『挑戦』とは「勢い」から始まるもの。そして、乗り越えたとき、世界を広げてくれるもの
(本日のお話 2654文字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は社内ミーティング1件。
その他は、事務作業など。
毎年のことながら、
100キロマラソンの翌日の朝ミーティングはヘロヘロです。
移動時間も2倍かかるため、
ミーティング後は、ダメージによる
眠気と戦いつつ、溜まっていた事務仕事をしておりました。
今日も夜まで予定が続きますが、
省エネ気味で(でも駆け足で)
一日駆け抜けたいと思います。
ウルトラマラソンと同じですね。
*
さて、本日のお話です。
一昨日の「野辺山ウルトラマラソン100キロ」が終了し、
一緒に参加をしたメンバー同士、
今回のレースの感想、反省などを、
SNS上で投稿し合っています。
それを見て、感銘を受けるとともに、
”「挑戦」とはいかなるものか?”
について思うことがありましたので、
仲間の完走を一部引用させていただきつつ、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【『挑戦』とは「勢い」から始まるもの。
そして、乗り越えたとき、世界を広げてくれるもの】
それでは、どうぞ。
■野辺山ウルトラマラソン。
1日たって思うことは、
今回、私の中でのハイライトは、
もしかすると「自分」ではなく、
『私が声をかけて(ほぼ無理やり)巻き込んだ仲間』
の戦いだったかもしれないな、
とふと思ったのでした。
*
もちろん、自分の目標も、
ものすごく大事です。
でも、それと同じくらい、
「仲間」が達成することは、
かけがえのないことだな、
といつからか思うようになりました。
当たり前の話ですが、
人の人生は、一粒一粒価値があります。
基本、人は自分が一番大事である、
というのが生命体としての基本ですが、
妻/夫、友人、子供、
父/母、同僚、大切なお客様、、
なども、捉え方によっては、
「自分の人生の一部」である、
と捉えることもできます。
■”自分の人生”の主人公は自分ですが、
そこに出てくる、重要人物達は、
「自分にとって大切な人たち」
と言うことができるかもしれない。
だからこそ、
彼ら/彼女らが壁を乗り越え
視野が広がり、より大きくなることは、
「自分の人生が豊かになる」
と、同義ではなかろうか、
とも、そこはかとなく
感じることがあるのです。
■と、そんな、共に野辺山を駆け抜けた仲間達。
彼らが、今回のハイライトとして
こんなことを書いていたのが印象的で、
そして素晴らしいな、と思いました。
そして同時に、コメントの中に、
“「挑戦」とはいかなるものか?”
について、改めて気が付かされたのです。
(プライベートなやりとりですが、表現を一部変えて、
以下コメントをご紹介いたします)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
友人:T氏(外資系コンサル勤務、クレバーかつ実直な男性 30代)
今回の野辺山ウルトラマラソン、
本当にありがとう。素晴らしい経験でした。
ヤス(紀藤)が、最初に
「Tもやろうよ!」と言い出したときは、
”フルマラソンすらまだなのに悪ふざけがすぎる!”
と半ギレだった。
しかし、度重なるアプローチの末、
決心して、エントリーしてからは、
絶対やり遂げてやると思い、頑張れた。
機会ももらい、応援ももらい、
実績ももらった。本当にありがとう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
友人:S氏(人材系営業、素直で真面目で誠実さの塊 30代)
昨日、野辺山で行われた
100キロマラソンにチャレンジし、
制限時間(14時間)の3分前にゴール!
無事完走しました。
思い返せば今年の正月、友人の紀藤氏より、
「野辺山100キロマラソン出ようよ!人生観変わるよ」
と誘いを受け、
”ノリとお酒の勢いでその場で申込み”
をしました。
翌日、絶望的に後悔をしながらも、
「今更断るのはかっこ悪すぎる、、、」
と出走を決意しました。
(中略)
半年前には、異次元の世界かと思っていた
100キロですが、思い切ってチャレンジしてよかった!
一緒に戦ったチーム野辺山の皆様、
現地ボランティアスタッフの皆様、
めちゃめちゃ勇気をもらいました。
本当にありがとうございました!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
、、、というようなメッセージ。
本当は、個人的な繋がりもあり、
大変感動的かつ、素晴らしいメッセージで
全文紹介したいのですが、
今回メルマガにてお伝えしたい、
要点にのみ絞ってご紹介させていただきました。
■さて、上記のメッセージより、
“「挑戦」とはいかなるものか?“
このことを考えてみたいのです。
*
ちなみに、「挑戦」という言葉を、
今一度、辞書にて調べてみました。
ちょうせん【挑戦】
《名・ス自》
・戦いをいどむこと。
・相手に戦いをしかけること。 「―状」
・困難な事にいどむこと。 「北極探検に―する」
だそうです。
すなわち、
”「困難な事にいどむこと」= 「挑戦」”
なのです。
逆に言えば、
”「困難」と思わなければ、それは挑戦ではなく、
予定調和の安全圏の中で、粛々と行動したにすぎない”
とも言えるのではないか、
と思うわけです。
■上記で紹介した2人は、
今回、キング・オブ・ウルトラマラソンという
野辺山ウルトラマラソンを完走しました。
これは間違いなく、
「困難なことにいどんだ挑戦」
であったことは、疑いようもありません。
、、、
では、最初、彼らはどう思っていたのか。
そこを考えたいのです。
最初、私が誘ったとき、
まず口から出た言葉は、
「絶対ムリ」
でした。
実際、振り返って彼らが思ったことも、
・”フルマラソンすらまだなのに悪ふざけがすぎる!”
・”翌日猛烈に後悔をした、、、”
と語っています。
でも、やり遂げました。
そして思うに、【挑戦】とは、
そういうものなのです。
・ムリだと思える
・どうみても無謀
・荒唐無稽すぎる
だからこそ、
「挑戦」であり、
それを成し遂げた時に、
世界が違って見えるようなインパクトがある、
そのように思うのです。
■当たり前ですが、
”自分がムリと思っていること”
は、どこかで選択肢から除外してしまいます。
でも、「今の自分の視点」でみれば
ムリのように思えても、それは正しいとは限らない。
だからこそ、
【『挑戦』とは「勢い」から始まるもの。
そして、乗り越えたとき、世界を広げてくれるもの】
である、そのように思う次第です。
*
「挑戦」は、なんでも構いません。
ウルトラマラソンだろうがなんだろうが、
大きい小さいもなく、なにかに「挑戦」をして、
達成し、自信をつけること。
それが、周りの人にも影響を与え、
波紋が拡がっていく素晴らしい活動である、
私はそう思ってやみません。
兎にも角にも、
『最初は「勢い」である』
このことだけは、
強く、強くお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
勝って、勝ちにおごることなく、
負けて、負けに屈することなく、
安きにありて、油断することなく、
危うきにありて、恐れることもなく、
ただ、ただ、一筋の道を、踏んでゆけ。
嘉納治五郎
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