人の成長とは、「技」を極め、「道」へと到るもの
(本日のお話 1992文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、1件のアポイント。
ならびに、7つの習慣の社内ファシリテーターである方が、
今後、社内で開催される「7つの習慣」の実施のため、
公開コースにご見学に来られており、その立ち会いなど。
だいぶ、体のダメージが癒えて来ましたので、
頭の回転も戻りつつあります。
何よりも、14時間以上ずっと2000メートル級の山で、
日光に晒され続けてきたため、
顔の日焼けが大変なことになっております。。
プロテイン(タンパク質)をとって、
早く回復させてまいります。
*
また、先日ご案内いたしました、
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「6/9(土)「ストレングス・ファインダー」ワークショップ(1日)
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について、多数のお申込み、ありがとうございます!
ここまでお申込み頂いた方、
受付をさせていただいておりますので、
また追って詳細の連絡をお送りいたします。
(まだご連絡ができておらず、申し訳ございません)
定員の20名にすでに達しておりますが、
「どうしても参加したい」という方がいらっしゃれば、
お申し付けくださいませ。
皆様の、新しい視点を得て、
より良く生きるための、
お手伝いをさせていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
*
さて、本日のお話です。
昨日、名古屋から「7つの習慣」の
公開コースを受講にお越しいただいた、
人材開発の責任者のMさん。
彼と、研修が終わった夜、
「人が成長するとはどういうことか?」
というテーマで、
思うところを語らい合いました。
その中で、気づき、
改めての発見がございましたので、
皆様に、ぜひご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【人の成長とは、「技」を極め、「道」へと到る】。
それでは、どうぞ。
■少し前から、あるご縁から、
「空手」(というより総合格闘技に近い)
に参加させていただき、
まだ未熟ながら、その体験を通じて、
思考の幅が広がっているように思います。
それが、「技」と「道」について。
*
例えば、
私は元々大学時代ボクシング部(アマチュア)だったので、
「パンチ」という「技」については、
多少、上手に行うことができます。
すると、いろんな「技」があるのです。
例えば、
・ジャブ
・ストレート
・フック
・アッパー
・ボディ
そして、これらを組み合わせると、
もうちょっと上位の「技」となります。
例えば、
・ワン・ツー(左ジャブ&右ストレート)
・ワン・ツー・フック(ジャブ&ストレート&フック)
・4回(左右左右)
・かわして、右フック
など。
私のような力量のものが、
あまり「技」と語れるものでもありませんが、
それでも「技」を練習し、
一つずつ身に染み込ませていくと、
それは一つの武器になる、
という感覚はあるのです。
そして、今の私の空手の師範ともなると、
ボクシング、極真空手、
色々な「技」を複合して、
自身の独自の理論が出来上がってゆく。
そして、
「武道(武の「道」)とはなにか?」
ともよべる、深い生き様、
ポリシーとも呼べるものに昇華されていく、
そのように感じています。
■そして、昨日の、
「人が成長するとはどういうことか?」
という話も、実はこの
「武道を極める」
というプロセスに、すなわち、
【「技」を極め、「道」へと到る】
ことに、とても似ているのではないか、
と思うわけです。
*
例えば、営業だってそう。
例えばある商品の営業のプロセスでは、
・新規アポイント獲得
↓
・新規訪問
↓
・信頼関係構築
↓
・商談
↓
・契約
↓
・フォロー
という流れで、「営業」が進みます。
成果を出そうとするのであれば、
「新規アポイント獲得」のために、
”流れるようなTELアポの話し方などの「技」”
が必要になるでしょう。
また、最初の新規アポイントがとれても、
その次は新規訪問でグッとお客様の心を近付けるための
”信頼を生み出す話し方/商品・業界知識などの「技」”
も必要でしょう。
その他にも、
・深いヒアリングの技法
・魅力的なプレゼン手法
・情報提供のエレガントな方法
・社内外の人を巻き込む力
・より質の高い商品提供をする工夫
・期待値を超えるフォローの方法
、、、
などなど、「営業」とひとくくりにいっても、
たくさんの「技」が、
そこには詰まっているのでしょう。
■そして、上記の「技」を、
積み重ねるように、少しずつ極めて行った先に、
”百発百中”
”出会った人は皆お客様”
とも呼べる、頭ひとつも、ふたつも
抜きん出た状態となり、
その時に
”我が思う、営業の「道」とは?”
という深く、自分の中での再現性が高いステージへと、
突入していくのではなかろうか、
そのように思ったのです。
■「営業はお客様のために」。
そう口で言うことは簡単です。
しかし、同時に思うのが、
『もし、己の「道」を語るのであれば、
然るべき「技」を磨くこと』
は当然の努力として、必要なのではないか、
ということ。
「道」を語る人が、実は弱かった。
「道」を語りながらも、実際は実力がない。
、、、となってしまえば、
それは「綺麗事」でしかなく、
せっかくのいい言葉の意味も、
薄っぺらく、真実味のないものになってしまいます。
そしてそれでは、やっぱりもったいないのです。
だからこそ、言っていることが
きちんと形にできるように、
【「技」を極め、「道」へと到る】
というプロセスを、愚直に歩み続けること、
そのことが、大変重要なのではなかろうか、
そのように思う次第です。
私自身、まだまだできていない「技」だらけ。
『道』がおぼろげながら見えている気もしますが、
全然いたっていないな、と思いつつ、
自戒の念も込めて、書き記した次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
わが行く道に 茨(いばら)多し
されど生命の道は一つ
この外に道なし この道を行く
武者小路実篤
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