メールマガジン バックナンバー

1574号 2018年6月8日

「人の強み」とは、「鼻筋」のようなものである

(本日のお話 2310文字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

またしても、メルマガが、
こんな時間になってしまいましたが昨日のご報告。

昨日木曜日は、2件のアポイントでした。
ならびに、明朝からストレングス・コーチングの実施、
加えて、夜からはお客様と懇親会。

そして合間に、週末のワークショップの
プログラム作成など、でした。

(めちゃくちゃですが、楽しんでおります)



また、手前味噌ですが、
明日土曜開催の

『「ストレングス・ファインダー」ワークショップ(1日)
 ~自らの「強み」を知り、好きで得意なことを仕事と人生に活かす方法を学ぶ~』
 https://goo.gl/forms/RzOt7cjfR5BlC85S2


かなりの良いコースに仕上がってきております。

今回は初めての「一般向け実施」とのことで、
1日1万円というモニター価格での提供でしたが、
この価格での実施は、最初で最後になりそうです。


今後、実施するのはまだ未定ですが、
またやるときはメルマガにてご案内いたしますね。
楽しみにしていてくださいませ!



さて、本日のお話です。

昨日ストレングス・コーチングを実施する中で、
改めて思うことがありました。

それは、

「人は”自分のこと”が見えないものである」
(ほとんど例外なく)

ということ。


今日はこのお話について、
ある”比喩”を用いて、感じた気づきを
皆様にお伝えできればと思います。


タイトルは、


【「人の強み」とは、「鼻筋」のようなものである】。


それでは、どうぞ。


■先日のコーチングでのお話。

お客様は、大変魅力的な方で、
素晴らしい才能を持たれている人でした。

特に「人に好かれ、育てる能力」に、
非常に長けていて、なかなかない「才能」をお持ちなのでした。

例えば、

「共感性」・・・人の気持ちがわかる

「個別化」・・・その人の特別なところがわかる

「成長促進」・・・人を育てることに喜びを感じられる

などなど、「人」「人」「人」と、
エッジが立っているからこそ、
本当に活用してとがらせると、
爆発的な力を生むことができる、、、

そんなことを感じる方なのでした。


■しかしながら、お話を聞けば聞くほど、
あることがわかってくるのです。

というよりも、ほとんどの
クライアントさんで起こるのですが、


『自分では、自分の「才能」を認識できない』


ということ。



面白いもので、
人は従来からの教育で、

”足りないところを埋める”

という教育方針で育ってきました。

体育が「5」でも、
数学が「2」だったら、
体育はもういいから、まず数学を「3」にしようね、
みたいな。

コップでも、鏡でも、人間でもなんでも、
人は心理的に、

「欠けているところに目が向く」

という性質を持ちますので、
そんな教育になるのも、
ある意味致し方ないことかもしれません。

でも、それは「もったいない」のです。


■別の見方で見れば、

”体育が「5」で、
 ビリビリと可能性を感じられるのであれば
 突き抜けてアスリートを目指してもいいのではないか”

とも考えられます。

加えて、
「アスリートなんて食べていくのが大変」、
なんて意見もあるかも知れないけれど、

苦手な数学を「2」から「3」にしても、
それでどんな貢献ができるんだ、

という話。


だったら

「好きで得意なこと」

を武器にしたほうが、
ずっと幸せだし、いいと思うのです。

(、、、と思うのですが、いかがでしょうか)


■そしてこの構図は、
何も、小学生、中学生の

”成績評価”

だけではなく、社会人になってからも、
否、社会人を卒業しても、いくつになっても同じことが言える、

と思うのです。



世の中には、本当にいろんな人がいます。

ものすごく賢く、
話を聞きながら、頭の中で、
無意識にロジックツリーができるような、
「分析」が得意な人もいたりします。

でも、そういう人は同時に
「ちょっと表情が固くて、人見知りで、新しい人が苦手」
だったりする。

そういう人は、愛想を求められる「新規営業」よりも、
「コンサルタント」「アナリスト」などのほうが、
力を発揮できるかもしれない。


逆に、あまりロジカルに考えることはできないけれど
理論よりも”感情を大切にしたい”という、
「共感力」あふれる人がいたとしたら、
「コーチ」とか、「教師」とか、
”人と関わる仕事”で活躍すれば良い。

、、、

あくまでも一例ですが、
「餅は餅屋」だと思うわけです。


■でも、そういうことは、

”周りから見るとその人の「才能」はわかるのに、
 なぜか自分ではわからない”

ものなのです。


そして、それはなぜか?
と考えてみると、人の「才能」とは、
例えるならば、


『鼻筋』


のようなものだから、
なのでしょう。


”顔の中心”にある。
外からはものすごく目立つ。
でも、自分では見えない。

それが『鼻筋』です。


そして、人の「才能」も同じようなものなのです。
その人の”中心”にあるのに、自分では見えないのです。


■だからこそ、人は、
自分を客観的にみて、
そして進むべき舵を適切に向けるために、

「コーチ」や
「フィードバック」

を活用することが自分を育て、
自分という船を上手に乗りこなすことに、
役に立つのだろう、

そんなことを思ったのでした。


■ちなみに、私も現在、
2人の方からコーチを定期的に受けております。

それはやっぱり自分のことは見えないから。

そして、思うことは

”善意でのフィードバックは、
プラスになりこそすれ、マイナスに働くことはない”

と私は強く思います。


、、、ということで、
ぜひ、自分の”鼻筋”を見つめる仕組みを設けつつ、
「才能」を活かした生き方を、
見つめていきたいものですね。


■そしてちなみに、1つご案内です。

また、7月より個別コンサルティングの枠を
【2枠】増加することにしました。
(起業の諸々が落ち着きそうなので)

ご興味がある方は、以下より御申込くださいませ。
私の1500号のメルマガの知見、
持ちうる全てをかけて、皆様の人生に貢献したいと思います。

(2枠限定ですので、お早めに)


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【個別コンサルティング/コーチングについて】

法人様・個人様を問わず、紀藤による個別コンサルティングを承っております。
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それでは、良い週末をお過ごしください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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<本日の名言>

自己探求の旅に目的があることは良いことだ。
しかし、結局、大切なのは旅そのものなのである。

アーシュラ・K・ル=グウィン

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