「価値が先。お金は後からついてくる」という話を、改めて考える
(本日のお話 2153文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
また、諸々の事務作業など。
加えて本日は朝から、
シェアハウスを東京、大阪で運営している
友人の会社の社員の皆様と朝から勉強会。
昼からは、コンサルティング(受ける方)でした。
*
さて、本日のお話です。
私は、現在、より成果につなげるために、
月1で、とある方にコンサルティングお願いしています。
なかなかの金額ではあるのですが
高い視点から色々アドバイスを頂ける事は、
非常に大きな気づきなります。
今日はその話の中から、
改めて気づかされたことがありましたので
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「価値が先。お金は後からついてくる」という話を、改めて考えてみた】。
それでは、どうぞ。
■以前、私の知人で、
ソフトバンクの孫正義氏に、
事業計画のプレゼンをした方がいます。
その方が、孫正義氏と
会話をしたときに、
「人類共通の価値観とは何か?」
という話で盛り上がった、
という話を聞きました。
*
ちなみに”人類共通の価値観”の、
孫氏の答えは、
”「愛」と「お金」である”
と答えられた、とのこと。
「愛」は、あらゆる宗教で、
どんな文化でも、どんな場所でも、
必ず人が求めるもの。
そして、
「お金」は、物の価値に関して、
人類が開発した共通の物差しである。
だから、「愛」と「お金」の2つが、
人類共通の価値観なのだ、
そんなお話でした。
■確かに考えてみれば、
「お金」
と言うと、ポジティブ、ネガティブ、
いろいろな考え方を持つ方はいると思いますが、
多くの場合において、「お金」というものは、
やはり、多大なる価値を持つものである、
ことは認めざるを得ません。
営業であれば、
たくさんの売り上げが上がれば嬉しい。
それによって給与があればもっと嬉しい。
お金がふんだんにあれば、
これから起こる病気、介護のリスクも心配しなくていい。
教育にもたくさんのお金をかけられる。
たくさんの経験をすることができ、
欲も満たすことができる。
、、、
そんな、”強いツール”が「お金」
ですから、大事にするのも当たり前。
■ですから、お金を使う際に、
人は当然、慎重になります。
価値があるものには、金を払い続けるし、
価値に見合わないと思ったら、お金は払わない。
むしろ、そのサービスに、
クレームを言うかも知れない。
、、、
(皆様も、きっとそうですよね)
私のように
「お金」に関して語れるほどではない、
まだまだ道半ばの存在であっても、
『お金の重み』
というのは重々感じるのです。
■そんな話を前提に、
本日私が受けたコンサルティング。
その方は、 既に「お金がどうこう」と世界は、
突き抜けて、別次元に行かれている方。
その方がおっしゃられていた話が、
大変、印象に残ったのです。
これからの私の人生計画の話をする中で、
こんなコメントをされました。
「お金は大事ではありますが、、、。
やっぱり本当に大事なのは、
『お客様に価値を与えること』。
それだけですよね。
いや、綺麗事とかじゃなくて。
真面目な話、そうしないと儲からないんですよ。
例えばコンサルティングだったら
”その人のライフ・タイム・バリュー(人生の価値・充実感)を高める”
”心震わせ、10倍の価値を絶対与える”
くらいの覚悟で、私はやっています。
そうでなければ、結局どこかで飽きられ、見限られますし、
リピートも続かないですからね。
眼の前の”決裁者”(お金を払う人)に
判断され続けているので、毎回緊張しますよ。
でも、そうして価値を提供し続けないと、
結局、いつかバレるんです」
、、、
なんて話でした。
その話を聞いて、
よく偉人賢人が言われるように、
『価値を渡すことが先。
お金は後からついてくる』
という話を、改めて思い出しました。
■そして、これに関わる話で、
GE(ゼネラル・エレクトリック社)の最高経営責任者を努め、
「伝説の経営者」と呼ばれたジャック・ウェルチ氏が、
こんな言葉を残しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これまでの経験から明らかになってきたことが1つある。
それは、私たちが”顧客の成功”を後押しするために行うことはすべて、
”財務的なリターン”となって我々に返ってくるということである。
ジャック・ウェルチ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
、、、
すなわち、この言葉が意味することも、
『価値を渡せば、
お金は後からついてくる』
ということと、同じなのでしょう。
■そして、同時に思ったのが、
”自分が、世の中に対して、
どれほどの価値を提供できているのだろうか”
と言うこと。
会社のリソースに乗っかるだけではなく
会社の看板を借りず、
過去の人が培ってくれたものにも頼らず、
自分が、ゼロからどんな価値を、
世に提供することができるのか、、、
そんなことを、深く考えたのでした。
*
今は、人生100年時代、とも言われます。
組織や、これまでの体制が
必ずしも続くとは限らない中、
「どのような価値を、自分は提供できているのだろうか」
そう考える事は、今後生き残っていく上でも、
そして自分のレベルをゆるめでも、大変重要なことである、
そのように思ったのでした。
『価値を渡せば、お金は後からついてくる』
よく聞くそんな話を、
改めて噛み締め、考えた次第です。
タダのときはよくても、
お金が発生する瞬間、人はシビアになるもの、
そんな事を考えつつ、思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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【本日の名言】
他人のために自分を忘れること、
そうすればその人たちもあなたを思い出してくれます。
ドストエフスキー
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