」
のようなもので。
”日々の私の気付きを、言語化する「日誌」”であり、
”自分の思ったことを記録する「日記」”
です。
この活動を始めてからというもの、
不思議なもので、あらゆることを忘れづらくなりました。
つまり、「学びの歩留まり」がよくなりました。
明らかに成長のスピードが早まりました。
間違いなく、これは「書き記すこと」の効果である、
と感じています。だから、心からお勧めしたい。
と、個人的にも強く思うのです。
【「日誌」&「日記」のコラボレーションが、
上昇気流となり、自らを劇的に成長させてくれる】
のです。
ちょうど今は4月。
ぜひ気になる方は、試してみてはいかがでしょうか。
と、お勧めしたい次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
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【本日の名言】
ゆうゆうと焦らずに歩む者にとって
長すぎる道はない。
辛抱強く準備する者にとって遠すぎる利益はない。
ラ・ブリュイエール
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