高みを目指すなら、「出し惜しみ」をせず、持ちうるカードは全て使い切るべし
(本日のお話 2154文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
ならびに、夜からは、
「メルマガ交流会」の実施でした。
実に2年ぶりの開催でしたが、
合計30名ほどの方々にお集まりいただきました。
参加者も実に様々で、
・経営者
・大企業の人事
・公認会計士
・エクセルのプロ
・何冊も本を出している執筆家
・広告代理店の企画
・看護師
・コンサルタント
など、本当にバラバラ。
ただ、共通点としては、
”「出会いと学び」に対して、
貪欲な方ばかりであった”
ということでしょうか。
そんな方々の考えが混ざり合い、
非常に充実し、楽しく、刺激的な場になりました。
ご参加いただいた皆様、
本当にありがとうございました!
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また、今後のイベントの案内については、
メルマガのfacebookページにて、
告知をしてまいります。
(実は、そんなページがあるのです、、、)
ご興味がある方は、ぜひ、
「いいね!」をお願いいたします。
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メルマガ公式facebookページ「未来習慣」
https://www.facebook.com/futurehabits/
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さて、本日のお話です。
話は変わるのですが、
約3週間前の空手の稽古のダメージが、
ようやく癒えてまいりました。
しかし、ランニングもですが、
空手についても、やる気が高まっています。
今日はその理由を考え、思ったことを
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【 高みを目指すなら 「出し惜しみ」をせず、持ちうるカードは全て使い切るべし】。
それでは、どうぞ、
■今年に入って、
ふとしたご縁から参加させていただいた、
クローズドな空手稽古の場があります。
東京大学の准教授であり
数学者である師範(極真5段)。
そして、極真空手黒帯の先輩から始まったこの道場。
そして、底に集った
体格も経験も違う、”素人”の人々。
不思議な集まりですが、
本当に「ガチンコ(本気)」で戦うため、
毎回ケガ人が続出する、
というなんともクレイジーな(魂をぶつけ合う)
集まりなのでございます。
■しかし、私はこれまで、
「大学時代ボクシングをやっていた」
という”昔取った杵柄”、
(とまでは言えないけれども)
ちょっとだけアドバンテージがありました。
ですから、2ヶ月くらい前までは、
・相手のパンチを上手くかわす、とか、
・打たれないようにさばく、とか
・相手にパンチを当てる みたいな
ことは比較的できた”ほう”だったのです。
だから、ある意味、
真剣にやっていたけれども、
全力でぶつけるのはよくないのではないか
(一応経験者だし)と思い、
「出し惜しみ」
をしていたのでした。
■ですが、2ヶ月くらい前から。
仲間たちが劇的に成長をし始めるのが、
目に見えてわかりました。
自分の速いだけのパンチでは、
全然、脅威にならない。。。
私の技は「学習」されてしまったのです。
そんな背景がありましたから、
先月は極真黒帯の先輩に、
「今自分が持っている全力で、
倒す気でやろう」
と思い、今までになく、
「本気」で思い切り打ち込みにいったのです。
そして、結果、どうなったか。
結論からすると、
「完全に返り討ちにあった」
のでした。
自分の速いパンチを当てても、
黒帯の相手には、効かない。
ラッシュをしても、
相手は止まらない。
加えて、黒帯の先輩の”突き”は
異様に重く、喰らうと、体に食い込むよう。
そして膝蹴りをもらったときには、
完全に動けなくなりました。
、、、
ボクシングの技術は、
その場では、全く通用しない。
そのことが、身に沁みて
わかったのでした。
そして同時に思ったことが、
『今の自分を手放さなければ、これ以上は強くなれない』
ということだったのでした。
、、、
■そして、このことを通じて、
思うことがありました。
それは、
「まだ、自分には、出してない武器がある」
というような、
”己に余裕をもたせた状態では、
大きな成長は見込めない”
ということでした。
人は、自分がかわいいものです。
ですから、つい
・まだ出しきっていない
・自分には使っていない武器がある
・これを出せば本当はいける
・この条件が整っていたら、勝てた
、、、
という「言い訳の余地」を残しておきたい。
自分が本気でやって、
それが全く活用できないと、
ショックですので、心のどこかで、
「本当の実力はもっとすごいし」
と思ってしまうこと、
思おうとしてしまうこと、
あると思うのです。
■しかし、そう思っているうちは、
”新たな成長”
は見込めないのです。
なぜならば、
まだ出していないカードがある、
という余裕を感じているからであり、ゆえに、
『今の自分を手放すことができない』
という状態になると思うのです。
*
思うのですが、
人が本当に成長するときというのは、
『自分が持てるあらゆるカードを出し尽くし、
それでも、何もできなかったとき』
なのです。
今の自分の100%をぶつけてダメだった時に、
厳しい現実ですが、人は自分の能力の限界を感じ、
そして自分を生まれ変わらせることができる、
そのように思うのです。
だからこそ、
暑苦しい考えのようかもしれませんが、
【高みを目指すのであれば、
「出し惜しみ」をせず、持ちうるカードは全て使い切るべし】
と思う次第です。
”「出し惜しみ」は厳禁”です。
打ち砕かれつつ、
そしてまた新しい自分を、
楽しく、創造していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
自分の限界を認めることで、
はじめてその限界を超えることができる。
プレンダン・フランシス
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