「ビリギャル」の実物モデルから学ぶ、不可能を可能に変える5つのポイント
(本日のお話 2066文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のアポイント。
お昼間は、友人であり、
非常にパワフルな女性である
Mさんとランチミーティング。
これから先、組織を越えて、
同じような志を持つ人が繋がっていくのだろうな、
と感じた時間でした。
*
また、夜はあの有名な
『ビリギャル』
のモデルになった、
小林さやかさんの講演を聞きに、永田町へ。
※参考記事:小林さやか氏
http://college.nikkei.co.jp/article/26793818.html
非常に学びになる時間であるとともに、
「やはり学びの本質はここにあったか」
と思うばかりでした。
本日は、その『元・ビリギャル』こと
小林さやかさんの講演から感じたこと、
そして学んだことについて、皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「ビリギャル」の実物モデルから学ぶ、不可能を可能に変える5つのポイント】
それでは、どうぞ。
■「ビリギャル」、といえば、
きっと多くの方が、
一度は耳にしたことがある話かと思います。
2013年に出版された、
以下の本が、非常に話題になり、
有村架純さん主演で、映画化もされました。
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(著:坪田信貴)
http://amzn.asia/ieo1Nl8
私は、実は、
本も映画も見たことがなかったのですが、
昨日の小林さやかさんのお話は、
大変引き込まれるもので、
「この人はホンモノだ」
と心底思わされたのでした。
■ちなみに、小林さんは現在30歳。
年齢的には、
”いい大人”なのですが、
本当にパワフルで、
歯に衣着せぬキャラクターであり、
そして立場の違いや人との壁を感じさせない、
大人も子供も、皆平等、、そんな雰囲気を漂わせる
魅力的な方であると感じました。
■さて、そんな小林さんがお話された
お話の内容で、
『不可能を可能にするポイント』
という話が、大変興味深いものでした。
この話は、全国で学生、
また保護者の方にお伝えしているそうなのですが、
聞いていて、
「学生だけでなく大人も全く同じ話だよな」
と思わず納得せずにはいられない内容だったのです。
ちなみに、その
「不可能を可能にするポイント」とは、
以下のような話でした。
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『不可能を可能にする5つのポイント』
<1,ワクワクする目標を作ろう>
元々ビリギャルこと小林さんは、
恩人である坪田先生に「東大興味ない?」と言われたとき、
「東大は銀縁メガネで硬そうだからイヤ。
慶応大学はジャニーズの櫻井翔がいて、
イケメンがいっぱいいそうだから、いってもいいよー」
といったそう。
”イケメンがいっぱいいるから、慶応いく”
そんな目標でも、心がワクワクすることのほうが、
よっぽど重要。ワクワクしないと活力が生まれない。
<2,根拠のない自信を持とう>
小林さんは、お母さん、そして恩人の坪田先生に
「絶対にできる、さやかちゃんはすごいんだから」
「ほんとにすごいね、なんでもできちゃうね」
と、ひたすら肯定され、心で抱きしめられて
育てられてきたそう。それがあったから、ビリギャルでも、
偏差値30でも、「やればできる」という自信があった。
(これは、教育の連鎖であるため、
特に、ご両親(お母さん)のあり方が大きく関わってくるようです)
<3,具体的な計画を立てよう>
最初は「基礎固め」として、小学校の教科書から始まったそう。
高校3年生になっても、成績は変わらなくても、
かならず身につけた基礎は、急激に伸びて、追い抜いていく。
そのマイルストーンを坪田先生と一緒につくったから、
信じてついていくことができた。
<4,目標や夢を公言しよう>
「自己成就予言」というものがある。
言っていると叶うというのがあるが、あれは本当の話。
「慶応行く」と近所に言いふらしまくって、
「あの○○さんの家のギャル、慶応いくらしいわよ」と
近所で変人扱いされたけれども、言えばいうほど、
逃げ場もなくなっていくし、
「(無意識でも意識的にでも)そうなるように行動していく」
という変化が訪れ、実現に近づいていった。
<5,憎しみをプラスの力に変えるべし>
「もしお前が慶応いったら、裸で逆立ちで校庭を1周してやるよ」
とある先生がいったそう。また校長先生からは「人間のクズ」と言われたことも。
”そういう人たちを絶対見返してやる”
という憎しみがあったから、
それがパワーとなり、頑張り抜くことができた。
「負」のエネルギーも使いようであり、
達成したあとは、むしろそういう機会を作ってくれた人に、
感謝をしたくなるものである。
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、、、
と、一部ではありましたが、
上記のようなお話を聞かせていただきました。
■そして、これらを改めて見返して思うのが、
『原則は同じである』
ということ。
・夢や目標を持つ
・公言して、逃げ場をなくす
・やりきれると信じる
これは、仕事でも、勉強でも、
または先週末に私と仲間で走った
100キロマラソンでも、
全く同じことが言える話である、
そう、感じたのでした。
■と、同時に、「ビリギャル」モデルの
小林さやかさんが最後に言っていたのが、
『私は、お母さんと、坪田先生という、
最高のコーチにたまたま巡り会えた。
それが幸運だった』
、、、そんな話をしていました。
学校の先生は、確かに、
”何かを「教える」”という、
ティーチングはしていた。
でも、本当に、自分がやりたいこと、
自分を認め、導いてくれたのは、
お母さんであり、先生であり、
それは、”可能性を引き出す”という、
コーチングであったのだ、と、
今振り返ると、そう思います。
、、、
そんな言葉が印象的だったのです。
■人は、人との出会いで変わるもの。
そして導く人がいてこそ、
誰かの可能性は発揮される。
ビリギャル誕生の背景の話を聞き、
「不可能を可能にする方法」と同時に、
”出会いの大切さ”
”縁の大切さ”
なども、改めて認識した次第です。
自分も、そんな人になるべく、
努力してまいりたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、
なお残っているもの、それこそ教育だ。
アインシュタイン
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