ランニングもビジネスも「回復期間」があってこその、ベストパフォーマンスである
(本日のお話 1852文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに夜は、
来週末の野辺山100キロ ウルトラマラソンに向けて、
最後の追い込み練習として、
・22キロのランニング、そして
・ムエタイジムで1時間練習
をしてまいりました。
ハーフマラソン→ムエタイジムは、
はじめてやりましたが、本当にヘトヘトになりました。
でも、またやろうと思います(笑)
*
さて、本日のお話です。
先程、「ウルトラマラソンに向けて、最後の追い込みをした」
とお伝えいたしました。
あと11日後ですが、
多分、しっかり練習するのは、昨日が最後。
それは
「回復期間」を見越して、
です。
そして、昨日走りながら、
”「回復期間」を考えることが、
長期的な結果を出す上でいかに重要か”、
ということを考えておりました。
今日はそのお話について、
思うところを皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【ランニングもビジネスも、
「回復期間」があってこその、ベストパフォーマンスである】
それでは、どうぞ。
◼︎スポーツをやられた方であれば
なんとなくわかると思うのですが、
肉体の成長というものは、
「破壊と創造」
の繰り返しで生まれます。
肉体を追い込み、
筋繊維を「破壊」する、
その後、
超回復(傷ついた筋肉は、通常を超えて筋肉が大きく成長します)を経て、
より質の高い肉体へと進化を遂げる、
すなわち「創造」がなされる。
これを上手に繰り返すことで、
己の肉体が向上していく。
これが基本ルールとなります。
■ですから、ランニングにおいても、
・長距離やスピード練習として走り込む。
・脚を追い込み「脚の筋肉」を壊す。
・回復を待ち、また限界を超え、脚を追い込む。
そして、ここでのポイントは、
「破壊した後は、”回復させる”ために、時間が必要」
というところ。
壊れた状態の筋肉で走り込みをしても、
ダメージが蓄積しているので、
あまり効果的ではないのです。
特に、
マラソンのレース本番前の2週間などは、
「追い込み練習は避けるべし」
と言われます。
なぜならば、
回復していない状況で無理して走っても、
結局、スタミナが持たないから。
前半はふつうに走れても、
回復しきっていない傷ついた筋肉は、
多くの場合、後半力が持たずにペースが落ち、
そして、良い結果を出すことができないのです。
だから、特に「レース本番」は、
”練習後の回復期間”を十分に持って、
『回復しているベストコンディション』
で臨まねばならないのです。
これがセオリーである、
などと言われるのでした。
◼︎、、、と、
マラソン話を続けておりますが、
このことについて、強く思うことがあるのです。
実はこの”「回復期間」の大切さ”の考えは、
私たちが日々取り組んでいる、
ビジネスにも、大いに通ずると思うのです。
*
少し前にこういう話を聞きました。
「自分は、朝4時まで飲んでも、
絶対に朝9時には会社に行くんですよ
結構フラフラですけどね笑」
そう、誇らしげに語られている人がいました。
その人が、フラフラ、と言っていたのが、
どの程度のレベルかはわかりません。
しかし、ふと思ったのが、
”朝4時まで朝9時にきて、
日中100パーセント駆け抜けられる”
のであれば問題ないのですが、
もしも、朝9時に出社したものの、
疲れがとれず、ぼんやりする、すなわち
「ただ来ているだけ」
なんてなっていたとしたら、どうか。
または、前半がんばれたものの、
午後からスタミナ切れ。
30分で終わる仕事が2時間も3時間もかかる、
となっていたら、どうか?
と思ったのです。
■自分の仕事で良い結果を、
今日も生み出すために来ていたはずなのに、
回復していないから、途中リタイヤ、
となったとしたら、
それはまるで、
『走り込みすぎて、
回復できないままレース本番に出場。
途中で力尽きる(そして結果がでない)』
という、
”回復”を甘く見て失敗した、
イケてないマラソンレース
と変わらないみたいなものではないか、
と思ったのです。
■もちろん、仕事にはいろいろなリズムがあります。
だから必ずしも、
回復しきれない時もあるでしょう
しかしながら、
1日1日が本番であると想定すれば。
毎日しかるべき回復期間を設けて、
1日走りきれるだけの状態にすること。
そして、そのために、
日々計画することが、
「働き方改革」と言われるように、
”働いた時間 < 成果”
を求められる昨今、
大事なことではなかろうか、
そのように思うのです。
人によって「回復」がどれくらい必要なのか、
どうすれば「回復」の質が上がるのか、
そういったことを踏まえて、
日々の計画を立てることが重要だろうな、
と思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
もっと早く終わるように、少し休め。
ジョージ・ハーバード
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