「人の強み」とは、「鼻筋」のようなものである
(本日のお話 2310文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
またしても、メルマガが、
こんな時間になってしまいましたが昨日のご報告。
昨日木曜日は、2件のアポイントでした。
ならびに、明朝からストレングス・コーチングの実施、
加えて、夜からはお客様と懇親会。
そして合間に、週末のワークショップの
プログラム作成など、でした。
(めちゃくちゃですが、楽しんでおります)
*
また、手前味噌ですが、
明日土曜開催の
『「ストレングス・ファインダー」ワークショップ(1日)
~自らの「強み」を知り、好きで得意なことを仕事と人生に活かす方法を学ぶ~』
https://goo.gl/forms/RzOt7cjfR5BlC85S2
かなりの良いコースに仕上がってきております。
今回は初めての「一般向け実施」とのことで、
1日1万円というモニター価格での提供でしたが、
この価格での実施は、最初で最後になりそうです。
今後、実施するのはまだ未定ですが、
またやるときはメルマガにてご案内いたしますね。
楽しみにしていてくださいませ!
*
さて、本日のお話です。
昨日ストレングス・コーチングを実施する中で、
改めて思うことがありました。
それは、
「人は”自分のこと”が見えないものである」
(ほとんど例外なく)
ということ。
今日はこのお話について、
ある”比喩”を用いて、感じた気づきを
皆様にお伝えできればと思います。
タイトルは、
【「人の強み」とは、「鼻筋」のようなものである】。
それでは、どうぞ。
■先日のコーチングでのお話。
お客様は、大変魅力的な方で、
素晴らしい才能を持たれている人でした。
特に「人に好かれ、育てる能力」に、
非常に長けていて、なかなかない「才能」をお持ちなのでした。
例えば、
「共感性」・・・人の気持ちがわかる
「個別化」・・・その人の特別なところがわかる
「成長促進」・・・人を育てることに喜びを感じられる
などなど、「人」「人」「人」と、
エッジが立っているからこそ、
本当に活用してとがらせると、
爆発的な力を生むことができる、、、
そんなことを感じる方なのでした。
■しかしながら、お話を聞けば聞くほど、
あることがわかってくるのです。
というよりも、ほとんどの
クライアントさんで起こるのですが、
『自分では、自分の「才能」を認識できない』
ということ。
*
面白いもので、
人は従来からの教育で、
”足りないところを埋める”
という教育方針で育ってきました。
体育が「5」でも、
数学が「2」だったら、
体育はもういいから、まず数学を「3」にしようね、
みたいな。
コップでも、鏡でも、人間でもなんでも、
人は心理的に、
「欠けているところに目が向く」
という性質を持ちますので、
そんな教育になるのも、
ある意味致し方ないことかもしれません。
でも、それは「もったいない」のです。
■別の見方で見れば、
”体育が「5」で、
ビリビリと可能性を感じられるのであれば
突き抜けてアスリートを目指してもいいのではないか”
とも考えられます。
加えて、
「アスリートなんて食べていくのが大変」、
なんて意見もあるかも知れないけれど、
苦手な数学を「2」から「3」にしても、
それでどんな貢献ができるんだ、
という話。
だったら
「好きで得意なこと」
を武器にしたほうが、
ずっと幸せだし、いいと思うのです。
(、、、と思うのですが、いかがでしょうか)
■そしてこの構図は、
何も、小学生、中学生の
”成績評価”
だけではなく、社会人になってからも、
否、社会人を卒業しても、いくつになっても同じことが言える、
と思うのです。
*
世の中には、本当にいろんな人がいます。
ものすごく賢く、
話を聞きながら、頭の中で、
無意識にロジックツリーができるような、
「分析」が得意な人もいたりします。
でも、そういう人は同時に
「ちょっと表情が固くて、人見知りで、新しい人が苦手」
だったりする。
そういう人は、愛想を求められる「新規営業」よりも、
「コンサルタント」「アナリスト」などのほうが、
力を発揮できるかもしれない。
逆に、あまりロジカルに考えることはできないけれど
理論よりも”感情を大切にしたい”という、
「共感力」あふれる人がいたとしたら、
「コーチ」とか、「教師」とか、
”人と関わる仕事”で活躍すれば良い。
、、、
あくまでも一例ですが、
「餅は餅屋」だと思うわけです。
■でも、そういうことは、
”周りから見るとその人の「才能」はわかるのに、
なぜか自分ではわからない”
ものなのです。
そして、それはなぜか?
と考えてみると、人の「才能」とは、
例えるならば、
『鼻筋』
のようなものだから、
なのでしょう。
”顔の中心”にある。
外からはものすごく目立つ。
でも、自分では見えない。
それが『鼻筋』です。
そして、人の「才能」も同じようなものなのです。
その人の”中心”にあるのに、自分では見えないのです。
■だからこそ、人は、
自分を客観的にみて、
そして進むべき舵を適切に向けるために、
「コーチ」や
「フィードバック」
を活用することが自分を育て、
自分という船を上手に乗りこなすことに、
役に立つのだろう、
そんなことを思ったのでした。
■ちなみに、私も現在、
2人の方からコーチを定期的に受けております。
それはやっぱり自分のことは見えないから。
そして、思うことは
”善意でのフィードバックは、
プラスになりこそすれ、マイナスに働くことはない”
と私は強く思います。
、、、ということで、
ぜひ、自分の”鼻筋”を見つめる仕組みを設けつつ、
「才能」を活かした生き方を、
見つめていきたいものですね。
■そしてちなみに、1つご案内です。
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それでは、良い週末をお過ごしください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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<本日の名言>
自己探求の旅に目的があることは良いことだ。
しかし、結局、大切なのは旅そのものなのである。
アーシュラ・K・ル=グウィン
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